石破茂の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)
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○内閣総理大臣(石破茂君) 御示唆は承りました。
ただ、この問題は非常に機微な問題でございますから、代表も総理を務められ、財務大臣もお務めでありましたから、それは、この問題がいかに機微なものか、さらっとでもそういう問題をどのように取り扱うかということも百も万も御存じでの御質問だと思いますので、御示唆は承りましたというふうに答弁をさせていただきます。
ただ、私どもが考えねばならないのは、あの当時はどうであったかということを考えたときに、状況が全く違うというふうに代表はおっしゃった。アメリカの貿易赤字がずっと積み重なってきているんだけれども、一九八一年という年、鈴木善幸内閣であったかと思いますが、あのときに、アメリカの貿易赤字の中で日本が占める割合というのは七割。七〇%が日本に対する貿易赤字だった。それから時がたって、昨年、二〇二四年を見たときに、アメリカ全体の貿易赤字の中で、じゃ、日本は何%なのというと、これは五・七%なのですよね。それは、それだけ世の中が変わったということでもあり、それだけ日本がアメリカに投資もしてきたということでございます。
当時と今と、日本とアメリカを取り巻く状況も全く変わっているということ、世界の状況も変わり、日米の状況も変わり、日本がどれだけ努力をしてきたかということは、これは歴然としておることであって、その点ははっきりと数字にして、アメリカに対しても、世界に対しても訴えていくべきことだと私は思っております。