青山繁晴の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○青山繁晴君 若林議員から二つ質問いただきました。
 まず一つ目の日本国民の理解のことでありますが、主権国家の外交というのは、本来は、右手が外交力とすると、左手が軍事力です。戦争にならないために、軍事で問題を解決しないためには外交解決が必要だというのが本来の外交なんですが、日本はこの左手の軍事力を外交に行使することができませんので、したがって、政府開発援助を中心にしたその国のためになることを行うというのは、日本外交にとってはどうしても欠かすことができません。
 日本国民で外交が要らないと思っている人はいないです。日本が明治維新以来百五十年たちまして、貿易を始めとして全ての面でほかの国々との交流が必要だという意識は日本国民はむしろ世界で最も高いですから、ですから、こういう外交の本質を分かっていただくことによって、ODAに対しても理解がより深まると考えております。
 それから、アフリカの環境なんですけれども、例えばザンビアですと、ハマダラカという蚊がいまだに非常に多いんですね。このことも本当は、さっきの報告ではあえて触れませんでしたけれども、マラリアを媒介するハマダラカによって、マラリアはそもそも今でも世界で毎年五十万人の方々が犠牲になっているわけですけれど、ザンビアでもその犠牲が多いわけですから。
 実際、私と舞立団長がそのハマダラカの来襲に遭いまして、例えばホテルの部屋に行くときに網戸が置いてあるんですけど、この網戸の手前も多いですけど、網戸の向こうにむしろ向こうが見えないぐらいハマダラカがいて、私は部屋に入ってから原稿を書かなきゃいけない。
 余計なことを申しますが、献金も受けない、パーティーも開きませんので、原稿を書くことが政治資金の唯一の手段なので、どうしても原稿を書かざるを得ないので、どうしたかというと、もう部屋の中も蚊でいっぱいなんですよね、したがって、ホテルのフロントに行って現地でしか売っていない強力な殺虫剤を分けていただいて、その四缶ほど全部使って、済みません、こういう表現で、衣服を取って全身に塗りたくりまして、それで一回も刺されずに済みました。帰国した後に、実は合衆国政府は何でも知っていますから、この話をしたところ、実はそれは大変懸念していたということも言われました。
 実は事前に警告も受けたわけですけれども、どれぐらいアフリカにとって公衆衛生というのが深刻な問題であるかと。さっき、予防接種のことを私たちの言わば手間のように言いましたけれども、本当は現地の人々はこの瞬間もさらされているわけでありますから、今、若林議員が聞いていただいた昆虫、虫の被害、あるいは病原菌の問題というのは実は一番大事な問題の一つだと考えております。
 ありがとうございます。

発言情報

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発言者: 青山繁晴

speaker_id: 30559

日付: 2024-04-12

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会