小熊慎司の発言 (外務委員会)
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○小熊委員 今、累積五十件というのは少ないと思いますよ。いきなりやめとなっちゃったら、やはりこれは全国的な話ですから、もっともっとあちこちで取組を始めなきゃいけないし。
私の地元に、只見町という、すごい豪雪のところで、今年も大変な状況でありましたけれども、また、数年前に二十一世紀枠で甲子園にも出させてもらって注目を浴びた町ですけれども、ここで実証実験しているんですけれども、国の支援はないんです。
町のホームページにその結果とかも載っていますので、意識ある農家さんたちがこういったことをやって、町も取り組んでいるという、志ある農家、志ある自治体でありますから、もう国の支援なしでやりましたけれども、是非、この後また連絡を取っていただいて、只見町で行われたことの知見を国にも吸収していただきたいし、今後の町の取組によっては、これは国としても支援をいただきたいと思います。
今、JAの話も出ましたけれども、一発肥料、これをインターネット上でいろいろ調べると、JAさんは、否定するような情報、私は、インターネット上ではひっかからなかったですね。かえって、この有効活用でどうやって収量を上げるかみたいな話があったり。農業新聞もそうですよ。否定的な記事は僕は見つけられませんでした。メーカーによっては、メーカーの農業者表彰によっては、この一発肥料を使って収量を上げたという農業法人に表彰を上げている。これは一企業のことですからとやかくは言えないんですけれども。
何が言いたいかというと、世の中の雰囲気がこれをみんなでやめるようにしようという雰囲気になっていない。当たり前のように、効果的であって収量が上がるという感じで、肯定的にまだなっている。世論の状況も変わっていないというふうに思います。
言うならば、地元に帰って、農家の方に、一発肥料は数年後には多分使えなくなりますよと言うと、ええっとなるんですよ。大臣もなかなか地元に帰れないと思いますけれども、是非、帰ったら聞いてみてください。じゃ、代わりのものといって、こういうものがあるでしょう、いや、それはまた新たな設備投資が必要だし、これは値段が高いしとやはり言われますよ。
そういう状況の中ですから、是非、もっともっとこれは広げていかなきゃいけない、今やっている農水省の取組は。
ここでお聞きしますけれども、今回の協定というのは非常に大事ですし、日本が海を守っていく、海洋国家日本だと示していく上でも、やはり陸地においても取り組まないと、海だけでやって目的が達成するわけじゃないし、農業も一次産業、漁業も一次産業ですけれども、同じ一次産業が傷つけ合っちゃいけないという意味では、これは真剣に取り組まなきゃいけないんですね。
先ほど言ったとおり、代わりの肥料が、同じ効果かそれ以上の効果があり、また面倒くさくない、省力化が図られる、一発肥料よりも農作業の手間が増えないものができればそれはいいですけれども、できなかったときにどうするかですよ。今のうちからほかのものに、既存のものに移行するといっても、今から取り組まなきゃ、あと五年後というのは、なかなかそこも普及しないですよ。ここをどう考えますか。