有田芳生の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○有田委員 有田芳生です。
先ほど高木委員からお話がありましたように、拉致問題が風化してしまうおそれがあるというお話がありました。まさしくそのとおりで、一九七七年に新潟県から拉致をされた横田めぐみさん、もう皆さんにとっては当たり前のお名前ですけれども、今の若い人たちにとっては、横田めぐみって誰という、そういう世代が出てきている以上、本当に深刻な、時間のない状況だというふうに思います。
私は、今日、短い時間で、外務省そして茂木大臣に期待をし、提言を行いたいというふうに思っております。
先ほどお話がありましたけれども、今年の十一月の三日に、平河町の砂防会館で拉致問題解決のための国民大集会が行われました。そこで、高市総理が、これまでの総理とは違った、恐らくこれは御自分で書かれたんだろうなという一文がありました、私は手段を選ぶつもりはありませんと。手段を選ぶつもりはない、その大事なことを、今日、茂木大臣にお話をしたいというふうに思っております。
その後段で、高市大臣は、もう既に北朝鮮側には首脳会談をしたい旨、お伝えしておりますと。
先ほどの質問にもありましたけれども、これは、安倍さんの時代、菅さんの時代、岸田さんの時代に、水面下で、例えば岸田さんのときには、タイのバンコクで政府関係者が北朝鮮側と二回にわたって水面下の接触を行った。それで前に進む局面があったんだけれども、残念ながらそれが進まなかった。
この高市総理の発言というのは、もう既に首脳会談をやりたいと伝えているというんだけれども、私が調べた結果では、これまでの北京ルートであるとか、北京大使館とかモンゴル大使館とか、そういうルートで北朝鮮側に接触をしたのではなくて、ある第三国から高市政権では首脳会談をやりたいということであって、私の理解では、水面下の接触があったとか交渉がある、そういう現状にはないと思う。だからこそ、今、大事なのだと思います。
それはなぜかといえば、昨年の三月二十六日に、金与正朝鮮労働党の副部長、金総書記の実の妹さんが、これは岸田政権のときなんだけれども、日本側とはもう接触も交渉もするつもりはないと、ここから状況は変わっていないんですよね。だからこそ、今、大事な局面にあると思います。
まず、質問をしたいのは、二〇〇二年九月十七日に、小泉当時の総理が訪朝され、北朝鮮側が初めて拉致を認めました。五人生存、八人死亡。
まず、ちょっと細かいことで恐縮なんですけれども、この間、国家公安委員長の大臣所信を聞いていて、かねてからそうなんだけれども、計十三件十九人を拉致容疑事案と判断している、これは前からそうおっしゃっているんだけれども、政府がこれまで言ってきたのは、政府認定拉致被害者は十七人ですよね。なぜ、警察庁は十九人なんですか。