築山信彦の発言 (議院運営委員会新たな国立公文書館及び憲政記念館に関する小委員会)

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○築山事務総長 衆議院憲政記念館の展示基本設計につきまして、概要を御説明申し上げます。
 お手元の衆議院憲政記念館資料を一枚おめくりいただきまして、資料一を御覧ください。
 新憲政記念館の理念は「議会へのトビラ」でございます。
 憲政記念館は、国の唯一の議会博物館として独自性を発揮する観点から、具体的な取組といたしまして、第一に、憲政記念館の本分であります、明治維新から現在に至るまでの議会制民主主義の歴史を知る展示、第二に、三権分立と国会の役割を学び、考える教育、第三に、主権者として国会を体感する体験学習の実施を行います。こうしたインタラクティブな展示と参加型プログラムにより、国民が国会をより身近なものとして実感し、それにより主権者としての意識や行動が変化することを期待しております。
 また、国会参観と憲政記念館の体験学習を連携させることで、国民が国会への理解を深め、政治の主役は自分たちであると実感することを目指します。
 資料一の右上の囲みにありますとおり、「「見てわかる」「試してわかる」「深めることでわかる」直感・体感・実感ミュージアム」を標榜しております。
 下段の憲政記念館展示室の概観について、御説明いたします。
 新館の展示室は、約千三百六十平米となり、旧憲政記念館展示室の約一・二倍となっております。
 下段の右側に記載してありますとおり、図面中、A及びBは、衆議院第一委員室と本会議場を再現したもので、それぞれ、六十程度の座席を設置し、体験学習の充実を図るものです。Cの多目的学習室は、体験学習に先立つガイダンスや憲政に関する講座などを開催することを想定しております。
 次に、下段の左側に記載してありますとおり、一の「憲政回廊」では、立憲国家の確立に貢献した憲政史上の人物像に関する展示を行います。二の「国会のしくみ」では、国会の権能と日本国憲法における位置づけを学び、国会議員の一日を紹介するなど、教育的な展示を行います。三の「憲政のあゆみ」では、明治維新から現代に至るまでの議会制民主主義の歩みを紹介します。四の「企画展示室」では、テーマを定めた企画展などを開催いたします。五の「尾崎メモリアルホール」では、憲政の神様と呼ばれた尾崎行雄の生涯と功績を伝える展示を行います。
 次に、資料二を御覧ください。
 令和十二年春に開館予定の新館を見据え、現在の憲政記念館代替施設において実施している取組を御紹介いたします。
 憲政記念館では、学校団体など未来の有権者に向け、主権者として求められる力を育成する主権者教育の取組強化を図っております。
 お手元の資料のとおり、議場体験コーナーにおいて、国会の仕組みをより身近に感じていただく議事体験プログラムを提供しています。具体的には、総理大臣役の児童が施政方針演説を行い、起立採決や記名投票など、衆議院本会議での採決を体験していただいております。ここでは、記名投票については、予算や内閣不信任決議案など重要議案の場合に用いられ、木札にはそれぞれ議員氏名が記載され、一人一人の表決が議事録に残ることの意義についても職員が説明を加えております。
 このほか、憲政史の説明や学習用ワークも実施しております。
 これらの体験を通じ、国会の主役は主権者である自分たちであり、選挙は自らの意見を政治に反映する貴重な機会であることなどを伝えております。
 令和十二年、二〇三〇年春の新館開館に向け、憲政記念館が国の唯一の議会博物館として「議会へのトビラ」となるべく努力を続けてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 築山信彦

speaker_id: 22271

日付: 2025-06-11

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会新たな国立公文書館及び憲政記念館に関する小委員会