田久保忠衛
安全保障委員会
○田久保参考人 まことに仮定の御質問でございますけれども、国連決議とアメリカの行動、これが相反した場合、どうするかということでございます。 具体的にどういうふうになるかというのは私わかりませんけれども、私、国際政治をやっている者でございまして、アメリカは国連決議を一つのお墨つきとして利用して、自分の単独行動に出ている、これは現実の問題だと思います。今、国際政治で実力を持っているのは国連ではなくて、国連はお墨つきを出すところであって、
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「田久保忠衛」の「安全保障」テーマに関する発言 15件
期間: 2015-01-01 以降 / 1ページ 20件 / 1 ページ目 / 全体 1ページ
安全保障委員会
○田久保参考人 まことに仮定の御質問でございますけれども、国連決議とアメリカの行動、これが相反した場合、どうするかということでございます。 具体的にどういうふうになるかというのは私わかりませんけれども、私、国際政治をやっている者でございまして、アメリカは国連決議を一つのお墨つきとして利用して、自分の単独行動に出ている、これは現実の問題だと思います。今、国際政治で実力を持っているのは国連ではなくて、国連はお墨つきを出すところであって、
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 全く私は先生と同意見でございます。二重構造でございまして、私がずっとテーマにしてまいりましたのは、日本がアメリカに対して頭が上がらないのは、国家の一番重要な部分である国家の防衛を向こうに握られているというところだろうと思います。これについては、抵抗しようにも抵抗しようがないということでございましょう。 これはある程度、日本が、アメリカと同じような軍事力じゃなくても、不完全なところを完全にするだけで、戦える軍隊を持つ、
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 台湾に対する考え方は、必ず中国に対する考え方と相連動しておりまして、対中政策を少し変えないと台湾に対する政策は変えられない、こういうことではないかなと思うんです。台湾だけ切り離してというふうにはまいりませんので。要するに、台湾に接近すると必ず中国から何か言われる、言われるとひるむという、この繰り返しがずっと行われていたんではないかなというふうに私は考えております。 私自身はどういうふうに考えるかというと、台湾というの
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 それは、北朝鮮、中国と安全保障の場ができて、その回数がふえればふえるほどいいというふうに私は考えております。ただし、反面、日本の防衛面での努力を怠ってはいけないのではないかな。これは両方で進むべきではないかなというふうに考えております。
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 今先生おっしゃいましたとおり、欧州とアメリカの間で対立と、今出ているニューズウイークのカバーストーリーにも出ておりますね。これは、そもそも、テロのときのフェーズ1は完全に米欧は一致ですね。アメリカの要請、あれは九月十二日にパウエル国務長官がロバートソンNATO事務総長に電話をして協力を要請した。緊急の理事会を開いて、翌日、ロバートソン事務総長は、NATO諸国は集団自衛権の行使に踏み切ります、こういうことを言って、アメリカ
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 これは、こういうことでございます。ジオポリティカル、地政学的な、あるいは戦略に関することは、アメリカは絶対に口にもしなければペーパーにもしない。しかし、今、現実の世界に起こっていることはどういうことかということを申しますと、中国の周辺をごらんいただきたいんでございます。 一番長い国境を持つロシアとアメリカはがらっと関係が変わってしまった。それから、日米は二国間で最も重要な国家関係だよとブッシュが言っている。それから台
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 完全に一極構造で、多極化その他のいろいろな議論がございますけれども、断トツの一極のもとでの多極化とかいろいろな話があるんだろうと私は思います。 私が恐れておりますのは、一極構造がどんどん進んでいくと、今アメリカ政府というのは自信を持ち過ぎまして、いわゆる単独行動主義、ユニラテラリズムというやり方ですね、マルチラテラリズムの反対の概念でございますけれども。これは、京都議定書嫌だよ、生物兵器何とか条約、こんなものは、民間
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 いろいろございます。 五十年前のサンフランシスコ講和条約でございますが、このとき、五〇年には朝鮮戦争が始まっているわけでございます。このときに、アメリカの軍のコワルスキーという責任者が、当時の吉田内閣に、在日米軍が朝鮮半島に一部移動すると手薄になるので何とかしてほしい、これをカバーしてほしいと。 それで、このコワルスキーの名著がございます。「日本再軍備」、サイマルから出ていて、もう絶版になっちゃったんですけれども
憲法調査会国際社会における日本のあり方に関する調査小委員会
○田久保参考人 田久保でございます。 本日は、かかる権威ある会議にお招きいただきまして、大変ありがとう存じます。 私の専門は国際情勢と外交防衛でございまして、その見地からいろいろ申し上げてみたいと思うのでございます。四十年近く在野の評論家生活をやってまいりましたので、勝手なことを申し上げて、あるいは皆様の御不興を買うかもわかりませんが、何とぞ御容赦いただきたいと思います。 まず、私は、国際情勢全体、X軸、Y軸の中で、日本がど
日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会
○田久保参考人 余計なことを申し上げるかもしれませんが、この問題はかなり日本に特殊な問題ではないか。 例えば、ハワイには太平洋艦隊が集結しております。ハワイの人たちは、これは不公平な負担である、けしからぬと言っているかどうか。それから、私もアメリカに勤務したことがございますけれども、ノーフォークは大西洋艦隊の基地でございますね。ノーフォークの人たちは、艦隊の基地があることをむしろ誇りにしている。これは、日本ではちょっと違うということ
日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会
○田久保参考人 田久保でございます。 ただいま委員長から、忌憚のない意見をというお言葉でございましたので、遠慮なく忌憚のない意見を述べさせていただきたいと存じます。 沖縄問題についての私の所見でございますけれども、問題点を幾つか申し上げたいと思うのでございます。 まず、この問題は初動が非常にまずかった、村山内閣でございますけれども、非常にまずかった。一昨年の九月五日のあの事件でございますけれども、その一週間あるいは八日後に大
予算委員会公聴会
○田久保公述人 まことにリーズナブルなお話だと思うのでございます。 私も含めまして国民全体、戦争は嫌だ、これはもう骨の髄までしみ通っていることでございます。ただ、戦争は嫌だ、その次にハウエバーというのがありまして、それだけで平和が実現できるか、その場合にどういう軍事力を持ったらいいか、こういう問題だと思うのでございます。 これは、一%で縛るということは私は反対でございまして、現実にあるいわゆる脅威に対してどういうふうにしたらいい
予算委員会公聴会
○田久保公述人 田久保でございます。 私は、最近の国際情勢を顧みまして、観察いたしまして、日本の外交、防衛、これはどうあるべきかという観点からいろいろ意見を申し述べたいと存じます。 まず、最大の今の問題でございますけれども、米ソ関係であります。米ソ関係は、INF全廃条約に昨年の十二月、レーガン、ゴルバチョフがワシントンで調印したわけでございます。これで国際情勢が一挙にデタントの情勢に入った、したがって国際情勢は緊張緩和の方に向い
外交・総合安全保障に関する調査特別委員会
○参考人(田久保忠衛君) 前田さんがおっしゃったとおりでございまして、私も総合安全保障に関する大平構想というのは、ウイスキーを水でかなり薄めたんではなかろうか、ウイスキーのにおいを余りふんぷんとさせないような疑いがあるというふうに思っているわけであります。 そこで本日、ここに出席するに当たりまして、きのう大平総理大臣に対する報告書、こんな膨大な報告書をぺらぺらっと見たんでございますけれども、これは全く頭に入らないわけであります。これ
外交・総合安全保障に関する調査特別委員会
○参考人(田久保忠衛君) 田久保でございます。 民主政治、民主主義というのは、言論の多様性を認める制度でありますが、私、これは大変貴重な制度だと思うのであります。ただし、右か左か、これは私はイデオロギーの問題と思うのでありますが、国を守ることについて正反対の意見がこれほど存在することは、大変不思議だと思うのであります。実は前田参考人、長谷川先生、私尊敬している両先生でありますけれども、これから述べます見解はいささか違う角度から申し上