伊東良孝の発言 (経済産業委員会)
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○伊東国務大臣 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、御挨拶を申し上げます。
公正取引委員会は、カルテル、入札談合、優越的地位の濫用行為を始めとした独占禁止法違反行為及び下請法違反行為、さらには本年十一月に施行されたフリーランス・事業者間取引適正化等法違反行為を取り締まるとともに、これらの行為を未然に防止します。独占禁止法等の執行強化の取組を進めることや、迅速かつ的確な企業結合審査の実施が重要です。また、デジタルプラットフォームをめぐる取引分野を始めとして、様々な分野における取引実態の把握や競争の活性化に関する唱導などを通じて、競争環境の整備を進めることも必要です。
中小企業の賃上げ実現には、労務費の転嫁が課題となっている中、公正取引委員会が昨年十一月に内閣官房とともに策定した、労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針の周知徹底に引き続き取り組みます。また、適切な価格転嫁を我が国の新たな商慣習としてサプライチェーン全体で定着させていくための取引環境を整備する観点から、下請法の改正を検討し、早期に国会に提出することを目指してまいります。
これらに加え、本年六月に公布されたスマホソフトウェア競争促進法については、一部の規定を除き、公布の日から起算して一年六月以内に施行することとされているところ、同法の円滑な施行に向けた準備や周知徹底を進めてまいります。
また、その役割がますます増大しつつある公正取引委員会の体制について、質的、量的な充実を図ることに努めます。
宮崎委員長を始め、理事、委員各位の一層の御理解、御協力、また御指導を賜りますようにお願い申し上げます。
ありがとうございました。(拍手)