茂木敏充の発言 (予算委員会)
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○茂木国務大臣 古川委員、私、四年ぶりの外務大臣ということになるわけでありますが、この四年間を見ても、国際的な環境は極めて変化をしている。安全保障もそうです、それから経済もそうでありますけれども、がらっと変わった、こういう印象を持っております。
そういった中で、どうしてもアメリカを始め全体的に内向きな傾向になる、その隙間に中国が入って、場合によっては、チョークポイントを握って、経済的威圧、様々な手段を使う。こういった中で、日本外交に対する期待感、また日本に対する信頼感、これは間違いなく増しているんだと。先ほど齋藤委員の方からも質問がありましたが、そのことは実感をするところであります。
私も、先週は外交ウィークということで、まず、ASEAN関連の会合、初日、高市総理が日・ASEANに出席をされた。マレーシア政府としても、トランプ大統領をお迎えする中で、本当に忙しい日程で、わざわざマレーシアまで来てくれた、クアラルンプールまで来てくれたと感謝をしていたところであります。
二日目のASEANプラス3、そしてRCEP、そしてEAS、そういった会合は私が出席をさせていただきまして、そこの中で、日本が、来年で十年になりますけれども、自由で開かれたインド太平洋、これを主導してきた、そしてこれをこれから進めることが、自由で開かれた世界経済をつくっていく上で極めて重要である、こういったことについては共感を得ることができた、こんなふうに今考えているところであります。
また、韓国で開かれましたAPECの閣僚会議に私、出席をさせていただきましたが、そこの中でも、一体これから世界経済はどうなってしまうんだろうと。そういった中、WTOそのものは変えていかなきゃなりません。ただ、難しい部分がある。そういった中で、CPTPPであったりとか、EUの関係であったりとか、WTOを補完するような様々なそういう経済連携を日本が主導してきた、間違いないところでありまして、こういったところに対する期待も極めて大きい、こんなふうに私は感じているところであります。
これから、力強い外交を展開していかなければいけない。高市総理も、日中首脳会談におきましても、主張すべきはきちんと主張をする、そして、中国に対して、中国も大国なんだからしっかりと責任ある対応を取ってほしい、こういうことを申し述べられまして、懸案やそして課題はあるけれども、協力できる分野もある、できるだけ懸案や課題を減らしながら、協力できる分野を増やしていく、こういう戦略的互恵関係、この包括的推進等々についても強く主張していたところであります。
日本としても、ルールに基づいた自由で開かれた経済秩序、こういったことについてはしっかりと常に主導しながら、日本がそれを主導するという立場を見せていくことが、国際社会における日本の存在感を上げ、さらには、まさにこれが世界の真ん中で咲き誇る日本ということにつながっていくんだと思っております。