吉村英祐 に関する国会発言
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○参考人(吉村英祐君) 多極多心型がリスク軽減になるというのは確かにそうですが、これは必要条件にすぎない、多極多心にすればリスク軽減になるんではないということで、これ日銀さんのネットも同じですが、人の問題ですね。その人がどれだけ早く駆け付けるか。もっと言いますと、その担当のスタッフの方が被災してしまうと何にもならないわけで、これは神戸の場合も、皆さん結構遠方に住んでおられます。早朝に地震があったということで、職員の駆け付けに非常に時間が
○参考人(吉村英祐君) 先生の御質問、十分理解しているかどうか分かりませんが、東京は、一極集中といいながら、いわゆる展都といいますか、埼玉であるとか千葉であるとかに機能を少しずつ分散していると思いますので、集中といいながら、現実には東京都というよりも東京圏に集中という方が正確だろうと思いますが、しかし機能としてはやはり東京が圧倒的に優位であります。特に情報発信とかそういう点ではもうほとんど東京ですので、本当に大事なものがまだ分散されてい
○参考人(吉村英祐君) まず、どのぐらい離れていたらいいかという、これも災害の種類によると思いますが、地震の場合ですと、北関東ですと大きく揺れますが、システムがやられる、あるいは建物が壊れるほどの地震は多分ないだろうということで、経済性とかを考えますと、総合的に考えますと、北関東というのは一つの方法だと思います。 もう一つは、なぜ大阪かということですが、これはやはりかなり高水準の都市のインフラも整備されています。それから、システムを
○参考人(吉村英祐君) 保坂先生も含め大変皆さんよく勉強されていて、非常に重要なことを聞かれて答弁に大変困るところですが、今の私の考えを申し上げます。 まず第一点目の、阪神・淡路大震災のことを予測していたかということであります。 私自身はもちろん予測はしておりませんでした。しかし、その後調べてみますと、地震の専門家ははっきりと予測しておりました。一九七〇年代の神戸新聞の一面に、神戸に大きな地震が来るというのがトップに出ておりまし
○参考人(吉村英祐君) 大変難しい御質問をいただきました。 実は、この論文を書いてからもう既に五年ぐらいたっていまして、状況も変わって、当たっているところもあれば少し外れていますし、私自身も考えが少し揺れているところもありますが。 まず、現在の東京の状況ですが、必ずしも私はあれは一極集中の加速にはなっていない。といいますのは、恐らくあそこに入ってくる企業は都内から入ってくるわけですね。そうすると、企業の移動が起こりまして、必ずど
○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。 何しろ貴重なお話を伺いまして、何か非常に感動した感じで聞いておりました。どうもいろいろ御苦労さまです。 まず私は、吉村英祐先生の論文を読ませていただき、また今御説明をいただきまして、国会等の移転審議会は首都機能移転費用をやはり十二兆三千億円と試算しているのですが、「これはあまりにも巨額であり、財政改革にも逆行するという批判も生じよう。」と、「今後優先すべきは、華やかな都市再開発プ
○参考人(吉村英祐君) まず、仮に首都移転が実現したとしましても、東京は大きいままであります。ほとんど災害リスクという点からは大差がない。むしろ、政府機関が出ていくことで対応が遅れる、あるいはその被害状況の把握が遅れるという心配があるんではないかと思います。 行政機関の危機管理の件ですが、実はこういう危機管理は、ハードも非常に大事ですが、それと同じぐらいソフトも大事であります。 例えば、災害が夜中に起きたときに、一体平均通勤時間
○参考人(吉村英祐君) まず、私は、専門は都市防災ではありません。元々は建築の避難、安全のことをやっております。例えば、火災に強い建物は、階段を二つ以上取る、できるだけお互いを離すというのが原則です。そうしないと、火災が発生したときに二つの階段が同時にやられますと避難できなくなるというのがあります。そういうことをずっと研究しておりましたところ、平成七年に阪神・淡路大震災が起きまして、私の家は大したことなかったんですが、神戸は大被害を受け
○委員長(島袋宗康君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 国会等の移転に関する調査のため、本日の委員会に大阪大学大学院工学研究科助教授吉村英祐君、日本銀行システム情報局参事役原徹君及び日本銀行考査局考査課企画役富永新君の出席を求め、その説明を聴取することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕