島田智明の発言 (予算委員会第七分科会)
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○島田(智)分科員 本日は、様々な御質問や御意見をいたしますが、大阪・関西万博を全面的に応援する立場から申し上げることを、まずは御理解ください。
昨年十二月に大阪府と大阪市が実施したアンケート調査のデータによりますと、大阪・関西万博の開催を知っていると答えた人の割合は九四・七%、そして、大阪府民に限って言うと九六・六%という非常に高い状況でした。つまり、ほとんどの人が万博の開催を認知しているという結果でした。
ところが、大阪・関西万博に行きたい、あるいは、どちらかといえば行きたいと答えた人の割合は、全体で三四・九%、大阪府民に限って言うと三九・六%という状況でした。つまり、万博の開催を知っているけれども、行きたいと思う人は半分にも満たないという結果でした。
万博の認知度は極めて高いわけですから、万博の広告宣伝にこれ以上力を入れても、それほどの効果は期待できず、むしろ、どのような工夫をすれば、万博に行きたくないと思っている人々を万博に行きたいと思うに変えられるかを研究する必要があるかと思います。そういう意味では、並ばない万博という当初の考えを改め、当日券の販売を決めたことはすばらしい決断だと思います。
ほかにも、後で質問しますが、万博会場において、火星由来の隕石を実際に触ることができるようにすることは、万博に行きたくないと思っている人々を、是非万博に行きたいと思わせるための方策として一定の効果があると思います。ですので、今は万博の認知度向上の取組より、万博の魅力度向上の取組に注力すべきと考えます。
いずれにしましても、四月十三日に万博が開幕しますと、連日の報道等による話題性によって、万博への来場意向度は五〇%をはるかに超えると予想しております。特に関西においては、万博に行った人の割合が一定数を超えると、周りに合わせて自分も行かなければと思う人が急増し、万博会場は多くの人々でにぎわうことになると予想しております。また、日本人だけでなく、多くの訪日外国人観光客が万博会場を訪れることになると考えております。
そして、万博が実際に始まってみると、人の混雑に起因する課題を始め、新たな課題がたくさん出てくることでしょう。経済産業省や内閣官房、観光庁を中心に、政府の皆様には様々な課題に臨機応変に対応していただき、大阪・関西万博を大成功に導いていただくことをお願いし、質問に移ります。
まず、一つ目の質問ですが、万博は皆様御存じのとおり、万国博覧会の略称です。万国ですから、世界各国が参加し、そして、博覧会ですから、最先端の技術や芸術等を展示、公開する場です。もちろん、展示、公開するだけでなく、実用化、つまり、実際のビジネスにつなげることが肝腎です。万博において披露される最先端の技術が実際のビジネスにつながる取組として、具体的にどのようなことを計画されておられますか。