澤富彦 に関する国会発言
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○公述人(澤富彦君) お答えいたします。 技術革新は大いによろしいが、トラックと国鉄との競争をやめさせるべきであると、こういうふうに私、申しましたが、これを自由競争させましたところが、いかにも単価が下がったわけなんですが、一面自家用トラックという存在が倍もふえたわけです。この八十円が百二十円になった、片一方、二十九円が二十円に下がったと、総合すれば多くなったと、こういうわけなんであります。そこで私の申し上げたい点は、この自家用トラッ
○公述人(澤富彦君) だから輸送費と運賃とを合計して、それが総貨物輸送コストだと、こう考えて物価への影響を考える必要があるわけでございます。
○公述人(澤富彦君) お答えいたします。 自家用トラックの輸送費用というものは、これは価格としてやりとりされたものじゃございませんので、明確に出すことはできません。しかし推定で出すことは可能であります。これは例を農業生産の場合にとってみるとよくわかるわけですが、農家が米や野菜をつくって、それを販売した額、これが農業生産総額になっているかといいますと、そうではなくて、農家の自家生産、自家消費した分、いわゆるわが国の一億人の人口の中で二
○公述人(澤富彦君) 自家用トラックの失業者の問題でございますが、現在八百三十万台近くの自家用トラックがおるわけでして、これを半分にしろというふうなことをしますと、これは当然失業が出るじゃないか、もちろんその面からの失業は出ます。しかし日本の総人口の半分が労働人口でございまして、約五千万人が労働人口なわけなんですが、現在は休日を短縮するための人がいないわけです。極端に失業状態が小さくなっておるわけでして、労働条件としての八時間制を七時間
○公述人(澤富彦君) じゃ、運賃の規制について御説明申します。 先ほどから私、岡本先生の御質問に答えて申し上げたわけですから必要ないと思いますが、営業用トラックのほうも国鉄運賃のほうも、野放しにするのではなしに、やはり公正な運賃、だれに対しても差別をしないという公正な運賃を規制することは、当然私は必要じゃないかと思います。運賃制度は、こういう状態になっているわけです。原価運賃を目ざして負担力運賃の規制をやめたわけです。ところが、実際
○公述人(澤富彦君) これは昭和三十五年と四十五年の輸送の需要等の違いを出しておるわけでございまして、この三十五年当時は輸送機関というものが、大企業の輸送機関も小企業の輸送機関も——赤が自家用車、水色が公共輸送機関——いわゆる鉄道か営業トラックというものでございまして、両方共通して使われておったわけでございます。そして大企業の製品がこの輸送機関を利用して卸売り物価、輸出物価を押える、そしてこの製品がまた小企業を経過してこの輸送機関を利用
○公述人(澤富彦君) お答えいたします。 物価と貨物運賃の関係につきまして、当初申し上げましたのですが、さらに詳しく御説明しますのに、パネルを準備したのですが、出してよろしゅうございますか。
○公述人(澤富彦君) わかりました。 企業努力が悪かったとは私は考えません。企業努力が悪くて赤字が出る場合には、一割か二割のものだと思います。五割も赤字が出るということは、運賃制度が、運賃の取り方が、収入の取り方が、いわゆる、先ほど私はおかしな例で話しましたが、一山幾ら式の運賃の取り方ですね、これでは利益があがらない、赤字になるのは当然だと、こう言っているわけです。 例をあげますと、昔の黒い貨車での十五トン車、十トン車という貨車
○公述人(澤富彦君) いまの岡本先生からの御質問のほうに先にお答えさせていただきます。 海運も当然競争の相手としているわけですが、海運の運賃というのは比較的小さいわけであります。その輸送費の面、いわゆる物価に入った輸送費という見方からしますと、海運の運賃というものは、比較的物価全体に与えるところの量というのは少ないわけです。ところが、陸上の運賃のほう、営業トラックの運賃、それから自家用トラックの運賃、国鉄の運賃というのは、運賃、輸送
○公述人(澤富彦君) お答え申し上げます。 最初の問題の賃率が旅客運賃の二三・二%、貨物運賃二四・一%が妥当であるかという御質問でございますが、私の見解は、旅客運賃二三・二%の値上げは必要ないと思います。原価を償っております、現在で。そうして貨物運賃の二四・一%というのは、私はいまの原価に見合うような賃率といいますか、たとえば一七〇原価がかかっておるとしますと、七〇%上げるということが理想だと思います。そうすべきだと思います。しかし
○公述人(澤富彦君) その均一原価運賃をもう一度負担力主義に戻すということは、いわゆるトラックを含めて、その市場の独占を毎回やらなければならない、こういうことを申し上げるわけです。トラックのほうは、これはもうまぼろしの公共料金だとして、簡単に公共料金の取り締まりをおやめになったでしょう、当局は。それをトラックのほうも運賃を管理して、そして鉄道の運賃のほうも管理しますと、これは負担力運賃が同時にできるようになるわけであります。そのトラック
○公述人(澤富彦君) お答えいたします。 おっしゃるとおりに、昔、負担力運賃であったものがトラックの競争が激しくなりまして、自然と原価主義に変わったと、これは認めます。しかし現在の国鉄の運賃は、いわゆる原価主義と称せられるようなものじゃないわけなんですね。原価の半分しか収入してない。いわゆる原価に見合った運賃というようなことはおこがましくて言えないような運賃なんですね。いわゆる均一運賃ということなんです。負担力運賃に対しまして、ちょ
○公述人(澤富彦君) 澤富彦でございます。 国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案に反対の立場から公述いたします。 国鉄運賃の赤字が年々増大いたしまして、国鉄再建法の立て直しを必要とするようになった背景には、他の交通機関に対しまして投資が立ちおくれておったこと、また他の交通機関より競争をいどまれたことなどの理由があると思います。そこで新たな投資を行ない技術革新をはかられることはけっこうなんでご