山岸尚之 に関する国会発言
51件 / 3ページ / 1 ページ目
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 まず、二つの観点が必要かなと思っておりまして、一つは、そもそも例えば製品やサービスに由来する排出量をどのように測るのか、これがカーボンフットプリントの考え方でございます。ここにきちんとした基準が設定されていくこと、どういうふうに測るのが正しいのか。こちらは、まあ比較的何とかなりそうかなと思っております。 これに対して、より課題が大きいのは、どういうものであればCO2フリーと言ってい
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 カーボンプライシングの課題、どうあるべきかにつきましては、実はWWFジャパンだけではなくて、WWFジャパンも参加をしているJCI、気候変動イニシアチブという、企業様であるとか自治体様とかも参加いただいているイニシアチブの中で実は提言を出させていただいておりまして、もしお時間がありましたら是非そちらも御覧いただければと思います。 その中でも指摘されているポイントで二つだけ、特にWWF
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 主にその市民参加の確保の部分についての、若干私の個人的な経験も踏まえてお答えを申し上げたいと思います。 温対法だけではないんですけど、温対法も取り巻く制度も含めまして、地球温暖化対策推進員という制度がございます。全国津々浦々の都道府県において、その推進員になった方々に関して温暖化対策を推進していただくというのが基本的な枠組みかと思っておりますが、それの実行の度合いみたいなものを見た
○参考人(山岸尚之君) 御指摘、大変深い御指摘で、即答できる回答は残念ながら持ち合わせてございません。 ただ、やはりそのお金を出すときの条件の付け方だと思っております。やはり、その地域の側で判断できる余地というか部分を大きくしていかないと、中央からのこれがなければこのお金は出ませんという部分が大き過ぎてしまうと、そこに自主的に考えるハンドルの余裕もないですし、それから自主性も失われていく可能性がありますので、そこが鍵になってくるのか
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 本日の意見の中でも少し言及をさせていただきましたけれども、ここについてはやはり経済的な支援は必要かなと思っております。加えて、別の、加田議員への御質問に対するお答えの中で申し上げましたけれども、やはり地域で検討する際に必要な専門性、キャパシティーの支援というのをすごく大事だと思っております。やはり、生物多様性の観点で何が大事なのかを検討できる人、そしてエネルギーの観点からもそれを検討で
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 三つの視点での御質問、ありがとうございます。順番に端的に、なるべく端的にお答え申し上げたいと思います。 気候危機の観点で、一つ身近な事例といいますか、ちょっと意外な事例を出させていただきますと、近年、パナマ運河の水位が干ばつによってちょっと下がってしまっていて、そもそもパナマ運河を通れる船の数を減らすという措置がとられています。これは別に気候変動の影響を受けた干ばつのせいだけではな
○参考人(山岸尚之君) 御質問ありがとうございました。 今の高村先生のお答えにも若干かぶってしまうんですけれども、日本政府が目指したのは、このパリ協定の下で二通りの道がありましたと。一つはJCMのように二国間で一生懸命制度をつくっていく道、もう一つは国連の下でまるっとつくったものの中でその仕組みを使うという道、この二つの道のうち前者の方がやりやすいと日本政府は判断をしたからです。 それは、その経験として、これも重なってしまいます
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 おっしゃられたとおり、優れた技術を開発して、そして普及をさせていくためには、経済が安定的に成長していることについては、一般論としてはそのとおりかな、全くそのとおりかなと思っております。他方で、もう一つ必要なことがあるかなと思っておりまして、それは、その技術が社会にとって必要であるという状況を極めて分かりやすく政策であったり環境が示していることかなと思っております。これが、この二つが難し
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 地熱発電に関しましては、日本でのポテンシャルは現状よりは少なくとももうちょっとあるはずだと考えております。ただし、地熱発電の適所というものが国立公園の近くにあったりとかするので野方図な開発は難しいというのが一つと、やはり最初の調査自体に下手すると一億円単位での調査の費用が掛かってしまうというところがかなりネックになっているかなと思いますが、他方で、おっしゃったように、安定的な電源である
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます、御質問につきまして。 確かに、LNGに関して過度に頼り過ぎることで価格変動のリスクを被るのではないかという点は、リスクとしては存在すると思っております。そのリスクに関しては、やはり第一のエネルギーである省エネの部分でカバーをしたりとか、多様な手段で何とか乗り越えていくしかないというふうに考えておりますが、ちょっと忘れてはならない視点としましては、そもそも、今、例えば過去数年間に及ぶエネル
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 幾つかの分野について、やや駆け足になりますけれども、言及させていただければと思います。 まず、再エネに関しましては、先ほどの高村参考人の御意見の中でもちょっと出てきておりましたけれども、いわゆる太陽光につきましては、建物の屋根であるとかあるいはペロブスカイトが普及した暁には壁面であるといった分野というのは、より持続可能な形で導入できる場所、そして営農型の太陽光発電の導入なども、今の
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 私も、主に企業分野における仕組みについて幾つか事例を御紹介して、お答え申し上げたいと思います。 若干手前みそにはなりますけれども、一つ大事なことは、基準を作っていくということがあるかなと思っております、国際標準での基準を作っていくということで。手前みそにはなりますが、WWF自身が関与して設立した国際基準に、サイエンス・ベースド・ターゲッツ・イニシアティブ、SBTiと呼ばれる国際基準
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 これは非常に難しい問題でして、私ども環境NGOとしても、一般の方々に対してどのように分かりやすく訴求するのが一番ベストなのかという点には日々頭を悩ましております。 ですが、この場は国会の場ですので、是非議員の先生方にお願いをしたいのは、いずれ選挙が来たときには是非公約の中にこの問題を掲げていただきたい。やはりそれが、この問題がそれだけ重要な問題であるということを国民に対して問う姿勢
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 まさに議員がおっしゃってくださったとおり、この二つを同時達成していくということは日本にとっても極めて重要であると考えております。そのためには、かなり地道な取組になってしまうので非常に面白くはないかもしれませんけれども、やはり地域の生物多様性の情報についてしっかりと整備していくことが大事だと考えています。 なぜかと申しますと、やはりその地域で実際に、例えば再エネ、再生可能エネルギーを
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。加田議員、御質問ありがとうございます。 いわゆる強制的な方法ではない形での支援の在り方ということで、一つだけちょっと個人的にも関心がある事例といいますか分野を挙げさせていただきますと、やはりその専門性のサポートという分野がございます。 市町村レベルで特に考えた場合に、市町村の御担当の方々というのは日々別の業務をたくさん持っていらっしゃる方が多いです。再生可能エネルギーの促進だけに関わ
○参考人(山岸尚之君) ありがとうございます。 WWFジャパン、世界自然保護基金ジャパンの自然保護室長をしております山岸と申します。 本日は、議員の皆様方のお忙しいスケジュールの中で、このような場で意見を述べさせていただく機会いただきましたこと、誠にありがとうございます。 WWFは、一九六一年に設立されまして、現在では百か国以上で世界の自然保護、環境保護をやっている団体でございます。私はその日本オフィスに所属をして、個人的な
○委員長(三原じゅん子君) 地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。 本日は、本案の審査のため、三名の参考人から御意見を伺います。 御出席いただいております参考人は、東京大学未来ビジョン研究センター教授高村ゆかり君、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン自然保護室長山岸尚之君及び認定NPO法人FoEJapan事務局次長深草亜悠美君でございます。 この際、参考人の皆様に一言御挨拶を申し上げます。
○参考人(山岸尚之君) 人口が減少していく中で、地域にとって課題が山積みだからこそやらなきゃいけない分野というものにフォーカスを当てる。例えば、地域にとってそういう状況の中で観光業ってすごく大事だと思うんですが、例えば積雪量が落ちてしまってスキー観光が打撃を受けるというような事例であれば、まさに地域にとっても取り組まなければならない適応策という形になりますので、そういったところに焦点を当てると。しかも、それがリスクなんですよということを
○参考人(山岸尚之君) 二点申し上げたいと思います。 一つは、既存の研究領域との協力をどうやって進めていけるのかということが課題だと思っています。 例えば、気候変動で影響がある種として、例えば日本で有名なライチョウという種がありますけれども、そういうライチョウに関しては、気候変動の研究者が研究しているわけではなくて、元々その種を研究していらっしゃる方がいらっしゃるとか、あるいは果樹に対する影響でも果樹に対する研究をしていらっしゃ
○参考人(山岸尚之君) 先ほど申し上げましたとおり、今回の法案の中には、各省よくよく見ればパリ協定を明らかに意識した書かれ方がされているにもかかわらず、パリ協定に対する対応ということが明示的にはないと。なので、恐らく書かれた皆さんの中には意識としてはあるので、それをうまく表現に落とし込むだけなのではないかなというふうに思っております。 取りあえずはそこまでで。済みません。