熊谷裕人の発言 (財政金融委員会)
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○熊谷裕人君 今回のこの改正は、財投資金の留保をして、産業投資をより安定的、機動的に運営していくために柔軟性を確保したいというのが目的となっているというのは理解をしておりますが、歳入を大幅に超える資金需要が発生したのであれば、その都度一般会計から投資勘定に必要な金額を繰り入れて賄うということもできるのではないかなというふうに思っておりますし、従来もそのようなことがされていたんではないかなというふうに思っております。
産業投資資金については、その年度における配当金だったり納付金などの範囲で行うというのをやはり基本にして、必要であれば一般会計から繰り入れるというのが私は望ましいというふうに思っておるんですが、その点についての財務大臣の見解をお伺いをしたいのと、それから、本法案によって財投資金への財源の留保が可能ということになれば、通常の歳入を超える資金需要が発生した場合にも投資勘定において自立的、安定的、機動的に財源を確保できるというふうに言われております。しかし、これは裏を返せば、一般会計がどんなに厳しい状況であっても投資勘定においてはその留保金があるので、厳しい査定や検討という国会の関与をその場で受けることなく産業投資の財源を確保できるということになるんではないかなというふうに思っております。
先ほど船橋さんの質問にもありました、かつて自民党の塩川元財務大臣が母屋でおかゆ、離れですき焼きという言葉を残しておられますけれど、財務省の若手の官僚はその言葉を聞いたこともないというような方も今ではいるというのを、ちょっと話をしてみて、あっ、若い人たちはこの言葉知らないんだというのを改めて私も認識したところであります。だからこそ、先ほど、これまでの特別会計改革の流れに逆行するんではないかなというような質問をさせていただいたところでございます。
やはり、投資勘定に投資需要を一般会計からの繰入れで賄うということになるのであれば、いつ使うか分からない財源を投資財源資金に寝かしておくようなことにやはり私はなるんではないかなというふうに思っておりまして、効率的に活用ができて、一般会計の財政状況やほかの政策の財源確保の状況を踏まえながら検討をしっかりとやはり国会でも行っていくべきだというふうに思っておりますが、一般会計との関係を財務大臣はどのように思っているのか、認識をお伺いしたいと思います。