斉藤鉄夫の発言 (本会議)
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○国務大臣(斉藤鉄夫君) 伊藤岳議員にお答えいたします。
まず、地域公共交通確保維持改善事業の予算の増額についてお尋ねがありました。
乗り合いバスを始めとする地域公共交通は、人口減少による利用者の減少に加え、運転者の人手不足等により、多くの地域で深刻な状況にあると認識しております。
このため、国土交通省においては、昨年来、地域公共交通の確保、維持、さらにはリデザインの取組を推進しており、令和五年度補正予算及び令和六年度政府予算案において、地域公共交通確保維持改善事業を含む各種財政支援措置を計上しているところでございます。
地域公共交通は、地域公共交通を将来に向けて守るため、地域公共交通確保維持改善事業を始め、予算の、必要な予算の確保に最大限努めてまいりたいと決意しております。
次に、いわゆるライドシェアについてお尋ねがありました。
過去において、タクシーの供給過剰による収益基盤の悪化や運転者の労働条件の悪化等の問題が生じ、タクシーが地域公共交通としての機能を十分に発揮することが困難な状況となり、これを解消することを目的として平成二十一年にタクシー特措法が制定されたと、こういう経緯がございます。こうした経緯も踏まえ、タクシー運転者の労働条件や処遇は大変重要だと認識しております。
現在、地域交通の担い手や移動の足の不足といった喫緊の課題に対応するため、地域の自家用車や一般ドライバーを活用する新たな運送サービスを四月から開始すべく、準備を進めております。
この運送サービスはタクシーの不足を補完する範囲内で実施するものとしておりまして、タクシー運転者の労働条件や処遇などの点も十分に踏まえ、慎重に制度設計してまいりたいと思っております。(拍手)
〔国務大臣武見敬三君登壇、拍手〕