橋本元秀 に関する国会発言
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○政府参考人(橋本元秀君) これまで政府としてアイヌ文化やアイヌの伝統に関する知識の普及啓発を図るために、先ほど文科省からもお話のありました学習指導要領の改訂のほか、アイヌ民族文化財団が実施するパンフレットの作成やアイヌ文化の体験交流事業などに対する支援を行ってきているところでございます。その結果、アイヌ文化やアイヌの伝統に関する認知度が向上するなど、一定の成果が得られたと認識しております。 今後は、こうした取組に加え、アイヌ文化の
○政府参考人(橋本元秀君) 御指摘のように、新交付金による事業がアイヌの人々の要望等を踏まえ適切に実施されているかについて検証することは、アイヌ施策を推進していく上で重要であると認識しております。このため、本法案の中におきましては、国は市町村に対してアイヌ施策推進地域計画の実施状況について報告を求める、また計画が認定どおり行われるように、必要があれば是正措置を求めるといったような規定が規定されているところでございます。 したがいまし
○政府参考人(橋本元秀君) まず、本法案の骨組みから、恐縮でございますが説明させていただきますと、本法案では、アイヌの人々が先住民族であるとの認識を示すとともに、アイヌの人々が尊重される社会の実現に向けて、従来の福祉施策や文化振興に加え、地域振興、産業振興、観光振興等を含む支援を行う新たな交付金制度を創設するなど、アイヌ施策の効果的な推進を図るための各種措置を講ずることとしているところでございます。 委員からは、アイヌの人々の認定基
○政府参考人(橋本元秀君) 今御指摘いただきましたように、アイヌ施策の推進に当たってアイヌの人々の意見を尊重することについて、基本理念にあるとおりでございます。その基本理念にのっとり、市町村は、国もそうですが、アイヌ施策を策定し実施する責務を有すると、そのように認識しております。 市町村がアイヌ施策推進地域計画を作成する際には事業の実施主体の意見を聴かなければならないという、そのような規定もございます。事業の実施主体はアイヌの人々が
○政府参考人(橋本元秀君) 本法律案におきましては、アイヌ文化の振興等に資する環境の整備やアイヌの人々が抱える課題の解決のため、従来の文化振興、福祉施策に加え、地域振興、産業振興、観光振興等を含めた市町村の事業に対して支援を行う新たな交付金制度を創設することとしております。 そのスキームでございますが、政府が策定する基本方針に基づきまして、市町村がアイヌ施策を推進するための計画、地域計画を作成いたします。これについて、内閣総理大臣の
○政府参考人(橋本元秀君) 御指摘のとおり、本法案の成立に伴いましてアイヌ文化振興法は廃止となりますが、アイヌの人々の民族としての誇りや尊厳の保持のためには、従来から行ってまいりました文化振興や福祉施策は引き続き重要な施策であると、そのように認識しております。したがいまして、本法案成立後におきましても、これらの施策につきましては国として引き続き支援してまいりたいと考えておりまして、その際には、委員御指摘の公益財団法人アイヌ民族文化財団が
○政府参考人(橋本元秀君) 本法案におきましては、アイヌの方々の誇りが尊重される社会を実現するため、官房長官を本部長、関係閣僚を本部員とするアイヌ政策推進本部を内閣に設置し、政府一体となって総合的なアイヌ政策を着実に推進することとしております。 この本部におきます具体的な議事といたしましては、アイヌ施策の総合的かつ効果的な推進を図るため、基本方針の案の作成に関すること、基本方針の実施を推進するため、各省庁によるアイヌ施策の取組や省庁
○政府参考人(橋本元秀君) 私の方から、まず、差別の実態をどう認識しているのかということと、あと、ヘイトスピーチの関係について併せて御説明させていただきます。 アイヌの人々に対する差別の現状につきましては、平成二十九年に北海道庁が実施いたしました北海道アイヌ生活実態調査におきまして、結婚、職場、学校など様々な場面においてアイヌの方々に対するいわれのない差別が残っているということが示唆されていると認識しております。具体的には、同調査に
○政府参考人(橋本元秀君) まず、基本的な考え方でございますけれども、アイヌ施策の推進に当たりましては、アイヌの人々の意見を尊重することが重要であると認識しております。 本法案の基本理念におきましても、アイヌの人々が民族としての誇りを持って生活することができるよう、アイヌの人々の自発的意思の尊重に配慮しつつ行わなければならないと、そのように基本理念で定めているところでございます。 国、地方公共団体におきましては、その基本理念にの
○政府参考人(橋本元秀君) 御指摘のとおり、個人認定を必要とする施策といたしましては、現在、北海道庁が実施しているアイヌの子弟に対する修学資金の貸付け等がございますが、アイヌである旨の確認にはアイヌ協会理事長等の推薦書の提出を求めているところでございます。推薦におきましては、戸籍を遡り、アイヌ語名があることなど、客観的な資料を基にしながらアイヌであることを確認していると承知しております。 個人認定の実施に伴うデメリットという御指摘が
○政府参考人(橋本元秀君) 本法案に基づきまして新たに創設する交付金制度は、アイヌ文化の振興等に資する環境の整備及びアイヌの人々が抱える課題の解決のため、従来の文化振興や福祉施策に加え、地域振興、産業振興、観光振興等を含めた市町村の事業に対して支援を行うものでございます。 御指摘のとおり、交付金事業を実施するに当たりましては、国、都道府県、市町村が密接な連携を図ることはアイヌ政策を推進する上で重要であると認識しております。 本法
○政府参考人(橋本元秀君) 国民の理解について御指摘をいただきました。 アイヌの文化の振興を図るためには、国民一人一人においてアイヌ文化について理解を深めることが重要と認識しております。このため、本法案におきましても、まず、第五条で、国及び地方公共団体は、教育活動、広報活動その他の活動を通じて、アイヌに関し、国民の理解を深めるよう努めることとするとともに、言及いただきました努力規定、第六条、国民の努力規定でございますが、第六条では、
○政府参考人(橋本元秀君) ただいまアイヌの人々の意見の尊重、また国との隔たりという御指摘をいただきましたが、今回、アイヌ政策を進めるに当たりましての基本的な考え方の一つは、アイヌの人々に寄り添った政策を構築するということでございます。 アイヌ政策につきましては、平成二十一年より内閣官房長官を座長といたしますアイヌ政策推進会議を開催いたしまして、アイヌの人々の代表者を含む有識者をメンバーとし、総合的かつ効果的なアイヌ政策を推進するた
○政府参考人(橋本元秀君) 地域におけますアイヌ施策を効果的に推進するためには、市町村、また都道府県が連携して取り組むことが重要であり、都道府県におきましても本法に則した施策が展開することが望ましいと考えております。御指摘のように、こうした都道府県による取組は、これまでアイヌの方々と余り関わりがなかった都府県を含めて広く取り組むことが重要であると、そのように認識しております。 今後、本法案に係る都道府県、市町村向けの説明会の開催、国
○政府参考人(橋本元秀君) 先ほども申し上げましたとおり、アイヌの人々に対する差別につきましては、共生社会の実現を目指す本法案の趣旨及び理念の第四条に反するものであり、解消すべきものと承知しております。 このため、内閣官房といたしましても、先ほど法務省から御説明がありました相談窓口につきまして、市町村などの関係機関を通じてしっかりと広報してまいりたいと、そのように考えております。
○政府参考人(橋本元秀君) 例えばでございますけれども、平成三十年八月におきましたアイヌに関する世論調査におきましては、アイヌの人々がいるということにつきましては九四%の認知度をいただいておりますが、一方で、独自の伝統的な文化があるということについては六六%程度、また独自のアイヌ語というものがあるということについても六割強、伝統的工芸品があることについては四割弱の認知度でございました。 我々の様々な取組によりまして、こうした認知度が
○政府参考人(橋本元秀君) 平成二十九年の北海道生活実態調査におきまして委員御指摘のような調査結果が報告されていることについては承知しております。現状におきましても、結婚、職場、学校など様々な場面におきましてアイヌの方々に対するいわれのない差別が残っていると認識している次第でございます。政府といたしましては、こうしたアイヌの人々に対する差別については共生社会の実現を目指す本法案の趣旨に反するものであると、そのように承知しております。
○政府参考人(橋本元秀君) お答えいたします。 これまでアイヌの人々に対する教育支援や生活支援につきましては、各地域におけるアイヌの人々とそれ以外の地域住民の間の格差の是正を目的として、地域の状況に応じて地方公共団体が取り組み、国が財政支援を行ってまいりました。長期にわたる取組の結果、生活保護率などにつきましては格差が縮小の方向に向かっていると承知しております。 アイヌの人々の民族の誇りや尊厳の保持のため、こうした従来の取組を引
○政府参考人(橋本元秀君) お答えいたします。 今般の法案の検討に際しましては、アイヌの方々に寄り添った政策を構築するため、北海道アイヌ協会を始めとするアイヌ関係団体の方たちと意見交換することに加えまして、平成二十九年十二月以降、北海道内外で延べ三十六回、約五百三十人のアイヌの方々と直接意見交換を実施し、より多くのアイヌの方々の御意見を伺うように努めてきたところでございます。 アイヌの人々との意見交換におきましては、例えば、法律
○政府参考人(橋本元秀君) これまで、アイヌの人々の生活支援につきましては、各地域におけるアイヌの人々とそれ以外の地域住民の間の格差是正を目的といたしまして、地域の状況に応じて地方公共団体が取り組み、国が財政支援を行ってまいりました。 アイヌの人々の民族の誇りや尊厳の保持のため、こうした従来の取組を引き続き推進することに加えまして、本法律案によりまして新たに創設する交付金制度によって、各地域の創意工夫に基づく生活支援の取組を国として