石破茂の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○内閣総理大臣(石破茂君) 代表は本当に言葉を大切にされる方だということは、長いお付き合いでよく存じております。
 裏金というのは、私は決め付けだと思っております。それは不記載ということであって、つまり、誰から幾らいただき、それをどのように使ったか、それの出入りがきちんと示されるということが重要なのであって、その記載をしなかったということであります。そのことは、政治資金規正法が正しいという字を書くように、誰からどれだけいただいたかということをきちんと書くということは極めて重要なことなのであって、それを書かなかったということであります。不記載でございました。そのことは本当におわびをしていかなければなりません。でありますから、そこの当該議員はそれをきちんと正したということだというふうに承知をいたしております。
 そして、今脱税というお話をなさいました。
 誰かがどんな脱税をしたかということが立件をされているのでしょうか。議員がどれだけの脱税をしたということが実際に立件をされ、つまり、そのお金を、税金を払うことなく自分のものとして使ったというようなことが立件になった例は一件もございません。
 したがいまして、脱税ということは決め付けであって、私どもは、政治資金規正法、正しく記載しなかったということについては極めて良からぬことだと思っております。おわびを申し上げます。
 そしてまた、公認したではないかというお話でございます。
 それは最終的に主権者たる国民の皆様方が御判断になるということでございます。ですから、私どもとして公認ということ、ですから、代表のお言葉を使えばお墨付きということになるのかもしれません。そこにおいては本当に厳正な議論を経てまいりました。
 私も、党をお預かりする者として、長い間同志として活動してきた人たち、そういう人たちに対していろんな思いがございます。公認できないということがどれほど重いものであるかということはよく存じております。私自身、今当選十二回でありますけれども、二回無所属で戦いました。公認がないということがどんなにつらいことであるかということは百も万も承知をいたしております。
 そこにおいて、公認しないという決断をいたしました。どれほど相当と判断をするかは、それは人によって違うのでしょう。ですけども、私は、できれば、できれば同志の人たち、国民の皆様方にお願いをしたいと、気持ちはやまやまでございました。しかしながら、到底御理解が得られない、国民の皆様方のお怒りというものがそれほど強いものであるということを、総理・総裁に就任して以来、本当に肌身に感じております。
 そういうことで、大変つらい決断ではございましたが、公認しないという方を出しました。それが少ないとおっしゃいますけれども、それがどれほど厳しいものであるか、それぞれの人にとってどれほどつらいものであるかということは、よくよく判断をした上のことでございます。
 最終的な判断は主権者たる国民の皆様方にお任せをいたします。しかし、私は、これが甘いとかいいかげんだと、そのようなことは一切考えておりません。

発言情報

speech_id: 121424293X00120241009_005

発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2024-10-09

院: 両院

会議名: 国家基本政策委員会合同審査会