杉中淳の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(杉中淳君) お答えいたします。
 収入保険の支払率についての御質問でございますけれども、まず農業共済でございますが、これ自然災害を対象としておりますので、被害を受けた全てのケースについて現地で被害状況を逐一確認をした上で補填を行う仕組みというふうになっておりますので、例えば、被害を受けた後に意図的に粗放的な栽培を行って補填を受けるといったモラルハザードの発生は基本的に起こらない仕組みとなっておりますので、支払率は設定をしておりません。
 一方、収入保険は、幅広い品目、要因を対象として収入減少を補填する制度でございまして、基本的に被害の有無や状況を現地で一つ一つ確認する仕組みとはなっておりません。このため、一定の被害を受けた加入者が、その後、意図的に栽培管理を行わず補填金を増額するといったモラルハザード、これが発生する可能性がございますので、そういったモラルハザードを抑制する観点から、収入減少を補填するほかの類似制度と同様に支払率を設定をしているところでございます。
 一方、収入保険については、この魅力向上を図っていく、見直すというのを図っていく必要があると思いますけれども、これまでも加入者のデータやニーズを踏まえ、気象災害による基準収入の減少を補正する特例の導入、保険方式のみで九割まで補償するメニューの導入などの加入者負担の軽減、一年分の青色申告実績で加入可能とする加入要件の緩和など、収入保険の魅力を高める見直しをこれまでも実施してきたところでございます。
 収入保険がより魅力的な制度となるよう、今後も、加入者の経営データや現場の声を踏まえて、必要な見直しを実施していきたいというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 121715007X00820250513_017

発言者: 杉中淳

speaker_id: 16294

日付: 2025-05-13

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会