鈴木憲和の発言 (農林水産委員会)
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○鈴木国務大臣 御質問ありがとうございます。
まず、人口減少に伴いまして、国内需要の減少、これは、人口減少プラス高齢化ということで、人間、年を取れば取るほど食べる量がちょっと減ってしまいますので、そうしたことに伴いまして国内需要の減少が見込まれる中で、生産基盤を維持するためには、国内へのしっかりとした安定供給、これがまず第一です。これに加えて、輸出を通じて稼げる農林水産業を実現することが不可欠であるというふうに考えております。
委員は今、輸出依存のというお話をされましたが、輸出に依存するというわけではなくて、第一は国内への安定供給、そしてその上で、稼ぐところは輸出でも稼いでいくという姿勢であります。
生産額に占める輸出額の割合は、ほかの先進国が一〇%以上であるのに対して、我が国は伸びてきたとはいってもまだ二%程度でありますので、輸出拡大についてはまだまだ道半ばということになります。
輸出額は、様々な海外情勢の中であったとしても、昨年一兆五千七十一億円となりまして、十二年連続で増加をしています。本年九月までの輸出額も前年同期比で一五%増となっており、過去最高のペースで輸出が拡大をしております。
引き続き、世界の食のマーケット、これは、世界の人口が増えるのと同時に経済成長もしますから、食のマーケットが拡大をしていくということも考えながら、しかしながら、国際的な通商環境の様々な変化にも対応して、輸出先国、地域の規制やニーズに対応して、低コストで生産、供給できる輸出産地の育成や未開拓のマーケットの開拓、そして輸入規制の撤廃、緩和への働きかけなど、輸出先の多角化も図りながら、更なる輸出拡大、結果として稼げる農林水産業ということにつなげてまいりたいと思います。