原田和広の発言 (内閣委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○原田委員 お答えありがとうございました。私も同じような認識を持っております。
自己肯定感と大臣はおっしゃいましたけれども、私も、博士課程で八十人近い女性の聞き取り調査をしたときに、四つの特徴を発見しました。一つが、大臣が今おっしゃったとおり自己肯定感がないこと。もう一つが、生きる意味が不明瞭であるということ。そして、自我が未形成であること。希望を失っていること。この四つの状況を指して、私は、心の貧困状態にあるのではないか、そして、それを、実存的貧困という名前をつけて博士論文を書いたわけであります。それが作成した資料二にあるわけでございますけれども、もし興味があれば見ていただければと思います。
そして、こういった心の貧困問題は、非常に、経済的な貧困問題に比べて、私は扱いが難しいと思っています。経済的な貧困であれば、生活保護制度等でお金を準備すれば立ち直ることができるかもしれませんけれども、心が潰されている、自我がない、愛情飢餓に陥っている、承認に異常なまでに飢えている、そのような状況を本質問題として解決するためには、無償の愛というものを私は与えなければいけないと思うんですけれども、親以外に無償の愛を与えられる存在というものは社会にありません。したがって、つくっていかなければいけないと思います。
そのために、ワンストップセンターのようなものをつくって、そこに無償の愛を代理で与えられる存在、専門家を置かなきゃいけないと思うんですね。その専門家として、やはり、障害や高齢者と同じように、ケアマネジメントの手法を用いて、若年女性に対して、例えば、カウンセラー、ソーシャルワーカー、あるいは保健師等の専門職を配置したセンターをつくりたいと思うのですけれども、黄川田大臣、どのような御所見をお持ちでしょうか。