「リチャード・クー」の過去の国会発言

発言数 22件

初発言日: 1998-02-12  /  最新発言日: 2001-02-27  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 大変限られた財政という御指摘で、財政以外に何ができるかという御質問だったと思いますが、それに答える前に、まず、限られたという認識は今非常に国民の間にも広がっていて、これが大きな手詰まり感みたいなものを生んでいるのではないかという気が私はします。 でも、実際にマーケットに身を置いて、国債がどういう買われ方をしているかというのを見ると、手詰まりとはほど遠い状況で、今、国債の価格は史上最高値であります。国民は必死に国債を買っ

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 いつごろ日本の財政を再建の方向へ向けるべきかという御質問だったと思いますが、私は、まず、日本のバランスシートの全体の状況は、あと二年ほどすれば大分改善に向かうのではないかという気がしております。 この試算については、お配りしました資料の四ページ目に、今の日本のバランスシートの状況と、それから埋めなければいけない過剰債務を埋めるのにあと何年かかるかという試算を載せておりますが、それによりますと、一応使える数字が一九九七年

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 日本の土地価格についての御質問だったと思いますが、ドルベースで見たらどうかという御指摘なんですけれども、日本の場合は、土地を借りた人は円で支払いますから、やはり土地の値段も円で、家賃の方も円でありますから、私は円でのリターンというのが重要だと思います。 今でも日本の土地の価格がGDP比に対して大き過ぎるではないかという御指摘はそのとおりだと思いますが、私は、最終的にどういう方向でこれが収れんしていくのかといいますと、土

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 日本の株価が飛躍的に上がることはないのではないかという御指摘だったわけですけれども、まず、私、野村証券のチーフエコノミストとして全世界の外人投資家に日本の説明をして、あわよくば日本の株を買ってもらうというのが本業なわけですけれども、海外の投資家が日本の株を買っている理由は幾つかありますが、もしも、先ほど御指摘された株価収益率、PERみたいなものだけ見ていれば当然買えないわけであります。でも彼らは買っている。どこにあるのかと

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 確かに、財政がここ十年間いろいろな形で出たわけですけれども、なかなか経済が元気を取り戻さなかったということで、財政はきいていないのではないかという指摘がたくさんあるわけですけれども、これは、どこからはかるかの問題がありまして、もしも何もやらなくてもゼロ成長であるということであるのであれば、それは本当に効果がなかったと思います。 しかし、私、先ほどもお話しさせていただきましたように、もしもやっていなかったら恐らく日本は大

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 リチャード・クーと申します。本日は、一エコノミストとしてこのような機会をいただいたことを大変光栄に思います。 現在の日本経済の置かれている状況ですけれども、私は、実体経済の苦境もさることながら、国民の心理的、精神的な不安、これも非常に大きなものがあるんではないかという気がします。自分たちがこれまでやってきたことに対して自信が持てない、また将来に対しても自信がないという漠然な不安が、今の日本経済の大きなマイナス要因になっ

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 直接償却ということが最近言われていて、とにかく早く不良債権を金融機関から切り離すべきだという指摘は、私も内外のいろいろなところで耳にしております。私自身、アメリカの中央銀行におりまして、そういうことをやってきた一人でありますけれども、ただ、この点については、先ほどの植草公述人の指摘もありましたとおり、やはり景気最優先で今はやらないと、日本じゅうにこの問題があるということを考えますと、余り急いで銀行をきれいにしようとしますと

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 私は、先ほどもちょっと申し上げさせていただきましたが、資料の四ページ目の試算に基づきますと、九七年から五・八年、ということは二〇〇三年ぐらいまでこういう状況を、とにかく財政で景気を下支えする、所得を下支えしてくれば、その所得を原資に皆さん借金返済を続けて、バランスシートは一九七〇年から八六年までの平均的な姿に戻るんではないか。それは、まだ平均的な姿ですから、物すごくいい企業とそうでない企業は分かれてくると思いますが、平均的

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 財政赤字の規模がだんだん大きくなってきているというのは間違いない事実でして、これは大変懸念すべき事項でありますが、ただ、この財政赤字がどのくらい経済にとって悪いのかというのは、これは数量だけではなくて価格も見なくちゃいけないと思います。 その価格、財政赤字の価格というのは、長期金利、まさに国債の金利でありますが、これは今ほとんど人類史上最低水準ということですから、現在では全く心配する必要はない。むしろ国民は今必死に国債

2001-02-27 衆議院

予算委員会公聴会

○クー公述人 確かに財政の規模が非常に大きくなってきたということは気になるわけですけれども、ただ、やはり、一千兆円の富が失われた国であるというところから考えますと、そんな一日二日で景気がよくなるなんて絶対あり得ないですね。 だから、そこは、我々全員が当初これがバランスシート不況だということに気づかずに、国民に対して、これをやればすぐよくなると言ってきてしまった問題があって、でも、これがバランスシート不況だということであれば、それをも

1998-05-25 参議院

経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会

○参考人(リチャード・クー君) 御指名のありましたクーと申します。 私も日本経済の実態は大変厳しいものだという理解をしておりますが、私の立場上、国際的に見て、つまり内外から見た、または投資家、市場という視点から見た日本経済がどう見えるかという視点でお話しさせていただきたいというふうに思います。 私も日本経済の流れについては、特に政府の政策には大変批判的だった一人だったわけですけれども、私は、十二月以降に幾つか打ち出されている政府

1998-05-25 参議院

経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会

○参考人(リチャード・クー君) 大半の海外の見方、海外の見方というのはこの場合、英語圏、国際金融にいる我々は、ロイターですとかニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナルとかこういうところから全部情報を得ますから、結局アメリカのジャーナリストがどう見るか、イギリスのジャーナリストがどう見るかというのが世界の見方に残念ながらなってしまうんです。ここの見方は残念ながら今非常に厳しいです。私も三週間前ワシントンを回って、本当に袋た

1998-05-25 参議院

経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会

○参考人(リチャード・クー君) まず即効性、あと減税か公共事業がまたは構造改革かと。 即効性でいいますと、私はやはり公共事業が一番即効性があると思います。公共事業というのは政府がみずから金を使うわけですから、金を使った時点で次の人の所得が発生している。GDPというのは発生した所得を足していくわけですから、即効性という意味では最も有効だということになります。 これを青天井でやるのかという点につきましては、はっきり言って青天井でやっ

1998-05-25 参議院

経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会

○参考人(リチャード・クー君) 日米経済の明暗といいますか、すごい差という御指摘だったわけですが、確かに今の日本を見ると私もそういう印象を受けます。こんな国にいつまでもいていいのかなと思うくらい海外に行くと日本のことをぼろくそに言われるわけですけれども、これは確かにそういう部分はあると思いますが、その認識ギャップも私はかなりあるという、この二つがあると思います。 今のアメリカ経済というのは、八〇年代から九〇年代前半にかけて大変苦しい

1998-05-25 参議院

経済活性化及び中小企業対策に関する特別委員会

○参考人(リチャード・クー君) よいプロジェクト、悪いプロジェクトという点は、私は今の日本の世論が余りにもよいプロジェクトプラス景気回復という欲張りの議論になっているような気がしたのであえて極論のような話をさせていただいたわけで、もちろんこれは御指摘のあったような将来性のあるプロジェクトにどんどんお金が行くことにこしたことはない。私もそうなってくれればもっといいなというふうに思いますが、そうならないからといって景気対策がきかないんだとい

1998-02-12 参議院

財政・金融委員会

○参考人(リチャード・クー君) ただいま御紹介にあずかりましたリチャード・クーと申します。 私は、今の日本の状況は、先ほどもいろいろ御指摘あったわけで、大変厳しいものだというふうに受けとめております。もう一部には、特に国際金融で見ますと金融恐慌ではないかと言われるような状況も起きてしまったわけで、そういう中でこういう政策、法案が審議されているということは非常に心強く思っております。 といいますのは、日本の実体経済は非常に厳しい状

1998-02-12 参議院

財政・金融委員会

○参考人(リチャード・クー君) 私も、この七人委員会の点については、まさにどうやって運用されるかということにすべてがかかっていると思うんですね。 今、岸参考人からありましたように、非常にはっきりした審査基準があって、それだけでかなり短い時間にすんなりいくということであればそれなりに成果は期待できるのかなというふうに思いますが、議事録を全部公表するとか検察も一緒に後ろで待ち構えているとか、こういうことも一方で言われているわけで、そうい

1998-02-12 参議院

財政・金融委員会

○参考人(リチャード・クー君) 責任論についての御質問ですけれども、このバブルという状況に関して、バブルが実際に進行しているときにバブルという言葉はありませんでした。だれもあれはバブルと思っていなかったからこそあれがバブルだったんですね。つまり、全員間違えたわけであります。今、銀行の責任を問うている多くの評論家の方々が八年前テレビでどんなことを言っていたか、これ一つ見ればいかにみんなが間違えていたかということはもう歴然としているわけです

1998-02-12 参議院

財政・金融委員会

○参考人(リチャード・クー君) 今、国際社会という御指摘があったんですが、私も海外から来ている者としましては日本の交際費の使い方は随分すごいなと思わせられることは随分あります。料亭に行くくらいなら現金で欲しいなと思ったこともあるくらいで、あの金額を見ると大変なものなんです。 ただ、一律に交際費は悪いからこれを削るという議論に今なっているのは、例えば日本の場合、限界税率が非常に高いということで、結局交際費が使えるということが多くの会社

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