新妻秀規の発言 (厚生労働委員会)
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○新妻秀規君 やはり、分かりやすい情報の発信が極めて重要ですし、また、産業界とも連携をした、産業界の理解を是非とも促すような、そうした取組は重要かと思いますので、是非とも前向きに進めていただきたいと思います。
続いて、中小企業における企業年金の導入促進における課題と対応方針について、これは参考人にお伺いをいたします。
年金制度の隙間を埋めて、全ての働く人が安心して老後に備えられる制度設計がこれは急務と考えております。
現在、中小企業における企業年金の導入率は依然として低く、パートタイムや有期雇用などの非正規労働者が企業年金から漏れているのが実情と承知をしております。
政府は、中小企業向けに簡易型DC制度やiDeCo+、中小事業主の掛金納付制度を導入いたしました。簡易型DC制度は、設立条件をある程度パッケージ化することで必要書類を削減して設立手続を簡素化し、制度運営について負担も少ないものにするなど、中小企業向けのシンプルな制度設計とした年金制度であります。iDeCo+、この中小事業主掛金納付制度は、企業年金を実施していない従業員数三百名以下の事業主が、iDeCoに加入している従業員の掛金に上乗せをして掛金を拠出できる制度です。従業員の老後を豊かにできることに加え、事業主が拠出した掛金は全額が損金算入されるというメリットもございます。
しかし、この簡易型DC制度、創設以来、利用実績がなく、iDeCo+も導入事業主が約七千四百社にとどまっております。このままでは多くの労働者が公的年金だけに頼らざるを得ず、老後の生活に不安を抱きかねません。昨日の参考人質疑でも、伊藤仁参考人が、iDeCo+は重要な制度であるとの御発言もあったところであります。
ここで、簡易型DC、簡易企業型年金の導入実績がないことを踏まえ、企業年金の導入促進策としてiDeCo+の活用の現状と課題についてお聞かせください。