倉持仁 に関する国会発言

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2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私が、そのコロナが来る前から、宇都宮に二〇〇八年に戻ったんですが、やはりそのぐらいから入院させるべき患者さんが徐々に入院のハードルが上がっていったという状況はあります。  そして、残念ながら、医療も、お金がない、それから人手もない、その中で元気な人だけを効率よく治療するという仕組み、DPCの方式ですね。もう入院する、病名で値段が決まって、そして退院する期間も決められていると。そういう方向で、極力医療現場の合理化と

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私、二〇〇八年から三年間ほど警察医というのをやったことがあったんですね。何で私、これだけいろいろテレビに出るかというと、そこで、認知症の奥さんを持っているおじいちゃんがそれを苦にして自殺なさって、その現場見にいって、そしてその一か月後に今度、認知症のおばあちゃんが掘りごたつの中に落ちて死んでいるんですね。  そういう矛盾というのをたくさん見てきて、やはり病床削減というのが本当に正しいのかなと。お年寄りを自宅に追い

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 実際に我々、コロナを積極的に診療するようになって、当然、余りお金の計算していないでやり出して、後から補助金が出るとか出ないとか分かってですね、やはりその検査が普及しないというところの問題点の一つは、やはりそれに対するメリットがないからということが大きな、これは厚労省の問題だと思うんですけれども。その理由はよく分からないんですが、実際にそれ以外の制度面というのが、やはりポストコロナになって、その辺の話合いとか改革とか

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 我々臨床の現場から、例えば五波のときは、重症な患者さん、肺炎の患者さんが次から次へと送られてきて、この人死ぬんじゃないか、死ぬんじゃないかってすごく毎日怖かったんですね。六波のときは、なかなか保健所さんが患者さんを送ってこないんですね。それ、どうやってトリアージしているのかよく分からないんですが、つまり、我々医療機関は、今回、六波に関しては、保健所さんが盾になってくれていたのでそんなに正直逼迫していない面もある一方

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) メッセンジャーRNAワクチンに関しては、やはりこれは新しいものですから、何回打ったらどうなるかって、これ誰にも分からないことなんですね。科学の進歩というのは、そういうことに対してきちんと対処して、データを集めて対応することで解決されてきました。これは医薬品の開発もワクチンもそうですから。ですから、やはりそういう真摯な、そういう検証の体制をつくるということが何より大事なことだと思います。

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 実際にワクチンを打って、例えばコロナにかかられた御兄弟、お姉さんと弟さん、二十歳ぐらいと十六歳ぐらいですね、コロナかかったときちょっと味覚障害出たんですけど、そのワクチン打った後、また味覚がなくなっちゃったといって病院来るんですね。実際、先ほど言いましたように、肺機能調べてみるとお二人ともぜんそくみたいになっていますし、つまりそういう病態をきちんと診られる医療機関がほとんど今ないんですね。それが一番の問題で、やはり

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 感染の初期にはまん延防止のような人流抑制は有効だと思います。しかし、今回のように、ほぼほぼゼロコロナみたいになったところで、そういう人流を最初の段階で止めるというのはなかなかしにくいんだと思うんですね。  一方、人流抑制をするときというのは何をするのかというと、人流抑制をしなくても済むほかの対策をやるんですね、その時間の間に。そういう期間として自粛の時期というのを設けるはずなんですね。つまり、ワクチンの供給が足り

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 実際に我々診療していると、実際にコロナの患者さんから唾を吐きかけられたりとか、病院から脱走して逃げちゃったりとか、怒って暴れたりとかって、そういうことはたくさんあります。  ただ、それはもう我々の職務として患者さんの健康を守ることがあるので、やむを得ないと思って感染対策をいろいろ職員に指導したりしているんですが、一方、やはりそういう現場がきちんと真っ当なことができるように、やはりそこでルール作り、法整備というのが

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私は、医師の立場から、このワクチンの効果というのは、いわゆる抗体価といって、液性免疫といって、それはもう時間がたてば効果が落ちるということは分かってきているんですね。もう一つ、細胞性免疫といって、リンパ球などが働いて免疫が作動するんですけど、残念ながらそういった面の研究って、サンプルが生もので、たくさん集めて研究しないと分からないので、なかなか進んでいない面があるんですね。  実際、そういうワクチンの効果をちゃん

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私、実際に那須塩原市の旅行業ですね、そこで感染症のガイドラインとかを一緒に作ったり、あるいは学校、教育委員会にお話に行って、何とかそういう、つい立ての設置を進められないかとか相談したことがあったんですが、現実的にはきちんとしたやはりエビデンスがベースにないと、どこのガイドラインもそれが作れないんですね。  結局、この飛沫、エアロゾル、接触と、これを社会生活の中でいかにきちんと感染予防効果があるもので対応していける

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 今、教育、大学の教育の現場でも、残念ながら余り、働き方改革とか、やはり医療とぶつかってしまう問題というのがあって、なかなかいいお医者さんが育成できていないという現実もありますので、そこら辺もどうしていくのかというアプローチが必要だと思います。

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) ワクチンの開発に関してはこれはもう賛成でして、コロナ禍を通して我々医療現場で今経験していることは、とにかく物がないということを、本当に昭和の初期の時代のような感じで、アルコールがない、手袋がない、マスクがない、そして今ジェネリック薬がないんですね。全然来ないので、患者さんにもうないから飲まないでくださいと言っているんですね。  これ、大きな根幹にはやはり物づくりができない国に今、日本はなっているということが明らか

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 今、コロナ前は、少子高齢化で社会保障費がどんどんどんどん増える中でどういう医療提供をしていくのがいいのかという話になって、医療費削減政策が取られる中でコロナ禍が起こったわけですね。それの中で今何が起こっているかというと、皆保険制度が今残念ながら守られていない状況というのが医療現場ではあるんですね。  今問われているのは、今後、当然これ、どんどん何でもやればいいという話ではなくて、どこでどういうふうに世代間の差がな

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) まん延防止の措置等人流を抑制するようなお願いをするというのは、これは感染初期にどういう対策をしたら感染拡大しないかということが分からないときに有効な対策であって、今は、先ほども申し上げましたが、感染の場というのは、一波、二波、三波、四波、五波、六波、みんな違います。そして、そこに擁する要素も、検査が足りなかったり、ワクチンが足りなかったり、感染している場面がどこかで対策が違ってきているんですね。そして、例えばそうい

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私は、まず大きな話として、まず指定感染症自体がどうなんだと。今実際、二類だとか五類だとかいろんな話出ていますが、実際にはもう二類にも五類にも収まっておらず、残念ながら、皆保険制度が守られてない状況が残念ながら続いているという事実をどうするのかと。  そういった大きな根本的な法整備というのが必要だと思いますし、それから、感染流行期に例えばしっかり隔離できる、ある意味これは私権を制限する話になるんですが、そういったと

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私が思うには、やはりこの第一波から六波まで、残念ながら、従来の既存の構造とか人とか物とか仕組みで、新しいものを投入せずに対応しようとしてきて、あふれ出てしまって間に合わなくなっているという現状があると思いますから、やはりここは、そうなったときにどうやって変えるべきかというと、やはりこれは政治が動いて、政策的にやはり構造を変えていかない限り、その場しのぎの通達で何か事を変えようということはできないと思いますから、それ

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私のクリニックは、先ほども、例えば今月ですと三千五百人と患者さんを診て、その後、希望される方は全例フォローアップをちゃんとしています。  それで見ていると、例えば味覚・嗅覚障害の方でも肺機能障害を起こしている方がたくさんいます。それはどういうことかというと、今論文にしているところなんですが、ぜんそくの病態を来すんですね。これはもう明らかなことなんですが、一般的にそういったことがまだ知られていないのと検査ができてい

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) PCRの検査なんですけれども、検査体制自体が脆弱なのはもう明らかなことでして、一般的なきちんとした感染症になるためにはやはり検査が当たり前にできるというのが、これは感染症の、例えばB型肝炎、C型肝炎、あるいはHIVですね、それから梅毒、そういった感染症って入院時に全例当たり前に検査するんですね。それはなぜかというと、院内感染を起こすからなんですね。今ほぼほぼB型肝炎もC型肝炎の患者さんももうほぼいません。  それ

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 私が思うには、今回のコロナ禍では、国民皆保険制度という大きな仕組みがあるにもかかわらず、住んでいる地域によって、あるいは所属する自治体によって治療が受けられないとか検査ができないとか、そんなことがずうっと続いてきてしまったんですね。ですから、私は、北海道の人を何で入院させられないんですかって宇都宮の保健所の方とけんかしたり、そういうおかしなことが、あるいは川口市の人がたまたまうちにかかって、入院できないと、治療やめ

2022-03-08 倉持仁 予算委員会公聴会 参議院

○公述人(倉持仁君) 端的に申し上げますと、私は、コロナの患者さん、早期診断、早期治療をすれば死なない病気だと思っています。全て亡くなっている方は、治療、診断の遅れです。  それから、こういったことというのは、医療供給体制が国によって違いますから、海外と比べてどうなんだではなくて、第一波、第二波、第三波を反省してどうなんだという見方をすべきだと思います。