2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) まさに、だからこそ死亡の判定は独立して行われなくてはいけないのです。臓器を提供できる可能性があるということとは別に行わなくてはいけません。 死亡の判定は客観的な評価基準に基づいて行われねばなりません。それは患者のケアを担当しているチームが行う。その後別のチームがやってきて、臓器を提供する可能性ということを話す。決してここに混乱があってはならないのです。 はっきりした明瞭さ、明晰性を確立するために、科学的な
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 神経学的な基準による死亡判定、脳死ではなくてですが、というのも、これは一つの死亡であるわけですけれども、神経学的な基準でやるということは、無呼吸テストも入ってきます、これは酸素が不足する、そして、心血管ということに関して間断が生じるということであります。 脳死の個人が長期間生存するという報告があって、そもそも最初に判定があったとき、本当に脳死基準を満たしていたのかというディスカッションがあるわけです。というの
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 委員長、ありがとうございます。議員の先生の皆様、ありがとうございます。 私、皆様にこのようにお招きいただきまして、またWHOの移植に関しての作業を共有させていただくことを大変光栄に思っております。 この会議の前にも申し上げていたんですけれども、光栄であり、また心強い思いがいたしております。というのも、臓器移植は公共的な資源なのです。そして、これは市民が保有しているものなのです。ですから、このレベルで議論す
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) イスタンブール宣言は、七十八カ国から、記憶が正しければですが、専門家が集まっていました。これは移植学会だけではなく、国際的な腎臓学の人たちも集まっていました。ということで、これは一つの達成事項なんです。国際腎臓学会も集まってきた。つまり、プロの人たちがグローバルなレベルで共通の理解を持とうというものだったからです。 当初からWHOは緊密に、科学的な、またこういった専門家の集団と仕事をしてきました。また、健康に
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 日本での同意、私の理解はということになりますが、これは明示的な書面による同意であるというふうに理解しております。また、十五歳未満の小児では可能ではないということだと理解しています。 これによりまして、ある疑問が発生すると思います。小児ですけれども、健康に関する意思決定を、みずから行うのではなく両親が行うということになります。十五歳未満の者、また十五歳を超えた場合もそうですが、両親が、みずからの子供が死亡すると
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 大村先生、御質問ありがとうございます。 指針の中で、透明性、これは精査に耐えるというふうに言っています。精査に対してオープンとしています。まず監督しなくてはいけない、そして活動、慣行だけではなくて、組織また予算までも開示するということが入ってきます。決して隠してはいけないということなのです。これには長期的な成果も入ってきます、レシピエントとドナーの長期的な結果です。もちろん、これは、機密保持のあることは守らな
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) まず、ちょっと幾つかのことを確認させていただければと思います。 私は、死の判定の専門家であるというつもりはありません。また、これは、死の判定と臓器移植というのは切り離したいと思います。死の判定というのはそれ自体で考えられるべきで、これを臓器移植と絡めるものではないというふうに考えるからです。 しかしながら、神経基準に基づいた死ですけれども、これは過去三十年間、もう既に用いています。少なくとも過去三十年間で
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) ありがとうございます。 ICUの子供が全く血流がない場合、脳血流がないということが繰り返し見られる場合、そして臨床的な基準、無呼吸テストをクリアし、そして混乱を来すような状況にない場合、その場合にはこれを死と判定する十分な理由があります。 しかし、先ほど申し上げましたように、この問題は、責任あるその両親、子供に対して責任を持っている人、それからケアに責任を持っている人が見ることであります。社会の見方として
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) すべての質問をちゃんと理解できていればいいんですけれども。 最初の質問ですけれども、これは、まず最初に移植を行うかどうかということですけれども、その種類にもよるかと思いますので、まず最初に科学的な進捗が、例えば心臓などではおくれが見られるということは明確であります。それから、例えば小児の場合ですけれども、透析を考える前の方が、より最適な方法といたしまして、将来のことを考えればいいということが言えるわけです。で
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 今の問題から派生的な問題が出てくるかと思います。 まず最初ですけれども、再び基準というお話ですね。神経学的な基準に基づく判定、これは小児に関するものですけれども、私はこの専門家ではありません。先ほど申し上げたとおりです。 私が本当にマスターではない分野の話はしたくないんですけれども、ただ、私の経験に基づいて申し上げるのであれば、実際に知識のある者にしてみますと、明確な場合というのは問題が生じることはないの
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 死亡は、神経学的な基準であろうと心血管学的なものであろうと、死亡は死亡です。そして、事実を見て結論を出した場合、そのリソースはまず親族に対して提供されるべきです。そうすると結論になります。治療的なアプローチです。 私は河野議員に同意いたします。何に関して同意するかというと、神経学的な基準によって患者さんは死亡して、ICUで十分長く生かされて、そして十分に血流がなかったために、検視をすれば脳が機能していない。そ
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 神経学的な判定に基づく小児の死の判定ですけれども、多分同意していただけると思いますけれども、ある状況下に関して疑義があろうかと思いますけれども、非常に明確な場合というのはあります。これはもう死であると明らかな場合というのがあります。 私が知る限り、また、私は専門家というわけでは決してありませんけれども、多くの場合ではあいまい性がないわけです。実際の死を宣告することができる、死を判定することができる、子供が実際
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 先ほど申し上げましたが、移植というのは、地域社会への奉仕であり、コミットメントということ、あるいは健康の当局の関与というものも含まれてくるのです。 この関与ですが、これは地域の資源を管理するということがかかわってきます。それによって共通レベルの認識を達成するのです。それにはコミュニケーションが必要です。 二つのシステムが同意に関してあるのは御存じだと思います。一つは、明示的な同意、いわゆるオプトインと呼ば
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) どうもありがとうございます。三つとも、全部お答えできればいいと思いますが。 今の御発言の中で驚きを持って聞かせていただいたのは、明らかな透明性の必要性ですね。現実をちゃんと示すということです。これは、その基準であったり、実際の数であったり、国の経験、実際の死の判定ですね、特に神経学的な基準に基づいて。こうした情報です。 確かに、患者によっては反射があるということで、手足を動かすということがあります。確かに
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) ありがとうございます。 最初の御質問ですが、地域下のレベルで移植のニーズを満たす善意の移植ツーリズム、この移植ツーリズムというのはある意味でトリビアルな考え方だと思います。 その機能としては、国際的な形で移植のための臓器の調達が行われている。例えば、スカンジア・トランスプラントというのがありますし、ユーロ・トランスプラントというのもあります。これは西ヨーロッパ。スカンジアの方は北欧のものです。こういった移
2008-06-10
衆議院
○ノエル参考人(通訳) 疑いようもなくもし患者が本当に死亡したのであれば、人工的な生命維持を、呼吸であったとしても、もしくは心血管で続けるという意味はないわけです。これは対外的な脳の作用ということなんですけれども、もし脳死ということになった場合、もう希望がないわけです。もう死亡しているわけです。ということで、集中治療なりすべての取り組みというのはやめるべきなんです。これらの資源というのは、実際にその便益を享受できるような患者に向けられる