松川るいの発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○松川るい君 お三方の参考人の先生方、本当にすばらしい御講義をありがとうございました。
自由民主党の松川るいです。
私、実は十年前、二十年前ですか、二〇〇四年からまさにジュネーブの軍縮代表部に勤めておりまして、当時、猪口大使の下で御指導もいただきましたし、その際、二〇〇五年のNPT運用検討会議では秋山先生とも御一緒させていただき、大変懐かしい思いでございます。当時もう既に十年デッドロックだったのが、いまだに全く構図と論点も変わらないまま三十年たっていることに、私は正直驚愕をしつつも、まあそうなんだろうなと思っているところであります。
今日、私、当時自分が軍縮会議もFMCTも担当していたので、率直に先生方にお伺いしたいと思うんですが、当時も全然進まないことをずっと取り組んでいることにかなりむなしい思いを若干はしたのですけれども、しかし、軍縮というのはおよそ、米ソがそうだったように、パリティーができないと軍縮しようというインセンティブというのは核兵器国にとっては起きないものなので、例えば中国についても、米ロに並ぶ千五百発にならないと削減しようというインセンティブというのは、リアルポリティックの観点からすると起きないんだろうと思うんですね。
今日、先生方のお話にもございましたが、まず私が質問したいと思いますのが、このFMCTということに関して言うと、今の私の考えでいくと、格差が固定される形では多分進まないんだろうと思うのです。なので、広義のやっぱりストックパイルも含めないと実は乗ってこない国が多いのだろうなという気はしていますが、その点についてどう思われるのか。
特に中国の核に対しては、FMCTの文脈では何を求めていくことが最も有効なのか。阿部先生はもう既に、ピアプレッシャー与えるということが大事なんじゃないのかといったような、非拘束方式でということもおっしゃっておられましたが、特にやはり日本にとっては中国の中距離核が非常に脅威でありますので、それを考えたときに、一体FMCTの文脈で中国に対して何を求めることが適切だと思われるか、教えていただきたいと存じます。
お三方だとちょっと多過ぎるでしょうか。よろしくお願いいたします。