伊波洋一の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
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○伊波洋一君 最後に川崎参考人に聞きますけれども、今日はこの資料を全部読ませていただいた、この事務局の。で、本当にないんですね、日本とこの日本の持っているプルトニウムの記述が。唯一、この川崎参考人の最後の資料のこっち側の角の方にあったのが一つです。
やはり、私は大変今厳しい状況に日本は置かれていると思います。というのは、今、安保三文書がもう発行していまして、整備計画で五年間で二千発の千五百キロか二千キロ以上の長距離ミサイルが周辺諸国に向けられるんですね。そして、我が国は核兵器を持つことは禁じられてはいないと理解しているんですね。さらに、米国の要するに核抑止力のありようとして、いわゆるヨーロッパが求めるような核の供与ということまで議論的にはあり得ると考えているんです。
そうしますと、私たちはもう運搬手段を持って、五年後には日本の全国にその長距離ミサイルが配備されますね。日本自身が、この核兵器、核弾道、開発するかどうかいかんにかかわらず、アメリカからの供与を受ければ撃てるようになっちゃうんです。まさに日本がこのアジアにおける脅威になる可能性があると私は見ているんですね、今の流れでいけば、もうこれはきちんと安保三文書の中に書いてありますから。だから、まず一つは、この国内が持っているプルトニウムによる核兵器を造ること自体も日本政府は許される範囲の中に含めておりますし、そういう中で、これだけのプルトニウムを持つことの意味、というものへの危険性、併せて長距離ミサイルを全国に配備するということの危険性。これを考えると、私たちはやはり、我が国が、北はロシア、中部は北朝鮮、そして西は中国と、この三大強国はまさに核・ミサイル大国なんですね。そこを相手にそういう脅威を自ら喧伝しているんですよ、安全保障の名の下にね。僕はとっても今大変重要な時期だと思っているんです。
ですから、核兵器をやはり禁止させるということは、そういう各種、運搬手段も含めて、我が国がやはり自制をしなきゃいけないんだろうと思うんですけど、川崎参考人にお伺いしますが、今の状況をどうお考えでしょうか。