古賀友一郎の発言 (経済産業委員会)
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○古賀友一郎君 ありがとうございました。
問題意識をまず完全に共有していただいたということは御礼申し上げたいと思います。
確かに、おっしゃるとおり、いろんな課題はあるんですね。あるんです。ありはするけれども、これはある意味、鶏と卵のような部分もあるというふうにも言えると思います。
したがって、まず今のこの苦境を乗り切る。ただでさえ民間事業者は投資にちゅうちょする、そういった今時代背景がございますので、そこは国が一歩前に出て、そして一緒にやりましょうと、こういう呼びかけをしていくということが大変重要な状況を改善させていくポイントであろうと、こういうふうに思います。
実際、我が国は、法律改正をしてまでEEZまで風車を建てられる、そういう改正もしました。そういった我が国の姿勢に対して海外の主要メーカーも大変熱い視線を送ってきてくれていて、それぞれと協定を結んで一緒にやりましょうと、国内サプライチェーンをつくっていきましょうと、こういったお約束もしているわけでありまして、そういった意味では、まさに今、このピンチをチャンスに変える、ある意味でのタイミングを迎えていると、こういうふうに思うわけでございまして、そういった意味も含めまして、是非今申し上げたようなお取組を精力的に行っていただきたいと、このようにお願いしておきたいと思います。
続きまして、洋上風力はこれまでといたしまして、この油の問題とはまた別の経済安全保障の問題ですね、これについて伺います。
レアアースの問題を取り上げたいと思います。
この問題は、要するところ、特定国の依存度をどこまで引き下げていくことができるかと、こういう話でございますけれども、まさに昨日、マクロン大統領の訪日に合わせて、日仏両国でこのレアアースの確保について協力してやっていこうと、こういう合意がなされたというわけであります。このフランスのカレマグ社を通じました両国の協力関係は、私自身も副大臣時代に昨年から関わってきたこともございまして、大変これは喜ばしい成果だと、こういうふうにお喜び申し上げたいと思います。
そして他方で、去る二月に発表されました南鳥島のレアアースでありますけれども、これはもう大変な難事業で、第一関門を突破したと、こういうふうに思っております。これからこの採取した泥を分析をいたしまして、来年度までにこの実用化の可能性を検討していくと、こういうことと伺っております。
何分この本土から二千キロメートルほど離れて、その島の海底六千メーターから持ってくるというわけでありますから、大変このコストの問題、気になるところではありますけれども、この国産レアアースの誕生というものを心待ちにしたいと、こういうふうに思っております。
我が国は、ともすれば、天然資源がないという固定観念から、なかなかこの重要鉱物については、まずは海外からどう持ってこようかと、こういう発想になりがちだったと思いますけれども、この国産レアアースも含めて国内で調達していくということは、私は経済安全保障上のやっぱり出発点だと、こういうふうに思っておりますので、この南鳥島を併せてもう一点、今日私が指摘したいのは都市鉱山であります。言わば国内に眠る資源、家電、自動車、パソコン、スマホ等々、そういったものの中に、今我が国の国内にこういった重要鉱物が眠っているというわけでありまして、この資源をリサイクルする方向に、これにもっと目を向けるべきだと、こういうふうに思っております。
ただ、一言でリサイクルと言っても、いろんな問題が山積だということも私も認識をしておりますが、この問題に処していくために、私は一番まず出発点として重要だと思っているのは、そもそも我が国の国内にどれだけ、このレアアースが代表例でありますけど、それ以外のレアメタル、ベースメタルもそうだと思いますけれども、レアアースが国内にどれだけ眠っているのかという目星をやっぱり付ける必要があるんだと、こう思っておりまして、そのうちどれだけ国内にあるか、そして、その国内に眠っているもののうち、リサイクルできそうな、回収できそうなものがどれだけあるのかと、こういう、やっぱりその辺をしっかりと見極めていくということがまず必要だと、こう思っておりまして、そういった観点から、この国内都市鉱山に眠るレアアースの賦存量、それから埋蔵量、これを早速調査、把握すべきだと、こう思いますけれども、これは環境省にお尋ねしたいと思います。