杉井靜子 に関する国会発言
13件 / 1ページ / 1 ページ目
○吉川春子君 日本共産党の吉川です。 日本国憲法は、古典的な自由権と、資本主義の弊害から人々を守るために積極的に国家の行為を請求する権利である社会権が規定されている優れた特徴があります。環境権、プライバシー権など新しい権利も幸福追求権や生存規定に包含されており、また報道の自由は知る権利に包含されていると考えます。新しい基本的人権規定を憲法に追加する必要が、その結果ないと考えております。 憲法が保障する人権が守られていない現実をど
○公述人(杉井靜子君) そうですね、女性の問題で言いますと、やはり男女雇用機会均等法があるわけですが、しかしこの法律が、いろんな差別について禁止はしておりますけれども、罰則は何も付いていない。そういう中で、なかなか実効性がないという、こういうことを感じております。 労働基準法は、御存じのように労働者を守るために刑罰の裏付けを持って法律ができているわけですが、そういう点で均等法はまだまだ不十分ではないかと。 それと何よりも、やはり
○公述人(杉井靜子君) 私は先ほど来、政治に携わる者が憲法を軽視したりないがしろにしてきていることが国民の人権意識の定着を妨げてきたんではないかというふうに申し上げましたけれども、その端的な例は、先ほど先生がおっしゃいましたように、九条があるにもかかわらず自衛隊が存在する、こういう、普通、素直に九条を読んだ中学生がどうして自衛隊があるのかというふうに疑問に思うように、そういうふうな正に憲法違反の現実があるということですね。 こういう
○公述人(杉井靜子君) 先ほど述べたこと以外に、私、今大変この国民の人権にとって重要な問題として考えているのは、働く人たちの長時間労働ということです。 それで、もう本当にサービス残業やその他でお父さんの帰りがもう深夜になるということで、私のうちは母子家庭よと言う若いお母さんがたくさんいらっしゃるんですね。あるいは、独身の若い労働者の皆さんも、とりわけ派遣という形で働いていらっしゃる方は、もう本当に連日の長時間労働で親が大変心配されて
○公述人(杉井靜子君) 私は、この点については、やはり憲法がよって立つ考え方が何なのかということを考える必要があると思います。 憲法は、やはり戦前の反省の中から戦争を放棄し軍隊を持たないという、こういうふうな選択をしたわけです。つまりそれは、そういう外国からのいろんな侵略やその他、あるいは平和を守るためには軍隊とか武力によって守るのではなくて、むしろ軍隊や武力を持たない、そういう形でむしろ平和を守るんだということを選択したのだと思い
○公述人(杉井靜子君) まず、DV法についてですけれども、保護命令というものが、六か月の接近禁止命令、二週間の退去命令というものがあるわけですが、まず一つは、この保護命令が非常に手続が面倒であるというのが一つあります。というのは、かつて暴力を受けていたということが証明されなければいけないという意味で、例えば、その以前に警察に駆け込んでいたとかあるいは暴力防止センターの方に相談していたとか、そういうふうな証明がなければいけないというような
○公述人(杉井靜子君) 私は、環境権については、今の憲法から考えますと、一つは、やはり憲法の二十五条の、すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があるというふうになっています。そして、健康でという、健康な生活を送る権利という意味で、環境権はもう当然この憲法の解釈から導かれるものだというふうに一つ思います。 それからもう一つは、憲法の十三条で、すべて国民が個人として尊重され、生命や自由や幸福追求に対する国民の権利が保障されて
○公述人(杉井靜子君) 確かに、諸外国のいろんな憲法はいわゆる市民革命を経てかち取ってきたものだという、そういう意味では正に自由や権利を命懸けで革命をしてかち取ってきたものだというふうに言われています。そういう意味で、また今回の命懸けで、亡命者が命懸けで自由を求めるという、そういうふうな体験は日本国民はしてきていないというふうには思います。しかし、私はやはり憲法が、この日本国憲法が制定された当時、決して占領軍から押し付けられたということ
○公述人(杉井靜子君) 私は、もう少し外務省領事館の方がやはり毅然とした態度を取るべきだったんではないかと思いました。 やはり、もう領事館内に既に人々が入っているということはあのテレビの画面なんかでもはっきりしているわけで、そこに中国の警察が入り込むということはやはりこれは国際法違反でもありますし、そういうことをやはり、領事が、の承認を取ったか取らないかということは別にしまして、そこで漫然と見ていたのだろうかという、そんなふうな疑問
○公述人(杉井靜子君) 先ほども述べましたけれども、私、国民の中に定着してない原因の一つに、政治に携わる人たちがこの憲法を率直に言えば軽視してきた、ないがしろにしてきた、そういう姿勢があるのではないかというふうに思います。 本当に政治に携わる人たちがこの憲法を尊重し、常に憲法のことを頭に置き、憲法に基づいた政治が行われているのであれば、やはり憲法というのはこれは尊重しなきゃいけないということが国民の中に定着していくわけですけれども、
○公述人(杉井靜子君) 私は、結論的に言えば、憲法は改正する必要はないというふうに思っています。 先ほども申し上げましたように、憲法というのは非常に網羅的な普遍的なものでありますので、そして、先ほど横田先生からもお話がありましたように、基本的な、長い人権の歴史の中で作られたものですので、いろんな新しい問題が出たときにも、憲法に立ち返れば必ずきちっとした解決が、回答が見いだせるというふうに思っています。それは決して解釈によるこじつけと
○公述人(杉井靜子君) 私は、女性や子供や障害者など、ハンディを負っていたり弱い立場にある人の人権が本当に守られる社会こそ、すべての人々の人権が守られる社会だと思っていますが、長年弁護士として仕事にかかわってくる中で痛感することは、様々な差別や人権侵害がある中で、とりわけ女性や子供の人権が十分に保障されていないことです。 妻に対する夫の暴力については、数多くの離婚事件で見聞してきました。夫から包丁を突き付けられ命からがら逃げてきた母
○会長(上杉光弘君) ただいまから憲法調査会公聴会を開会いたします。 日本国憲法に関する調査を議題といたします。 本日は、「基本的人権」のうち、「私たちにとっての人権」につきまして、お手元の名簿の八名の公述人の方々から御意見を伺います。 午前は、弁護士杉井靜子君、全国生活と健康を守る会連合会事務局長辻清二君、歯科医師柳時悦君及び都留文科大学教授横田力君、以上四名の公述人の方々に御出席いただいております。 この際、公述人の