齋藤健の発言 (予算委員会)
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○齋藤(健)委員 スタートアップ政策については、今日は細かく議論はいたしませんが、やるべきことは多々あると思いますので、是非、これが本当に重要な日本再生のキーだ、そういう発想で取り組んでいただきたいと思います。
私は、強い経済がなければ財政再建もできないと思っています。そして、強い経済がなければ社会保障の充実もままならないと思っています。経済あっての財政という考え方には大賛成でありますが、私は経済あっての日本だと思っております。
日本は、資源もエネルギーも、そして食料も輸入に頼らざるを得ません。輸入するためには稼がなくてはいけません。稼ぐためには経済が強くなければ生きていけない国であります。その経済において、今、マクロ経済的にもいい芽が生まれつつある。そして、産業政策的にも様々な芽が出てきている。このチャンスを高市政権においては是非物にしていただきたいというふうに心から思っています。
話はちょっと角度が変わるんですけれども、大阪・関西万博です。
入場者も二千九百万人を超えました。そして、剰余金も二百八十億円捻出をする結果になりました。私自身も、数回、万博を訪問させていただきましたけれども、夢を持って上を向いて前進をしていく人間みたいなものを非常に強く感じて、感銘を受けた万博になりました。
万博が終わりまして、百ヘクタールの土地と二百八十億円のお金が残りました。これをどうしていくのかということであります。百ヘクタールの土地に自由に絵を描いていい、少ないかもしれないが二百八十億円のお金もある、こんなチャンスは私は何十年かに一回ぐらいしか来ないんじゃないかと思っています。
フランスに、ステーションFという、ベンチャーを育てるインキュベーター施設があります。このステーションFというのは、貨物列車のターミナル駅の跡地に造られたものでありまして、面積は三・一万平方メートルで、年間千社、ベンチャー企業がそこに入りまして、夢を持って若い人たちが活動して、既に八千社以上がそこを使っているというプロジェクトがフランスで進行しておりまして、私もそこへ行って、若い人たちが目を輝かせて、こういうのをやりたい、ああいうのをやりたいというのを目の当たりにしてきました。
このステーションFは、三・一万平方メートルですから、三ヘクタールです。万博の跡地は百ヘクタールです。この百ヘクタールの土地に自由に絵を描ける、そして二百八十億円のお金があって、まあ足りないですけれども、ここに夢のあるプロジェクトを何としても展開していきませんかという提案であります。
中身は私自身もまだ固まっていませんが、ただ、若い人が情熱を持って取り組めるような施設なり、あるいは日本の将来が輝くようなプロジェクトなり、そういうものを、この百ヘクタールの白地に絵を描いていきたいなというふうに思います。お金がなかなか苦しいから記念公園にしましたというようなことは、私は賛成できません。この機会に、自由に白地で絵が描けるというこの万博跡地を、日本の将来の発展につながるようなプロジェクトを、これは当然大阪とも協力をしながらということでありますが、実現をしていきたいというふうに思っております。
この点について、総理のお考えをお聞かせいただけたらなというふうに思います。