猪口邦子の発言 (本会議)

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○猪口邦子君 外交・安全保障に関する調査会における中間報告について、御報告申し上げます。
 本調査会は、三年間の調査テーマを「21世紀の戦争と平和と解決力~新国際秩序構築~」とし、二年目の調査では、「LAWS(自律型致死兵器システム)に関する国際的なルール作り及び対人地雷禁止条約の履行確保に係る取組と課題」、「武力紛争等と人道主義の実践・再構築に向けた取組と課題」、「FMCT(核兵器用核分裂性物質生産禁止条約)の交渉開始への取組と課題」、「気候変動や武力紛争等の影響を踏まえた国際的な食料・エネルギー安全保障及び人間の安全保障の確保等に向けた取組と課題」及び「気候変動が海洋法秩序に及ぼす影響への対策と取組の在り方」について、計十五名の参考人から意見を聴取し、質疑を行ったほか、委員間の意見交換を行い、主要論点の整理を含む中間報告書を取りまとめ、去る五日、議長に提出したところであります。
 以下、主要論点の主な内容を御報告いたします。
 まず、LAWS及び対人地雷禁止条約等の軍縮・不拡散に関し、ソフトローなどLAWS規制の在り方、対人地雷禁止条約及びクラスター弾に関する条約の履行確保などの課題、市民社会の役割などの論点について意見がありました。
 次に、FMCT等の核軍縮・不拡散に関し、核兵器なき世界を目指す中でのFMCTの意義、FMCTの交渉開始が困難な中での暫定的代替アプローチの在り方、FMCTと核兵器禁止条約との関係性や非軍事用核分裂性物質への対応の在り方などの論点について意見がありました。
 さらに、人道主義に関し、医療活動の保護や開発機関との連携など人道支援活動が直面する課題や取組、国際人道法の遵守や人道主義の実践に向けて日本が果たすべき役割、ガザ情勢をめぐる評価と求められる支援などの論点について意見がありました。
 続いて、食料・エネルギー安全保障と人間の安全保障に関し、気候変動や紛争が食料・エネルギー安全保障に及ぼす影響、気候変動をめぐる日本の課題と取組、日本と国連開発計画の連携の重要性などの論点について意見がありました。
 最後に、海面上昇と海洋法秩序に関し、気候変動が海洋に及ぼす影響、海面上昇に対して領海基線を固定する場合の対応策と課題、太平洋島嶼国との連携強化に向けた取組の在り方などの論点について意見がありました。
 本調査会の三年目の活動におきましては、中間報告の論点整理も踏まえつつ、最終報告の取りまとめに向けて、更に調査を進めてまいる所存であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2024-06-07

院: 参議院

会議名: 本会議