志水芙美代の発言 (消費者問題に関する特別委員会)

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○志水参考人 御質問ありがとうございます。
 配置転換について、裁判でどの程度争うのが難しいのかというところについてですけれども、先ほど土井さんの方からお話がありました職種限定合意とかがある場合はまた別なんですけれども、そういった合意が認定できない場合の配置転換については、昭和六十一年の最高裁という結構古い判例なんですけれども、こちらが今も通用しておりまして、労働者側がその配置転換が権利濫用であることを主張、立証しないとならないことになっております。
 具体的に、じゃ、権利濫用であることを基礎づける事実としてどういったことを立証しなければならないかというと、業務上の必要性がないこと、あるいは不当な動機、目的があること、あるいは労働者に対して通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を与えること、こういったことを立証しないとならないんですけれども、この業務上の必要性という部分が、その最高裁の判例においてかなり広く人事裁量が認められている形でして、具体的には、企業の合理的運営に寄与するような側面があれば、この業務上の必要性は認められるような状況にあります。
 ですので、労働者側がその配置転換が権利濫用であるということを立証するのはかなりハードルが高い状況でございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 志水芙美代

speaker_id: 13144

日付: 2025-04-22

院: 衆議院

会議名: 消費者問題に関する特別委員会