宮崎雅夫の発言 (予算委員会)
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○宮崎雅夫君 最後に坂本大臣お話しいただきましたように、まあ成立後には、誤解が生じないようにしっかりとした周知をお願いを申し上げたいと思います。
次に移らせていただきます。
食料安全保障の観点はもちろんでございますけれども、今中心になっておられる農業者の平均年齢、よく言われることでありますけれども、六十八歳でございます。農業をやられている方はこれもちろんでありますけれども、若い皆さんが農業に魅力を感じてやってみようという気になっていただく、その環境条件を整えていかないといけないということであります。その大きな課題の一つが所得ということになるわけであります。
その中で、適正な価格の形成の促進ということも注目される一つであります。近年の肥料、飼料等の価格高騰に対する対策は打っていただいたわけですけれども、基本的に需給によって決まる農産物では価格転嫁がなかなか進まなかったということであります。
価格について言えば、例えば米は、食生活の変化とか人口減少によって主食用米の消費量は毎年十トンずつ減少しておりますので、需給は緩む方向で、基本的になかなか上がらないと、値段は上がらないという状況であります。
例えば、五キロの米の値段をまあ二千円と仮にしますと、お茶わん一杯の値段は二十五円程度ということになります。現在、日本で米を食べますのは、一人一日お茶わん二杯でありますので、一日五十円程度と。仮に倍になってもまあ百円ぐらいということになるわけです。この値段ではなかなか食べていけないというのが農家の皆さんの声であります。
パネルを御覧いただければと思いますけれども、(資料提示)六十キロ当たりの米の生産費は、令和四年産の平均で一万五千二百六十一円と。一方、令和四年産米の平均、通年平均の相対取引価格、これは一万三千八百四十四円ということでありまして、これではなかなかもうけが出ないと。自分の労賃等を削って何とかやっている状況であります。
これ、平均の話でありますので、規模が大きくなればコストが下がりますので黒字にはなっておりますけれども、一方、小規模はなかなか厳しいという現状であります。是非、このような現実も消費者の皆さんにも御理解をいただきたいというふうに思います。
ちょっと前置きが長くなりましたけれども、適正な価格の形成に向けて、これはもう誰もが大変難しいものだということは理解をしているわけでありますけれども、今後どのように具体化をしていくのか、坂本大臣にお伺いをいたします。