石井智恵の発言 (内閣委員会)

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○石井委員 国民民主党・無所属クラブの石井智恵です。
 私からは、クールジャパン戦略についてお伺いしたいと思います。
 クールジャパン戦略、このクールという言葉は、涼しいという言葉ではなくて、格好いいという言葉なんですね。海外の方からすると、日本いいねとか、日本大好きとか、日本のファンになってもらうということでありまして、クールジャパン戦略というのは、海外に人気の日本のコンテンツ産業、特に、アニメとか、またゲーム、ポップカルチャー、ファッション、そして食、今はラーメンとかおにぎりというのも、食文化も非常に人気でありまして、様々な分野で日本の魅力を伝えていくための戦略ということで私も認識をしております。
 日本のアニメは、国内、国外問わず非常に人気であります。今、サウジアラビアでは日本の漫画の「ドラゴンボール」のテーマパークが世界で初めて建設されるというニュースも最近ではありました。
 私の地元の愛媛県松山市では、日本最古の温泉、道後温泉がありますけれども、国内興行収入三百億円以上、日本の代表する「千と千尋の神隠し」、こちらに出てくる油屋を表現する際に道後温泉本館を参考にしたということでありまして、海外の「千と千尋の神隠し」のファンの方も年間を通じて非常に多く訪れております。
 また、アニメの「すずめの戸締まり」、こちらも海外で人気のアニメでありまして、国内興行収入二百五十億円以上のアニメの「君の名は。」の監督、新海監督が手がけた作品でありまして、こちらは、海外興行収入では「君の名は。」を超えているということであります。この「すずめの戸締まり」の舞台になったのも愛媛県八幡浜市でありまして、人口が約三万人の町なんですけれども、アニメをきっかけに海外からたくさんの観光客が訪れております。
 こうやって、町が有名になると同時に、町に住んでいる人たちにとっても、町のことを取り上げてもらったと非常に喜んでおられまして、町の誇りだということになっております。こうやって、日本のアニメを通して地域が本当に元気になっていくんだなということを私も実感をしております。
 しかし、クールジャパンという言葉そのものは余り知られていないのが現状ではないかというふうに思います。二〇一二年にクールジャパン戦略担当大臣を設置して、インバウンド誘客と併せて、コンテンツ産業の海外展開に向けて勢いを非常に増していたところ、新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴ってインバウンドもなくなり、そしてまたクールジャパン戦略も低迷をしておりました。しかしながら、アフターコロナによってインバウンドが復活をして、ここに来て再び、リブート、再起動をして大きく飛躍をしようとしております。
 クールジャパン関連産業は、日本の鉄鋼業に次ぐ勢いで、二〇二三年にはその経済効果は十九兆円となっています。さらに、二〇三三年には五十兆円以上を目標にするということでありまして、これらの日本を支えるコンテンツ産業、クールジャパン関連産業というのは、やはり日本の中心となる産業となるように今動いているというふうに私も思っております。まさに日本のこれからの未来、これはクールジャパン戦略に懸かっているというふうに思っております。
 また、今現在開幕中の大阪・関西万博でもクールジャパン戦略が展開されているということで、ゴールデンウィーク期間中の三日間、アニメ・マンガツーリズムフェスティバルが開催をされて、城内大臣も、「サイボーグ009」の主人公、島村ジョーのコスプレで登場されておられますね。拝見いたしました。日本の地域の活性化に向けて発信されているお姿、報道されていまして、非常に話題になっておりました。大臣自ら体を張ってPRしていただいたということで、本当にお疲れさまでございました。大変似合っていたと思います。
 そのようなクールジャパン戦略でありますけれども、二〇三三年には五十兆円産業にしていくために、様々やはり課題をクリアしていかなければなりません。また、同時に、いかにビジネスとして収益につなげていくのか、また、日本のコンテンツ産業の知的財産権の保護、そして日本の地方創生に確実につなげていくことが重要であると思います。
 そこで、大臣にお伺いいたしますが、クールジャパン戦略が立ち上がっておよそ十年が経過をしております。今、新たなクールジャパン戦略では、クールジャパン関連分野を日本の基幹産業として位置づけて国際競争力の強化を図り、そして産業の成長と海外展開への推進を進めていく方針ということでありますけれども、現在までの進捗と今後の展開について、そしてまた、知的財産推進計画二〇二五が来月六月に策定をされるということでありますので、その取組についても併せて城内大臣にお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 石井智恵

speaker_id: 30027

日付: 2025-05-14

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会