安藤じゅん子の発言 (予算委員会第四分科会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○安藤(じ)分科員 どうも御答弁ありがとうございます。
作品を描かせるから、作品を語る、鑑賞する力を育む教育は、少子化が進む一方で、子供の自死やいじめ認知件数、児童虐待は増加傾向を示している我が国においては、本当に欠かせない教育の一つであると考えます。
ベルギー・ブリュッセルでは、医師が市内の美術館や博物館への無料入場を処方するプロジェクトが行われているそうです。
自立とは多くの依存先を増やすこととは、脳性麻痺の小児科医であります熊谷晋一郎氏の語った言葉でございますけれども、私はこの言葉に出会ったとき、大変な感銘を受けました。
どうか、子供たちが義務教育課程で鑑賞する力をつけていくことを期待します。
また一方で、行政主導ですと、アートフェスといった芸術に触れる貴重なチャンスの一つが、なかなか、一過性となってしまったり、地域によっては担い手が固定化してしまっているのが現状となります。
我が国で学ぶ全ての子供たちが義務教育課程でアートに触れる機会を確保するとともに、作品を、先ほど御答弁の中にありました、作り手であるアーティストとの対話であるとか、さらには、アートを絡めた町づくりへの参画であるとか、アートを売買するなどのビジネス体験といった文化経済活動といった展開も期待したいなと思っています。よろしくお願いいたします。
次に、学校施設についてです。
今から五年前、二〇二〇年二月、新型コロナウイルス対策の全国一斉の臨時休校要請で、子供が学ぶ場として、そして一日の大半を過ごす場である学校施設の在り方が問われたことは記憶に新しいと思います。
学校施設とは、校舎、運動場、体育館等を指し、学校設置基準に定められており、学校教育を成り立たせる施設です。少子高齢化に伴う施設複合化や、事故防止、防犯、防災機能の強化、特別支援教育の推進等、社会的状況を踏まえ、国は学校施設整備指針の改定を重ねてきました。
本日は、学校施設に関することについて、断熱事業、プール、施設開放について伺いたいなと思います。
まず、断熱事業です。
こちらは國場委員の方からも御質問がありましたけれども、子供たちの学習、生活の場であるとともに、災害時には避難所として活用される学校体育館等について、避難所機能を強化し、耐災害性の向上を図る必要がある。
しかし、学校体育館等における空調設置率は約二割にとどまっており、更に設置促進が必要な状況であるとして、公立学校施設における体育館等への空調設備設置事業費として令和六年度補正予算で七百七十九億円措置、空調設備整備臨時特例交付金として算定割合を二分の一に引き上げ、防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策に関する中長期目標である十年後の令和十七年度には、体育館空調設置率を九五%とするものです。
これにより、これまで、学校施設環境改善交付金の大規模改造事業の内部環境改善を図る改造工事メニューにある、建物の断熱性、気密性を向上させるための改修工事と併せて行われることが多かった空調設備設置工事が先行、単独化することが危惧されます。賢い支出とするために、断熱事業と空調設置は同時に行うことが私は欠かせないと考えます。
そこで伺います。
省エネのために断熱を進めていくべきと考えるが、取組はどうか。