山本大地の発言 (農林水産委員会)
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○山本委員 よく分かりました。ありがとうございました。
次に、所信の中で触れられておりましたお米政策についてもお伺いをしたいというふうに思います。
お米は、唯一自給可能な穀物でございまして、この安定供給は、生産者、そして消費者共に不可欠でございます。しかし、そういったお米については、昨年来、価格が高止まりし、国民生活に大きな影響を与えている状況でございます。
昨年と比べて二倍にも上る小売価格は、消費者の買い控えを招くのみならず、生産者の側からも、輸入米によって国産米のシェアが奪われるのではないかという懸念もされております。また、これはお米に限らない話ではございますが、生産現場では、生産者の高齢化が進んでいることや生産資材の価格が高騰するなど、多くの課題を抱えておりまして、食料安全保障の確保が揺らいでおります。
その食料安全保障の確保に当たり最も大事なことは、主食であるお米をしっかり国民にお届けすることであり、安定して再生産に取り組める環境を整えることが重要です。
一方で、水田は、生物多様性の保全や水源涵養、また災害防止などの機能を有しており、国土の形成や農村の地域社会の維持にとっても欠かすことのできない役割を果たしており、全ての水田をフル活用すること、これが重要だと考えます。
自民党では、岐路を迎える農業の構造転換を確実に進めるため、農業、農村整備や共同利用設備の再編、集約化を柱とする農業構造転換集中対策の実施に向けて、今年五月に不退転の決意を持って緊急決議を取りまとめました。また、九月には農業構造転換推進委員会を立ち上げて、農業の団体の皆様からのヒアリングを行ったり、農林水産省からの説明を受け、毎週のようにけんけんがくがくの議論を進めているところでございます。
委員会では、生産者の皆様の来年産の作付に向けて早急に議論を進めるためのものから速やかに議論を開始し、他方、令和九年度の水田政策の見直しに向けて深い議論が必要なものについては、随時議論が始まっていくものと聞いております。
米の安定供給と、これを実現する川上から川下までの食料システムは、我が国の根幹を成すものであり、支障を生じさせてはならないものです。需要を見誤ったことにより、需要量が予想外に多く、供給とのギャップが拡大したことに伴い、在庫量が減少した、このことが集荷競争を生じさせ、米価高騰を招いたことが政府の検証でも触れられておりますが、二度とこのようなことを起こさないため、与野党を含め我々に対応が求められているところだと思います。
そうした中、現場の生産者の皆様は、来期、果たして安心して生産ができるんだろうか、そういった不安を抱えていらっしゃる方は多いかと思います。農業構造転換推進委員会では、来期の作付に向けて早急に議論を進めるため、短期的に対応するものとして、生産量に関する統計調査の精度向上や流通構造の実態把握の強化、精度の高い需要の見通しの作成を基本としつつ、備蓄政策についても議論が進められているものと思います。
これまでの議論を踏まえ、短期的な対応について、また中長期的な見通しも含めた対応策について、政府としてどのように進めていくつもりなのかをお伺いしたいというふうに思います。