黄川田仁志の発言 (予算委員会)
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○黄川田委員 ありがとうございます。石破総理の力強い答弁に心より感謝申し上げます。
本会議などでも御答弁いただいておりますが、今後このような悲劇が二度と起きないよう、次期国土強靱化実施中期計画に下水道の強靱化も盛り込むとともに、必要かつ十分な予算確保に一層努めていただきますようよろしくお願い申し上げます。
それでは、これより外交、安全保障のテーマに移ります。
日米首脳会談を踏まえまして、北朝鮮の拉致問題についてお伺いします。
質問に入る前に、拉致被害者の有本恵子さんのお父様であります有本明弘様が九十六歳でお亡くなりになりましたとの報道がありました。有本明弘様並びに御家族のお気持ちを思うと、本当に無念でなりません。謹んでお悔やみを申し上げます。
昨年の臨時国会から私は拉致問題特別委員会の筆頭理事を務めさせていただいております。そのため、拉致問題に関する会議やイベントに多く参加する機会がありました。そのような場所で横田めぐみさんのお母様の横田早紀江さんにお会いすると、年を重ねられて、拉致問題の解決は本当に待ったなしであり、痛切に何とかしなければならないと激しく心を揺さぶられるのであります。
一方で、二〇〇二年に拉致被害者五名の帰国が実現されたことをテレビや新聞の報道を通じて体感していない世代が増え、特に若い世代の拉致問題への関心の低下が懸念されております。内閣官房拉致問題対策本部を中心に、若い世代の方々が拉致問題の関心を持ち続けられるよう、学校での啓発活動などに力を入れて取り組んでいただいております。
このことは、拉致問題を解決する上で大変重要なことだと私は思います。なぜなら、北朝鮮は拉致問題の風化を待っているように思えてならないからであります。絶対に風化させてはなりません。もちろん一分でも一秒でも早く拉致被害者の全員の帰国という根本的な解決を追求しなければなりませんが、それとともに、拉致問題を絶対風化させないよう、政府にはそのための努力を常に国民に見せ続けなければならないと私は思います。
絶対に風化させないという観点から見て、今回の日米首脳会談で、石破総理からトランプ大統領に対し、拉致問題の即時解決について引き続き理解と協力を明確に求め、全面的な支持を得ることができたことは、大変大きな意義であったし、成果だと考えます。
その上で、石破総理に更にお願いしたいことがございます。
それは、トランプ大統領が日本への公式訪問の招待を受け入れたと聞いております。ですから、一日も早く公式訪問を実現していただきまして、二〇一七年、二〇一九年の訪日のときと同様に、トランプ大統領に拉致被害者の御家族に直接面会していただきたいのです。
このことは、トランプ大統領に対して、拉致問題をアピールするだけではなく、国民や国際社会に向けたアピールにもなり、そして、北朝鮮に対しても、私たちは絶対に拉致問題を風化させない、絶対に取り戻すという決意を突きつけることになるからであります。
是非、石破総理に実現していただきたいのですが、いかがでしょうか。