福原淳嗣の発言 (総務委員会)
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○福原委員 おはようございます。自由民主党の福原淳嗣です。
まずもって、委員長を始め理事、そして全ての委員の皆様方に、発言の機会をいただきましたことに感謝を申し上げます。
それでは、早速、通告に従いまして質問をさせていただきます。
私の今回の質問は、大きい項目で二つであります。一つは、地方創生二・〇を実現するのは私はDXだと思っていますが、DXを進めていく中核はNTTだと。そのNTTの経営の方向性について。そして、大きい項目の二つ目は、我が国の経済力を高めるGX二〇四〇ビジョンとNTTの事業戦略との整合性について聞きたいと思います。
まず、我が国におきまして急速に少子高齢化が進んでいて労働人口も減っているので労働生産性を高めなければならない、これは周知の事実であります。そして、生産性を高める一つのツールとしてDXが注目をされている、これも周知の事実であります。大切なのは、どのように進めていくのか、いかにして進めていけばそれが我が国の経済力の維持向上に資するのかという国家戦略が非常に私は重要だなと思っております。
実は、ちょっと調べてみました。NTT法ができた頃の企業の世界の時価総額のトップフィフティー、一九八九年なんですが、一位が何とNTTなんですね、千六百三十八億ドル。次が日本興業、住友、富士、第一勧業、銀行がずっと続いて、ようやく六位にIBM、また三菱銀行、そしてエクソン、東京電力、ロイヤル・ダッチ・シェルで、十一位にトヨタ自動車が来ています。これが、三十年後の二〇一九年、平成三十一年になりますと、一位がアップル、何と九千六百四十四億ドル。次がマイクロソフト、次がアマゾン・ドット・コム、次がアルファベット、これはグーグルです、ロイヤル・ダッチ・シェル、バークシャー・ハサウェイ、アリババ、テンセント、何と一から四位までがITサービスの会社となっています。
失われた三十年という言い方をよくしますが、まさにこの分野で私たちはもしかしたら間違えたのかもしれない。そういうふうな過ちを二度としないためにもNTTのありようをどうやっていくのか、経営の方向性を私は確認したいと思います。
ちなみに、一九八九年の段階でアメリカを代表する電気通信会社、AT&Tは十六位、二〇一九年のAT&Tは二十六位でありますが、この間にAT&Tは分割したものを合併しています。そして、競争力をつけて再び上昇というトレンドにあります。
そうした中において私がまず第一に確認をしたいことは、地方創生二・〇を実現するためにはブロードバンドは絶対に必要だと思います。それを含めて今回はユニバーサルサービスの制度を見直しておりますが、内容と目的について、そして地方創生にかなうNTTの経営の自由度について、この二点について政府参考人にお伺いをしたいと思います。