決算委員会

2024-05-20 参議院 全299発言

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会議録情報#0
令和六年五月二十日(月曜日)
   午後一時開会
    ─────────────
   委員の異動
 五月十三日
    辞任         補欠選任
     長谷川英晴君     和田 政宗君
     吉井  章君     今井絵理子君
     大椿ゆうこ君     岸 真紀子君
     金子 道仁君     串田 誠一君
 五月十四日
    辞任         補欠選任
     山添  拓君     吉良よし子君
 五月十七日
    辞任         補欠選任
     赤池 誠章君     山田 太郎君
     古賀 千景君     小西 洋之君
     羽田 次郎君     石橋 通宏君
     里見 隆治君     宮崎  勝君
     若松 謙維君     新妻 秀規君
     石井 苗子君     青島 健太君
     串田 誠一君     金子 道仁君
     竹詰  仁君     浜口  誠君
 五月二十日
    辞任         補欠選任
     今井絵理子君     長峯  誠君
     豊田 俊郎君     石田 昌宏君
     石橋 通宏君     羽田 次郎君
     小西 洋之君     古賀 千景君
     吉良よし子君     山下 芳生君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         佐藤 信秋君
    理 事
                石井 浩郎君
                越智 俊之君
                永井  学君
                徳永 エリ君
                下野 六太君
                梅村  聡君
    委 員
                赤松  健君
                石田 昌宏君
                今井絵理子君
                岩本 剛人君
                太田 房江君
                酒井 庸行君
                高橋はるみ君
                豊田 俊郎君
                長峯  誠君
                西田 昌司君
                森 まさこ君
                山田 太郎君
                和田 政宗君
                石橋 通宏君
                岸 真紀子君
                小西 洋之君
                古賀 千景君
                羽田 次郎君
                村田 享子君
                新妻 秀規君
                宮崎  勝君
                山本 博司君
                青島 健太君
                金子 道仁君
                芳賀 道也君
                浜口  誠君
                山下 芳生君
   国務大臣
       外務大臣     上川 陽子君
       防衛大臣     木原  稔君
   副大臣
       財務副大臣    矢倉 克夫君
        ─────
       会計検査院長   田中 弥生君
        ─────
   事務局側
       常任委員会専門
       員        亀澤 宏徳君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       飯島 秀俊君
       警察庁長官官房
       審議官      千代延晃平君
       総務省総合通信
       基盤局電波部長  荻原 直彦君
       外務省大臣官房
       長        志水 史雄君
       外務省大臣官房
       審議官      中村 仁威君
       外務省大臣官房
       審議官      日下部英紀君
       外務省大臣官房
       参事官      林   誠君
       外務省大臣官房
       参事官      宮本 新吾君
       外務省大臣官房
       参事官      高橋美佐子君
       外務省大臣官房
       参事官      長徳 英晶君
       財務省大臣官房
       審議官      緒方健太郎君
       財務省主計局次
       長        寺岡 光博君
       文部科学省大臣
       官房審議官    森  孝之君
       文部科学省大臣
       官房審議官    松浦 重和君
       防衛省大臣官房
       衛生監      針田  哲君
       防衛省大臣官房
       公文書監理官   森田 治男君
       防衛省大臣官房
       サイバーセキュ
       リティ・情報化
       審議官      中西 礎之君
       防衛省大臣官房
       審議官      北尾 昌也君
       防衛省防衛政策
       局長       加野 幸司君
       防衛省整備計画
       局長       青柳  肇君
       防衛省人事教育
       局長       三貝  哲君
       防衛省統合幕僚
       監部総括官    田中 利則君
       防衛装備庁装備
       政策部長     坂本 大祐君
       防衛装備庁プロ
       ジェクト管理部
       長        片山 泰介君
       防衛装備庁調達
       管理部長     森  卓生君
   説明員
       会計検査院事務
       総局第一局長   佐々木規人君
       会計検査院事務
       総局第二局長   長岡 尚志君
   参考人
       独立行政法人国
       際協力機構理事
       長        田中 明彦君
       独立行政法人国
       際協力機構理事  大場 雄一君
       独立行政法人国
       際協力機構理事  井倉 義伸君
       独立行政法人国
       際協力機構理事  宮崎  桂君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○令和四年度一般会計歳入歳出決算、令和四年度
 特別会計歳入歳出決算、令和四年度国税収納金
 整理資金受払計算書、令和四年度政府関係機関
 決算書(第二百十二回国会内閣提出)(継続案
 件)
○令和四年度国有財産増減及び現在額総計算書(
 第二百十二回国会内閣提出)(継続案件)
○令和四年度国有財産無償貸付状況総計算書(第
 二百十二回国会内閣提出)(継続案件)
 (外務省、防衛省及び独立行政法人国際協力機
 構有償資金協力部門の部)
    ─────────────
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佐藤信秋#1
○委員長(佐藤信秋君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る十七日までに、大椿ゆうこ君、長谷川英晴君、吉井章君、山添拓君、赤池誠章君、石井苗子君、里見隆治君、若松謙維君、竹詰仁君、羽田次郎君及び古賀千景君が委員を辞任され、その補欠として岸真紀子君、和田政宗君、今井絵理子君、吉良よし子君、山田太郎君、青島健太君、宮崎勝君、新妻秀規君、浜口誠君、石橋通宏君及び小西洋之君が選任されました。
 また、本日、吉良よし子君が委員を辞任され、その補欠として山下芳生君が選任されました。
    ─────────────
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佐藤信秋#2
○委員長(佐藤信秋君) 令和四年度決算外二件を議題といたします。
 本日は、外務省、防衛省及び独立行政法人国際協力機構有償資金協力部門の決算について審査を行います。
 これより質疑に入ります。
 質疑のある方は順次御発言願います。
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和田政宗#3
○和田政宗君 皆様、こんにちは。自由民主党の和田政宗でございます。
 早速質問に入ってまいります。
 トルコによるハマスへの支援と我が国の対応についてお聞きをします。
 中東関係については様々な立場の方がおられるでしょうが、今のイスラエルとハマスの戦闘は、昨年十月のハマスによるイスラエルへの越境テロ攻撃によって引き起こされたものです。十月七日の一日で赤ちゃんを含む千二百人のイスラエルの方々が殺害をされ、ハマスによるひどい性暴力について国連が公式に認定をしています。
 この十月七日に、ハマスの指導者はトルコ国内に滞在し、テロ攻撃の指揮を執ったとの指摘があり、トルコ高官もその可能性を認めています。ハマスはトルコ国内に拠点を置き、トルコのエルドアン大統領はハマスへの全面支持を表明し、支援を行っています。先週、エルドアン大統領は、トルコ国内でハマスのメンバー千人を治療中だと述べました。
 トルコのテロ組織ハマスへの支援について我が国はどう考え、トルコにはどのように対応するのか、外務大臣、答弁願います。
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上川陽子#4
○国務大臣(上川陽子君) トルコは、先月にもハマスのハニヤ政治局局員がトルコを訪問してエルドアン大統領を表敬するなどハマスと一定の関係があり、人道支援等を通じましてハマスに一定の影響力を有しているものと承知をしております。
 一方で、昨年十月のハマス等の攻撃は、多数の一般市民を標的とした殺害や誘拐を行う残虐な無差別攻撃でありまして、我が国としてこれをテロ攻撃として断固として非難をしているところであります。
 このように、ハマスをめぐりましては我が国とトルコにはそれぞれの立場がありますが、トルコがガザ情勢を含め地域の平和と安定に重要な役割を担う国であるということは事実でございます。
 本年一月、私自身、トルコを訪問をいたしましてエルドアン大統領を表敬し、またフィダン・トルコ外相と会談を行いました。イスラエル・パレスチナ問題に関しましては、ガザ情勢をめぐる事態の早期鎮静化に向け連携していくこと等について一致したところであります。
 今後も、ガザ情勢への対応や、また地域の平和と安定に向けまして、ハマスと一定の関係を有し影響力を行使することができるトルコを含む関係国と緊密に連携しながら、外交努力について粘り強く積極的に続けてまいりたいというふうに考えております。
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和田政宗#5
○和田政宗君 我が国はG7の一員であって、世界の外交のリーダーシップを取るべき国であるわけでありまして、今、トルコとの関係云々ということを申しましたけれども、これ、明らかにテロ組織ハマスを支援している国でありますから、これはテロ組織への支援をやめるように強く申し入れるべきじゃないですか、どうでしょうか。
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上川陽子#6
○国務大臣(上川陽子君) 平和的な状況を一日も早くつくり上げるための努力について、さらには今の事態の早期鎮静化を図るためにあらゆることについて協力をしていくと、こうしたやり取りをしてきているところであります。これは、引き続き日本の考え方に基づいてこうした努力を重ねてまいりたいと思っております。
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和田政宗#7
○和田政宗君 トルコですけれども、テロ組織ハマスへの全面支援に加えまして、米国政府の公式サイトは、テロ組織ISへのトルコ国内からの資金調達を指摘し、非難をしています。そして、三月にロシアで大規模テロが起こりましたが、このテロを起こしたISのメンバー、トルコからロシアに入国をしております。
 こうした状況から、トルコ国内からIS等のテロリストが日本に入国する危険性があることに加えまして、トルコ国内はインフレ率が今六八%を超えるなど経済状況が極めて悪いことから、そういったことから、日本へ入国をする、これはもう難民と偽ってという形ですが、トルコ国籍者が増えているとの指摘があります。
 トルコからの入国者に対する観光等九十日間の短期滞在ビザ免除、私はこれ即刻やめるべきだと思いますが、どうでしょうか。
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上川陽子#8
○国務大臣(上川陽子君) 日本とトルコの間におきましてのこの査証免除の取決めでございますが、両国間の人的交流を促進し、また友好親善関係の発展に寄与してきたものと考えております。同時に、日本社会の安全、安心を守ることも重要でありまして、トルコとの間におきましては、テロ対策協議を行い、犯罪の防止等に向けました二国間の対話と協力を実施、強化しているところであります。
 なお、トルコに限らずでありますが、一般論として、国内におけるテロの未然防止の観点から、この出入国管理等の強化につきましては政府として取り組んでいるところであります。
 こうしたことを踏まえまして、トルコとの短期滞在査証免除の措置の見直しが必要とまでは考えておりません。
 引き続き、トルコ政府当局と情報交換を重ね、緊密に連携してまいりたいと考えております。
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和田政宗#9
○和田政宗君 日・トルコの友好関係というのは、これは長い歴史があるわけでありまして、私も日・トルコ友好議員連盟の一員でありますし、日本とトルコの関係についての著書というか、著書の中で一章分触れたこともありますけれども、今エルドアン政権がやっていることは今述べてきたようなことであって、これ、テロ対策協議をトルコとやっていると言っていますけれども、テロ組織を支援している国とテロ対策協議やってどうするんですかということもこれは指摘をしておきたいというふうに思います。
 次に、公安調査庁が発行した国際テロリズム要覧二〇二三のインターネット上の公開が停止されたことについて聞きます。
 法務大臣は、ネット上の公開が停止された理由について、三月二十二日の参議院法務委員会で外交的な状況等をも踏まえてと答弁をしておりますが、外務省はこのネット上の公開停止にどのように関わったのでしょうか。
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上川陽子#10
○国務大臣(上川陽子君) 委員御指摘のとおり、公安調査庁が作成し、また発行している国際テロリズム要覧から抜粋をし、同庁ウェブサイトに掲載していたウェブページでありますが、削除されたものと承知をしております。
 同ウェブページにおきましては、ハマスやクルド労働者党、PKKなどに対します日本政府の立場について一部誤解を招いたことから当該ページを削除し、主なテロ組織等については国際テロリズム要覧二〇二二の内容を参照いただきたい旨が公安調査庁ウェブサイトに記載されているものと承知をしております。
 政府内部の検討プロセスにつきましては明らかにすることは差し控えさせていただきますが、いずれにいたしましても、国際テロリズム要覧二〇二三の関連ウェブページの削除につきましては、公安調査庁を含みます政府全体で適切に検討、そして検討の上判断を行ったものであるということでございます。
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和田政宗#11
○和田政宗君 これ、法務大臣が外交的な状況等をも踏まえてというふうに答弁をしておりますけれども、外交的な状況を判断する省庁というのは我が国政府においてはどこなんでしょうか。外務大臣、お願いします。
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上川陽子#12
○国務大臣(上川陽子君) 外務省が専らの役割の所掌を受けているところでございます。
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和田政宗#13
○和田政宗君 ということは、政府部内のやり取りはつまびらかにはできないということだと思いますが、これは国会での審議の場ですけれども、外務省、これ関わったということでよろしいですね。
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上川陽子#14
○国務大臣(上川陽子君) 削除について、これは政府全体として取り組むということで申し上げたところでありますので、そのとおりでございます。
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和田政宗#15
○和田政宗君 今大臣の答弁でもあったんですが、これ、国際テロリズム要覧二〇二三のネット公開が削除されたことにつきまして、外務省は三月や四月の参議院法務委員会でも誤解を招いたからだと答弁をして、誤解とは何かとの質問に対しては、様々な照会や報道が世界で行われた、様々な形での関心が国内外で寄せられていることもあったというふうに答弁をしておりますけれども、これ、国際テロリズム要覧二〇二三においては、要覧の第二部、主要な国際テロ組織等の概要及び最近の動向の図表の記述からは五組織が削除されておりますけれども、要覧の第三部、地域別テロ情勢にはしっかりと記載がなされており、タリバンについては第一部で記述をされています。何らこれ誤解の生じるものではありません。
 そして、要覧第二部、主要な国際テロ組織等の概要及び最近の動向の記述は、法務大臣が三月に、国連安保理制裁委員会の制裁決議を基に選択したと答弁しているように、国際的にも公的な根拠があり、国内外の公式情報や各種法令に照らし合わせて公安調査庁が公式に作成したもの、それが国際テロリズム要覧二〇二三です。
 根拠を持って日本政府が公式に発行した文書が、様々な照会や報道が世界で行われた、様々な形での関心が国内外で寄せられているということもあったことによってこれひっくり返されていいんでしょうか。外務大臣、答弁願います。
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上川陽子#16
○国務大臣(上川陽子君) 先ほどの御質問の中に、誤解を招いたということにつきましての入口でお話があり、今のような御質問ということで承知しておりますが、今般、ウェブサイト掲載版が削除されましたこの国際テロリズム要覧二〇二三に記載されました国際テロ組織等につきましては、国連安保理が設置いたしましたテロ関連制裁委員会により制裁対象と指定されている組織や関係する団体を記載することとしている、したことから、結果として前年版に比べまして掲載される組織等が少なくなったものと承知をしております。
 結果として一部誤解を招いたということでございまして、今回、当該ページを削除し、主なテロ組織等につきましては国際テロリズム要覧二〇二二の内容を参照いただきたい旨を公安調査庁ホームページに記載されていると承知をしているところでございます。
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和田政宗#17
○和田政宗君 いや、誤解って、もし生じているんであればその誤解を直せばいいわけであって、これ、国連安保理決議ですとか国内外の法令に照らし合わせて公安調査庁が我が国の政府機関として公式に作成したものが外務省も関わる形で公開が削除になるというのは、これとんでもないことだと思うんですが。
 お聞きしたいのは、昨年十二月の日・トルコ首脳会談で国際テロリズム要覧二〇二三が議題に上がったとトルコ国内で報道されておりますけれども、日・トルコ首脳会談で提起されたのか否か、事実関係について外務大臣の答弁を願います。
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上川陽子#18
○国務大臣(上川陽子君) 昨年の十二月一日でありますが、アラブ首長国連邦ドバイを訪問中の岸田総理は、エルドアン・トルコ大統領と日・トルコ首脳会談を行ったところであります。
 両首脳会談におきましては、ガザ情勢等が取り上げられ、また人道状況の改善や、また事態の鎮静化等に向けまして両国が引き続き連携して取り組んでいくことを確認したほか、両国の外交関係樹立百年、百周年となる本年に様々な分野で二国間関係を更に発展させていくということで一致されたもの、一致したものでございます。
 それ以上の外交上のやり取りの詳細につきましては明らかにすることは差し控えさせていただきたいというふうに思っております。
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和田政宗#19
○和田政宗君 これ、大臣おっしゃったように、公表されているやり取りもあるわけですよね。これ、提起があったかなかったかだけ、これ国会審議の場でありますのでお答えを願いたいというふうに思うんですが、これはいかがでしょうか。
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上川陽子#20
○国務大臣(上川陽子君) 外交上のやり取りということでございますので、詳細を明らかにすることについては差し控えさせていただきたいと思います。
 その上で申し上げるとするならば、昨年の十一月三十日の時点で国際テロリズム要覧のページの一部は閲覧停止となっているところであります。昨年十二月の一日に行われました日・トルコ首脳会談におきましてトルコ側から当該ページの削除への圧力があったなどのことで当該ページの削除が行われたということについて、多分そういった問題意識の部分だと思いますけれども、その順序からしてみても、これはそういう関係ではないということを申し上げたいというふうに思っております。
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和田政宗#21
○和田政宗君 トルコ国内での報道では、過去にトルコでテロを起こした組織が我が国の国際テロリズム要覧二〇二三から削除されているとエルドアン大統領が日本側に提起したとされていますが、そもそもこれ、要覧第二部の図表からは国連安保理の決議などを基に落としたわけでありますけれども、要覧の第三部には明確に記載されているわけであります。
 これ、指摘があったのかなかったのかというのはこれ極めて重要なことなんですけれども、それお答え願えないんでしょうか。
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上川陽子#22
○国務大臣(上川陽子君) この様々な説明の状況につきまして御質問でございますが、外務省の関係者から、トルコ本国では本件のウェブサイト更新に関しまして多くの報道があり、照会等が寄せられている旨、政府内で公安調査庁を中心に対応を検討中と伝達させていただいたところであります。そうしたことについては承知をしているところでありますが、今のようなそれぞれの中で対応していくということでございます。
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和田政宗#23
○和田政宗君 今日、公安調査庁来ていない、呼んでいないですけれども、法務委員会の質疑等においては、公安調査庁、これはしっかりとしたものであるということを認めているわけですよね。これを今、大臣は、外交上のやり取りの中で、トルコとそれについて話しているじゃないですか。これ、結局、削除に至ったのは政府全体の考え方ということでありますけれども、そこに外務省の意向が強く反映されているんじゃないでしょうか。ヤジ
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佐藤信秋#24
○委員長(佐藤信秋君) まず、事実関係ね。外務省高橋参事官。
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高橋美佐子#25
○政府参考人(高橋美佐子君) お答え申し上げます。
 大臣の答弁の繰り返しになりますが、外交上のやり取りについて詳細を明らかにすることは控えさせていただきます。
 その上で、昨年十一月三十日時点で国際テロリズム要覧のページの一部閲覧が停止されておりまして、昨年十二月一日に行われた日・トルコ首脳会談においてトルコ側から当該ページへの削除の圧力があったゆえに当該ページの削除が行われたというのは、その順序から考えても正しくはないと考えております。
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和田政宗#26
○和田政宗君 もう外務省言い切りましたね。これ、法務委員会でもこれちょっと質疑をしますけれども、そこの事実関係が違ったら、これ大変なことになりますよ。いろいろ私もこの削除に当たってのやり取りというのは法務省、公安調査庁ともやっていますので、また外務省ともやっていますので、全部メモ残っていますから、ちょっとこれは精査をして更に質問をしていきますが。
 これ、我が国の一政府組織の文書にこれトルコ大統領が言及をしたのなら、それ自体驚きなんですが、トルコの情報機関、MITによる世界各国における工作活動が英国王立防衛安全保障研究所のリポートですとか各国の報道機関などで指摘されています。トルコの情報機関、MITは、ジャーナリストを活用し虚偽の話を広めるとともに、トルコ政府の立場を強める工作活動をしていると報道され、これはギリシャなどの報道ですけれども、こういったことがありますが、外務省はこのトルコの情報機関、MITの活動実態を把握しているでしょうか。大臣、お願いします。
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上川陽子#27
○国務大臣(上川陽子君) トルコ政府のこの公開情報におきましては、このトルコ国家情報庁、MITとは、一九六五年、昭和四十年でありますが、に設立されまして、二〇一七年、平成二十九年に大統領府直属となったトルコ政府の情報機関でございます。
 トルコ国家情報庁、MITの活動に関しましては、委員御指摘の英国国立防衛安全保障研修所、海外のそうしたレポートを含めまして様々な報道等があることは承知をしているところであります。
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和田政宗#28
○和田政宗君 これ、国際テロリズム要覧二〇二三のネット公開が削除されたということをこれ厳しく問うのは、我が国が公式に作成した文書が希薄な根拠でありますとか外国からの圧力でひっくり返ったとするならばこれ大変なことであるからです。これは国連決議や国内外の法令に基づいて公安調査庁が作成したわけでありますけれども、これ、もし外国の圧力ということであるならば、我が国は内政干渉を許したことになるわけであります。
 それで、トルコからの圧力でないというのであれば、外務省がやり取りに関与したということでありますので、外務省が公安調査庁に削除させたということも考えられるわけでありますので、これは何で、じゃ、そういうことに至ったのか、またどういうことでそうしたのかということを、これは厳しくこの後の国会審議でも問うてまいります。
 これ、仮にテロ支援を、テロ組織を全面支援している国から、我が国が国連決議ですとか国内外の法令で根拠に基づいて作成をした政府の公式文書が、これ外国から言われたから削除しましたなんてことになったら、これもう笑えない話になりますので、これはもう厳しく今後も問うていきますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。
 次に、外務省ホームページの歴史問題QアンドAの南京戦の記述について聞きます。
 日本軍の南京入城後、非戦闘員の殺害があったことは否定できないとの記述に対しまして、昨年四月二十四日の参議院決算委員会で私は、外務省が保有する公式文書に加え、政府の公式文書には非戦闘員の意図的な殺害についての記述がないというふうに指摘したところ、外務大臣は、関係者の証言や事件に関する種々の資料から総合的に判断したと答弁をしておりますが、関係者の証言や事件に関する種々の資料とは何でしょうか。
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佐藤信秋#29
○委員長(佐藤信秋君) 上川大臣、いいですか。
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