池島大策 に関する国会発言

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2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) ありがとうございます。  まさに、川田先生の御指摘いただいた持続可能な開発との関係というのは、国際法の中でも特に先住民族との関係において大事なテーマであります。  これは、彼らの生活というのがそもそもあるというのが北極の特色なんですね。南極の方は、先ほどちょっと若干触れましたように、私の意見陳述の中で、あそこは元々定住者というのはいないんですね。今いるみんな、観測隊その他のメンバーは国から派遣されてあそこにい

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 御質問ありがとうございます。  私の分野を始めとした、国単位で物事を考える国際関係とか国際法、そういったところで限ってのお答えになると思います。  やはり北極に関心のある、何というんでしょうか、専門家とか研究者とか、それから研究を目指そうとしている人たちというのがやっぱり圧倒的に少ないと。それは、先ほどから言っている八か国、五つの沿岸国とそれ以外の三つの北極関係に従事する八か国は、やっぱり現実の問題として、そ

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 御質問ありがとうございます。  ここがまさに今議論されていながら、なかなかその定着した、定まった見解がなかなか見出しにくいところです。  それはなぜかと申しますと、一般的に、その氷結していない海、海というのは、航行の自由とかですね、自由に利用して、漁業の自由とか、そういうことに代表されるように、使い勝手がいい、使えるからそういう法が必要だという認識が世界的に高まりを見せるわけですね。  ところが、北極海、一

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 御質問ありがとうございます。  極地研究と大学での講座についてということなんですが、直接私の所属するところではそういう、私のゼミを除けば、北極学とか極地に関するこういう国際政治に特化した講義は置いていません。置いてあるところはあるかもしれません、例えば理系の分野とか又は極地に関して専門的にやっているところ。ある種非常にローカルなところであり、学生によって関心が今多様な中で、ここのところだけというのはないんですね

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 御質問ありがとうございます。  日本が具体的に行い得る貢献、これは何なのかというのは、その科学技術以外に今環境分野面での何らかの貢献ということはよく言われています。実際に、その分野のワーキンググループのいろんな会合とか、そのデータその他交換とか蓄積、共同研究、そういった面で北極においてやってきたということは広く知られているところではあります。  ただ、それ以外に、最終的に決める大きな枠組みの中でやっぱり外交力

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) ありがとうございます。    〔理事丸川珠代君退席、会長着席〕  これも、実は先住民族という沿岸に住んで、いわゆるマイノリティーな民族にとっては、海面上昇や気候変動というのは非常に大きな問題、現実的な問題として関わってきております。それと同時に、データベースの、まず必要かどうかと。これはあった方がいいし、それはどこかでまた作られているものかと思いますが、科学の方の分野の専門家の方はより知っておられると思うんで

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) ありがとうございます。  これもなかなか難しい御質問をいただきました。  我が国がそこに価値を見出せるかというのは、それに関与する人々によってその利害関係というのが非常に変わってくるということを感じるところです。  やっぱり、例えば我々の特に国際法や国際関係論やっている分野の中での人たちでも、北極のことを専門的にやっている人というのは決して多くはありません。我々の研究者の中でも、いろんな分野あるわけですけれ

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) ありがとうございます。その点も非常に大事なポイントです。今日も意見陳述の中では触れなかったので、ここで機会をいただき、ありがとうございます。  もうまさにそこの点がもう一つ大きな論点として、欧州各国又はそれ以外の国々をある種中国に対する懐疑心というところで大きくさせているところです。  なぜかというと、要するに、ポーラーシルクロードと呼ばれるような、特に北極における中国の影響力や中国の活動のいわゆる高まりとい

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 御質問いただき、ありがとうございます。  先生の言われたその何らかの危機的な状況と、その秩序を維持するのに難しい状況がどういうときにあるのかということについては、なかなか予測するのは難しい。これまでもあったかと言われるとなかなか微妙なんですが、要は、国際政治のもう少し全体の大きな観点からこの北極というローカルな、ある種ローカルなところを見なくてはいけないということです。  例えばクリミア半島の危機があったとき

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 御質問ありがとうございました、三浦先生。  まさに、そこが私も今日の意見陳述の中で一番言いたかったことの一つであります。それが北極政策、国内の課題の中の筆頭に挙げたところなんですね。  北極で、我々研究者とか科学者、外交官、そういう者が何らかの形で関わって、北極評議会への関わりとか北極航路の在り方、それから観測事業についていろいろ言うのはいいんですが、それが実際に、じゃ、いわゆる一般国民にどう届いているのか、

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) ありがとうございます。田島先生、どうも御質問ありがとうございました。  これは、北極評議会のいわゆる国際化という側面をどう考えるかという問題に関わると思います。  先ほどから私も申し上げましたように、北極評議会のその成り立ちとか、それから北極という地域の在り方を考えるときに、やはり国連というある種非常に一般的な世界における基盤を持つような組織、国際組織とは異なり、ある種非常に地域に根差したものであって、そして

2021-02-10 田島麻衣子 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○田島麻衣子君 ありがとうございます。立憲民主党参議院の田島麻衣子です。  今日は、参考人の方々、本当にためになるお話をどうもありがとうございました。  まず、私は、池島大策参考人にお聞きしたいと思います。  内容は日本の北極活用に関する影響力とリーダーシップについてなんですが、私は、参議院議員として仕事をさせていただく前に国連で仕事をしておりまして、事務方として、SDGs、例えば持続可能な開発目標の策定プロセスを見ていたんですが

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 山田先生、どうも御質問いただきまして、ありがとうございます。  池島ですが、私にいただいた質問だけに限定してお話し申し上げますと、結局は日本がどの程度北極評議会の中でプレーヤーとして意味がある貢献をすることができるか、そのことについては、逆に日本がどれだけ北極の在り方、開発、環境、そういうものにコミットしようとする意思と能力があるかということに結局は行き着くのではないかと考えております。  それはどういうこと

2021-02-10 池島大策 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○参考人(池島大策君) 早稲田大学の池島でございます。よろしくお願いします。  本日は、このような機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。  それでは、早速意見陳述に入ります。(資料映写)  まず、テーマとしましては、極域をめぐる国際的秩序の現状と課題ということでお話をさせていただきますが、その前に、アウトラインとしまして、南極、北極の順で、それぞれ四対六ぐらいの割合で、北極を中心にその国際的秩序をお話しさせていただ

2021-02-10 鶴保庸介 国際経済・外交に関する調査会 参議院

○会長(鶴保庸介君) 国際経済・外交に関する調査を議題といたします。  本日は、「海を通じて世界とともに生きる日本」のうち、「海洋資源・エネルギーの確保など海洋の利活用及び開発の在り方並びに海洋環境をめぐる諸課題及び取組の在り方」に関し、「極域をめぐる諸課題への取組」について三名の参考人から御意見をお伺いした後、質疑を行います。  御出席いただいております参考人は、早稲田大学国際教養学部学部長・教授池島大策君、国立極地研究所副所長榎