加野幸司の発言 (予算委員会)
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○政府参考人(加野幸司君) お答え申し上げます。
インドでございますけれども、まず、冷戦下におきましては、パキスタンあるいは中国との間で国境問題を抱えて、軍事衝突も発生したということがございまして、外交、軍事面でのパートナーを必要としていたということがございます。
こうした中、インドとしては米国に接近するという動きもございましたけれども、アメリカがパキスタンを軍事的に支援する、その後は中国へ接近するということがございましたので、アメリカとの協力関係は必ずしも順調に進展してこなかったということが認識されております。
一方で、一九五〇年代以降でございますけれども、ソ連が対中牽制の観点からインドに接近をして、戦闘機や戦車を始めとする多種多様な装備品を提供したということがございまして、軍事装備面を中心にインドの対ロシア依存が高まったというふうに見られてございます。
冷戦後につきましても、インドは引き続き軍事装備面でロシアに依存するという傾向にございましたけれども、自律性を高める観点から、近年におきましては、軍事装備品の国産化あるいはロシアに依存しない協力関係の多角化、そうした取組を進めてきているものというふうに承知をしてございます。