宇野木早苗 に関する国会発言

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2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は、生息する環境を作ることが一番大事だと思うわけです。それが現状のままできるかどうかというわけですよね。それは今、もう錦織さんがおっしゃったようにできていないわけですから、そうするとやっぱりそれは、そういう生息できる環境を作るためには、やはりそういう元に戻す環境にするということがまず一番最初に大事であって、その環境を壊しているのは諫早干拓事業ですから、それを中止するということは基本だと思います。その上で環境を

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) この報告によりますと、潮汐、潮流が減少したということとそれから汚濁負荷が増加したということははっきり言っているわけですね。そういう点で私は高く評価すべきだと思います。そして、私は、今日示したデータでそれがはっきり出てきているわけでして、この事実はこれは間違いありません。  それで、この調査の目的なんですが、そういう影響が出て実際にそういう現象が起こっているわけですから、それがパンチ力としてどれだけ効いてきたか

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は、海の環境がいいかどうかというのは、そこに豊かな生態系が営まれているかどうかが判断の基準と思います。特に、そこにはベントス、そこにすむ底生生物の状態が非常に大事だと思うわけです。  ところが、長崎大学の東教授らの研究によりますと、干拓が始まってからベントスが随分減っております。これは明白な事実でありまして、たくさんの、結局、生産にかかわる、いわゆる漁業にかかわるようなのだけじゃなくして、海の生き物としての

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 学問的なことですから、これやっぱり学会で発表しまして、そして学会誌なんかに載せてきちんと評価してもらう。それは、一つの説に対していろんな意見の人もおりますが、しかし、それはやっぱりみんながどう評価するかということで決めざるを得ないと思います、どれが正しいかというようなことは。

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 委員会というのはどの委員会でしょうか。

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 今、科学的調査をおっしゃいまして大分違いがあるとか言いましたが、それはとんでもないことです。というのは、結局、私は潮受け堤防の影響で湾の奥が六五%ぐらい潮汐が小さくなると言いましたところが、ある研究者はそうじゃなくして一〇%か二〇%ぐらいであるという論文を発表しました。そのことをおっしゃっていると思います。  私が調べたところ、それは大きな間違いがあります。その間違いを検討しまして、私のデータの五ページを見て

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は、自然の力、これは非常に大きいものですから、それに逆らってそれでやろうとしてもそれは無理です。だから、自然に逆らわないようにちゃんとうまくやらねばならない。ところが、潮受け堤防ですと、とかく口付近では流れが停滞しているわけですよね。そういう停滞した状態を作って、そこに膨大な汚濁が入ってくる。それで海が汚れないというのはおかしいわけです。  そういうことを考えると、やはりそういう根本的なところにも人間の手に

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は、正直に言って、これはつながらないと思います。

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私の資料の四ページを見てください。四ページの一番最後の行のところで、ここで、その成功がうたわれたナイル川のアスワンハイダムでさえ、利益に対してその約七〇%の損失を伴っていたということを我々は銘記しなければならないと。  結局、ナイル川のアスワンハイダムは非常にエジプトに利益を与えました。しかし、その結果としてやはり大きな損失が出ておりまして、河口付近の地中海の漁業は非常に大打撃を受けております。エンツという人

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は海洋物理が専門ですから水質、生物の方は余り、知識が不足していますが、そういう点は御了承願いたいと思います。  それでは、今のお話に対しまして、私の資料の三ページの図六を見てください。  これはCODの分布を示したわけです。そして、このCODの分布からいうと、これは日本自然保護協会のデータですが、ともかく膨大な汚濁負荷が出ているということが分かるわけですね。それが、今おっしゃったように、農水省の方のデータ

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は先ほど、潮受け堤防がどういう役割を果たしているかということを二ページ目の(1)のところで述べました。すなわち潮汐、潮流の減少、それから広大な干潟、浅瀬の喪失、そしてさらに巨大な汚濁負荷生産システムというのをデータを用いてきちんとお示しいたしました。これでもって、私はもうかなり有明海干拓事業の影響は大きいというふうに思っております。これに匹敵するようなほかの要因はありません。  しかし、それでもなおいろんな

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は、最初に言いましたように、瀬戸内海の法律が結成される前のことでやはり一つにして考えねばならないということで、全体としてやるべきだと思っております。  ただし、法的なことに関しましては錦織さんが適当と思いますから答えていただきたいと思いますが、私の考え方で言いますと、やはりそれなりの効果はあったけれども、結局規制が、特に埋立ての規制が緩いためにそれができなかったということがあります。というのは、結局今の環境

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 今、和田ひろ子先生がおっしゃったことを漁民の奥さんが言っております。というのは、結局海は天からの預かり物なのよと、子供たちに残すときにはきれいにしてから返そうねと、子供たちに返すときにはきれいにしてから返そうねと、そんなふうに漁師の主婦の方が言っておられます。今、先ほどおっしゃったこともそうだと思うんです。  そういう観点から私は、有明海をきれいにして、そして回復してそれを後世に残すという観点からこの法案を考

2002-11-21 宇野木早苗 農林水産委員会 参議院

○参考人(宇野木早苗君) 私は、五十年余りの間、海のことをやってまいりまして、特に沿岸の物理現象について学んできました。そして、最近では川と海の関係を調べています。最近の私の仕事は、五ページ目に一応文献のリストが若干ありますからごらん願いたいと思います。  こういう研究の結果、沿岸の開発に関連しては、次に述べる一番目と二番目の項目が極めて重要であるというふうに考えています。初めに、これに関する私の経験を話した後に、そしてこれから有明海

2002-11-21 三浦一水 農林水産委員会 参議院

○委員長(三浦一水君) ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律案を議題といたします。  本日は、参考人として日本大学生物資源科学部教授岡本雅美君、有明海漁民・市民ネットワーク顧問錦織淳君、長崎県森山町長田中克史君、日本海洋学会名誉会員宇野木早苗君に御出席をいただいております。  この際、参考人の方々に一言ごあいさつ申し上げます。  本日は、御多忙のところ本参議院農林水

2001-12-03 岩佐恵美 行政監視委員会 参議院

○岩佐恵美君 有明海は浅い閉鎖海域です。栄養塩も多くて、もともと赤潮が発生しやすい条件にあります。しかし、潮位差が大きく潮流が速い、そのために海水がよく攪拌をされて、そして底生生物が豊富に生息をする、その生物が海水を浄化して植物プランクトンの異常な増殖を防いできた、そういう状況にありました。この速い潮流が有明海の環境を保つ重要な要素であって特徴です。  私は、三月の環境委員会で、諫早干拓による流速の低下、これが環境悪化に重大な影響を与