石破茂の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)

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○内閣総理大臣(石破茂君) 済みません、給付つき税額控除につきましては、私もずっと研究をいたしておるところであります。代表おっしゃいますように、どうやってストックを把握するかということが一番重要で、その点については、また幾らでも議論もさせていただきたいと思っていますし、一つの理想形であることを私は否定をいたしません。
 その上で申し上げますが、私の理解が悪かったらごめんなさい、どういう順番でやるんですかということですね。ですから、食卓応援金が一番最初にあって、それから消費税の引下げですか、それで給付つき税額控除ということですか。(野田佳彦君「そうです」と呼ぶ)
 そういう順番ということで、消費税の減税は、先ほど申し上げましたように、時間はかかります、コストもかかります、社会保障の財源どうするのだということに答えがありません。それでいてやるのかということで、それを前提にしながらやるということであれば、消費税の減税は一年ぐらいかかりますよということをお認めをいただくべきだというふうに私は思っております。
 先ほど申し上げましたように、働く世代向けに一人から二万円の所得税減税というのをやっております。そしてまた、給付金も一世帯当たり三万円、お子様一人当たり二万円、これを加算するということをやってきているわけで、その効果は着実に表れつつあるし、これからも表れるということでございます。そのことは決して等閑視していいものだと私は思いません。野田代表ともあろう方が政府は何もやっていないというふうにおっしゃるのは、それは事実誤認ではないかと私は思っております。
 政府といたしまして、今御指摘になりました給付金について、現在検討しておるという事実はございません。これから先、与党でいろいろな御議論を経て、それは政府ときちんと協議をしながら、何が一番国民の皆様のためになるか、特に一番困っている方にどうすればきちんとした手当てが行き届くかということを中心に考えてまいりたいと考えております。
 物価高には全力で取り組みますと同時に、いかにして物価高を上回る賃金上昇ということを私どもは訴えてまいりました。春闘の結果は御存じのとおりでございます。三十三年ぶりの賃上げ、それを上回る勢いで賃上げがなされているのは、多くの方の御努力によるものでございます。労働組合の方々にも本当に大変な御尽力をいただきました。これから先もいかにして賃金を上げていくかということにも同時に我々は取り組んでまいりたいと思います。
 賃上げということは物価高対策に最も効果があることであって、いかにして生産性を上げ、コストを下げ、労働者一人一人の手取りを増やすかということ、その賃上げを目指して、私どもは物価高を克服いたしてまいります。

発言情報

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発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2025-06-11

院: 両院

会議名: 国家基本政策委員会合同審査会