吉田忠智の発言 (国土交通委員会)
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○吉田忠智君 公共交通、バスやタクシーや鉄道に従事する方々の課題もそうでありますけれども、トラック運転手の皆さんの勤務労働条件の改善も大きな課題であります。これからまた現場の状況を踏まえて、しっかり現場のお話を聞いて、私も具体的なまた質問をし、また改善策も提案をさせていただきたいと思います。
次に、東九州地域の高速交通体系について質問いたします。
九州、東九州地域といいますと、北九州からずっと下りまして、大分、宮崎、鹿児島に至る地域でありますけれども、やっぱり西九州に比べて非常に遅れている。西高東低という言葉もあります。高速道路もぴっしり通っていますし、新幹線も、博多から熊本、鹿児島までもう新幹線がつながっています。
また、西九州の新幹線の方は一部まだこれからというところ、つなげなければならないところはありますけれども、東九州はまだ高速道路も、後ほど質問しますけど、四車線化がまだできていないところもございます。
それから、大臣の地元の熊本と大分を結ぶ中九州道路、これも今一生懸命やっているところですが、それから東九州新幹線、北陸新幹線の話は先ほど滝波理事からも質問がありましたけれども、今は実際進んでいますけど、東九州はまだその端緒にも就いていないという状況でございます。
そうした中で、まず、中九州横断道路及び東九州自動車道の早期完成に向けた前倒し策ということで伺います。
東九州新幹線や豊予海峡ルートということで、東九州地域の高速交通体系ということにつきましては、大規模災害時のリダンダンシー、あるいは、これは代替性、補完性と日本語で言うんだそうでありますけれども、九州の半導体産業、TSMCを含むサプライチェーンの強靱化、そして地方創生に不可欠な国土のダブルネットワーク化を実現するために喫緊の課題であります。
そうした中で、東九州地域の高速交通体系整備ということで、先ほど申し上げました高速道路の早期四車線化とミッシングリンクの解消、中九州横断道路の整備、また東九州新幹線の構想など複数の課題があります。
また、お手元の資料にも、一枚目にありますけれども、大分県の広域道路ネットワークということで、豊予海峡ルート構想も存在をしています。佐藤大分県知事も熱心に訴えられておりまして、この間、県と政府で財源問題でも真摯な検討をしてくださっていると聞いております。
豊予海峡ルートは、西日本国土軸において唯一陸路でつながっていない九州と四国を結ぶと。国土のダブルネットワーク化を実現する太平洋新国土軸の形成に不可欠な、極めて重要なプロジェクトであります。また、南海トラフ地震等の災害が切迫する中で、関門海峡ルートの機能不全に備えるリダンダンシー、代替性、補完性の観点から、その重要性も高まっております。
また、豊予海峡ルートの実現に向けた大分県と愛媛県は連携を深め、九月三十日知事会談、十月二十八日交流会議などが行われました。新たな財源の発掘など大きな課題がありますけれども、中長期的な課題として、今日はこの豊予海峡ルートについては質問いたしませんけれども、是非また課題として受け止めていただきたいと思います。
その上で、高規格道路の早期完成、中九州道路は早期完成は急務であります。お手元のネットワークの地図にありますように、大分とそれから犬飼インターチェンジ、それから、今、滝室坂道路、大分と犬飼インターチェンジを結ぶ、これ今環境影響評価をやっておりますけれども、それから滝室坂道路、これも早期完成をしていかなければなりません。また、調査中であります滝室坂道路から阿蘇西インターチェンジということで、これがつながればTSMC関連の企業集積や物流連携においても大きな効果が出てくると、そのように考えております。
竹田市、大分の、あるいは豊後大野市につきましては、過疎が進んでいる地域でございます。これがつながりますと、熊本のTSMCまで約一時間圏内となりまして、企業誘致のチャンスも生まれてくると思っております。大臣は重々お分かりのことだと思っております。
そこで、この中九州道路の早期完成に向けての、国土交通省として是非また強力に加速をしていただきたいと思いますが、見解を伺います。