あべ俊子の発言 (文教科学委員会)

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○副大臣(あべ俊子君) 文部科学副大臣のあべ俊子でございます。
 副大臣として、大臣をよく補佐し、日本の将来を担う人を育てる教育の振興、スポーツ立国の実現を始め、文部科学行政の推進に全力を尽くしてまいります。
 今後とも、高橋委員長を始め、理事、委員の皆様方の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 続きまして、令和六年度文部科学省関係予算概要説明につきまして、その概要を説明させていただきます。
 先般の令和六年能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、御遺族、被災された方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げる次第でございます。被災地に寄り添いながら、学校や文化財等の復旧や子供の環境に応じた学びの継続の確保への支援に向けて、最大限の努力をしてまいります。
 さて、令和六年度文部科学省関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 令和六年度予算に関しましては、一般会計五兆三千三百八十四億円、エネルギー対策特別会計一千八十五億円などとなっております。
 第一に、質の高い公教育の再生として、小学校高学年の教科担任制の強化や三十五人学級の計画的な整備、教員業務の支援員の全小中学校への配置等により教師を取り巻く環境整備を充実するとともに、教師人材の確保強化を図ってまいります。
 また、GIGAスクール構想の着実な推進と学校DXの加速化、幼児教育の質の向上と小学校への円滑な接続、高等学校改革、学校健康教育等を推進いたします。
 さらに、部活動の地域連携や地域クラブ活動移行に向けた環境の一体的整備を行います。
 第二に、新しい時代の学びの実現に向けた学校施設の整備として、学校環境の、教育環境の向上と老朽化対策の一体的整備、キャンパスの共創拠点化、防災機能強化、脱炭素化などを推進いたします。
 第三に、高等教育機関の多様なミッションの実現といたしまして、基盤的経費の充実やめり張りのある配分による改革の推進、高等専門学校の高度化、国際化を推進するとともに、グローバル人材や高度専門人材の育成等を推進いたします。
 第四に、誰もが学ぶことができる機会の保障といたしまして、不登校、いじめ対策等の推進や夜間中学の設置促進、生涯を通じた障害者の学びを推進するとともに、日本語教育、外国人児童生徒等への教育等の充実や、在外教育施設の機能強化を進めてまいります。
 また、地域の教育力の向上、体験活動の充実、学校安全体制の整備を進めるとともに、リスキリングを含めたリカレント教育等社会人の学び直しの機会の拡充を進めてまいります。
 さらに、高校生等への修学支援、高等教育の修学支援の充実など、各教育段階の負担軽減による学びのセーフティーネットを構築します。
 第五に、スポーツ立国の実現を目指し、地域スポーツ環境の総合的な整備充実、本年実施されるパリ・オリンピック・パラリンピック競技大会における選手へのサポートを行うなど持続可能な競技力向上体制の確立、スポーツの成長産業化、スポーツによる地方創生等に取り組んでまいります。
 第六に、文化芸術立国の実現を目指しまして、地域の誇りである文化財の継承の危機から脱却するため、修理、防災対策、活用等の緊急強化を推進します。
 また、文化芸術の創造活動、人材育成の推進やグローバル展開、創造性豊かな子供の育成、文化振興を支える拠点等の整備充実などを図ります。
 第七に、我が国の抜本的な研究力向上と優秀な人材の育成のため、優れた若手研究者の養成、確保として、特別研究員制度の博士後期課程学生への支援の充実を図ります。加えて、学術研究、基礎研究の推進を図るため、科研費を始め、研究者のキャリアや研究成果に応じた切れ目ない研究費の支援の充実を図るとともに、科学技術イノベーションの戦略的な国際展開を推進いたします。
 また、ソサエティー五・〇を実現いたしまして、未来を切り開くイノベーションの創出に向け、大学発スタートアップの創出を促進いたします。加えて、ナノテラスの共用やSPring8の高度化に向けた取組など、世界最高水準の大型研究施設の整備、成果創出を促進いたします。
 第八に、生成AIを始めとするAI、量子技術、脳科学などの健康、医療、マテリアル等の国家戦略を踏まえた重点分野の研究開発を戦略的に推進いたします。
 また、国民の安全、安心やフロンティアの開拓に資する課題解決型の研究開発として、宇宙・航空分野、海洋・極域分野、地震・火山・防災分野、フュージョンエネルギーを含む環境エネルギー分野、原子力分野の研究開発を推進いたします。
 以上、令和六年度文部科学省関係予算の概要につきまして御説明申し上げました。
 なお、これらの具体的な内容につきましては、お手元に資料をお配りいたしておりますので、説明を省略させていただきます。
 以上です。

発言情報

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発言者: あべ俊子

speaker_id: 3502

日付: 2024-03-12

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会