前原誠司の発言 (国家基本政策委員会合同審査会)

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○前原誠司君 問題なのは、効果が出ていないということなんです、少子化の。これは本当に我々、超党派で考えていかないと、つるべ落としで子供の数が減り、そして高齢化が更に進んでいく。これは大きな社会問題で、静かなる有事じゃないですか。
 そのときに、今、年金制度を審議されていますよね。この改正案は、出生率が長期的に一・三六で推移するとの人口推計が議論の土台になっているんですよ。二〇七〇年ですよ、しかも。でも、この間発表されたのは一・一五じゃないですか。全くもって、中位どころか低位になっている。十五年早く、二〇三九年に政府は七十万人を出生数が割り込むと言っていたのに、十五年早くこれは来ているんですよ。にもかかわらず、この年金の修正案というのは今議論されていますよね。その中位推計が駄目だということが分かっているのに、自民、公明、立憲民主党の三党は、二〇二九年の財政検証で、そして言ってみれば底上げの財源を決めると言っているわけですよ。あんこがどうのこうのという話がありましたけれども、あんこを入れるのを五年後に決めるんですよ。それが本当に年金の安定になりますか。
 まさにこういった低位推計になっているのであれば、今この議論の中でもう一度前提を見直して、そして新たな安心のための年金というものの議論をすべきではないですか。
 だからこそ、我々は、政府にだけ、与党にだけ責任を押しつけるのではなくて、社会保障国民会議をつくって、我々も責任を負いますと。なぜこういった施策が本当に効果がないのか、少子化対策といって何で効果がないのか、つまりは、そういったものを、我々責任も負いますので、ですから、もう一度、今の議論、あんこを入れるかどうかを決めるのは五年後というのは見直して、もう一遍こういったことをお互い議論しようではありませんか。いかがですか。

発言情報

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発言者: 前原誠司

speaker_id: 10284

日付: 2025-06-11

院: 両院

会議名: 国家基本政策委員会合同審査会