労働委員会
○中島参考人 お答えさせていただきます。 この十数年間のことを考えると、大変いろいろな思いが浮かんでくるのですけれども、時間の関係で本当に短くお話しさせていただきます。 均等法ができたときに、私たちが求めていたものに比べると本当に不十分な法律で、私どもとしては大変がっかりいたしました。しかし、この十年間を振り返ってみて、効果が全くなかったとはもちろん思っておりません。何よりも啓発的効果があったということははっきり認めなければなら
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発言数 44件
初発言日: 1979-05-07 / 最新発言日: 1997-05-14 / 1 ページ目 / 全体 3ページ
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○中島参考人 お答えさせていただきます。 この十数年間のことを考えると、大変いろいろな思いが浮かんでくるのですけれども、時間の関係で本当に短くお話しさせていただきます。 均等法ができたときに、私たちが求めていたものに比べると本当に不十分な法律で、私どもとしては大変がっかりいたしました。しかし、この十年間を振り返ってみて、効果が全くなかったとはもちろん思っておりません。何よりも啓発的効果があったということははっきり認めなければなら
○中島参考人 御質問ありがとうございました。 ちょっと今のことに関連してですけれども、男女の共通規制が必要であるということですが、実は、もう既に五百万人の女性たちが深夜業をしております。看護婦さんを中心として、サービス業、飲食店その他で深夜業をし、一たん深夜業を解禁された女性たちについては何の規制もないわけですね。それで、最近医労連の調査結果が発表されましたけれども、妊産婦だけではなくて、妊娠以前の過剰な労働、深夜業、長時間労働の結
○中島参考人 弁護士の中島です。 私は、この均等法が制定された十二年前あるいはそれ以前から、日本弁護士連合会の女性の権利委員会副委員長さらに委員長として、長年にわたってこの法案の立法に関して意見を述べてまいりました。その立場からが一つ。そしてもう一つは、現在、働く女性のための弁護団の共同代表を務めております。このグループは、電話相談その他さまざまな形で、現実に働いている女性たちの生の声、悩み、その他、日々訴えを聞いて、その解決に当た
○中島参考人 御質問ありがとうございました。 おっしゃるとおり、これからの企業経営にとって女性を活用しなければ企業は発展しない、このことについてはこれまでの審議の中でも労働大臣も何回かおっしゃっていたことです。これをぜひお願いしたいと思っておりますが、ポジティブアクションに関しては、これは御承知かと思いますが、個々の差別を禁止して、その差別を訴えた人を救済するということがまずは絶対に必要なわけです。しかし、長年積み重ねられた差別につ
○中島参考人 私ももちろんイエスでございます。それで、ほんの一言、追加させていただきます。 先ほど荒川参考人から、労働省の調査によっても女子保護を廃止すべきであるという女性の声が多いというお話がありましたけれども、これは昨年十二月に発表された調査だと思います。しかし、これは正しくないと思います。一番多かったのは、家庭責任は男女がともに担うべきであるから女子のみの保護は解消して男女ともに規制すべきであるという意見が一番多かったのです。
○中島参考人 電話相談で多いのは、いきなりやめさせられる、パートにさせられるというような解雇関連のものが多かったのですけれども、最近、それにあわせて賃金や昇格などで差別されるという問題が非常にふえてきております。それから、セクシュアルハラスメントに関する相談が結構ふえてきております。
○中島参考人 セクシュアルハラスメントについては、今回二十一条という形で新設されるということ自体は大変よかったと思うのですけれども、ただ、この条文自体を拝見しますと、既に雇用されている労働者に対して配慮をするという配慮義務であって、しかも、これに対してどのような行政指導が行われるのか、救済措置が行われるか、非常に不明確である。どうも余り行われないのではないかという、例えば調停の対象にならないのではないかとか、そういう心配がこの条文を拝見
○中島参考人 時間がないようなので、大急ぎでお話しいたします。 原則は、先ほども申し上げましたように、時間外労働にせよ深夜労働にせよ、本人の同意、特に今までそのような労働をしていなかった労働者に対して新たに労働させる場合についての本人の同意ということは、これはぜひともここで確認していただきたいと思います。 そして、男女共通の規制を必ずつくって、同時に実施していただきたいと思いますが、その上で、それができたからといって、その範囲内
○公述人(中島通子君) 全くそのとおりだと思います。
○公述人(中島通子君) じゃ、まずその問題についてだけ先に申し上げます。 国連中心主義というものについて、もちろん私は賛成でございます。それで、これまで国連に対して大きな期待を持って、信頼して国連に対する要請行動その他をいろいろやってまいりました。これから将来においても国連がやはり本来の姿で世界平和のために、安全保障のために大きな決定的な役割を果たすようになっていただきたい、それを願う気持ちは変わりありません。しかし、残念ながらあの
○公述人(中島通子君) 中島でございます。 どうぞお静かにお聞きくださいますようお願い申し上げます。 これまで国会では何度か意見を述べてまいりましたけれども、今回ほど緊張したことはございません。今、日本の歴史を大きく変える曲がり角、すなわち戦後四十六年間とにかく守られてきた憲法九条を変えるのか否かという曲がり角の前に立ち、その責任の重さを痛いほど感じているからです。今、委員の方で笑っていらっしゃる方がいますが、委員の皆様方も歴史
○公述人(中島通子君) 仮に自衛隊を合憲とする立場に立っても、武器を持った自衛隊の海外派遣はやっぱりどう考えても憲法九条に違反すると考えるのであります。 御承知のとおり、一九五四年、自衛隊法が制定されるとき、参議院で自衛隊の海外出動を為さざることに関する決議が満場一致で可決されました。このとき趣旨説明をなさった鶴見祐輔氏は、「我々が過去において犯したるごとき過ちを繰返さないようにすることは国民に対し、我々の担う厳粛なる義務である」と
○公述人(中島通子君) 傍聴人の方も静かに聞いていただきたいというふうに思いますが、お答えする前にちょっと一言申し上げます。 先ほど私が憲法に違反するという一言を申しましたら騒然となって、こちらの議員の方から、違憲という言葉が出るとわっとなって、それに対して非難、攻撃をするようなこの国会のあり方に対して私は大変恐ろしく感じました。こういうことで憲法論議が……(発言する者あり)
○公述人(中島通子君) このような雰囲気ではなく、正々堂々と憲法論議をやっていただきたいと思います。違憲という言葉に対して攻撃的なやじがわっと飛び交うような、そういう国会は私はもう本当に情けないです。そのようなことはもうぜひやめていただいて、本格的な議論をしていただきたいと思います。 今の板垣先生の御質問に対してお答えいたします。 先ほどの伊藤先生の御発言でも同じなのですが、大変な誤解があります。私は、PKOに一切反対する、一切
○公述人(中島通子君) はい。 板垣先生の方から、武装した自衛隊、軍隊を出すという誤解があるとおっしゃっていますけれども、自衛隊を武器を持って出すということ自体がこの法案の根幹ですよね。ですから、自衛隊が武器を持って部隊ごと出るということを抜きにすれば、これはPKO参加大いに結構だと私は思います。 ただ、自衛隊が武器を持って部隊ごと出ることだけは、憲法が禁止している武力行使に当たるのでどうしてもそれだけは憲法上できない。この憲法
○公述人(中島通子君) 御質問いただきましてありがとうございます。 おっしゃることの大枠についてはおおむね賛成でございます。今、転換期であり、単に今までの枠を守る、ただ反対するというだけでこの時期、新しい世界を切り開くことはできない、全くそのとおりだと考えております。そのために、じゃ何が必要なのかということです。 先ほど時間がなくて大急ぎで話をいたしましたけれども、ただ日本が日本の中だけに閉じこもって、日本だけの平和といいますか
○公述人(中島通子君) 重ねて質問していただいてありがとうございます。 最初におっしゃった、日本人の観光客と商社ばかりが目立つという点、非常にそれは残念なことである、その御意見に私は全く賛成でございます。カンボジアだけでなく世界至るところで本当に大変な状況の中で苦しんでいる方々がたくさんいらっしゃるわけですけれども、その人たちのことを地球の一員、人類の一員として考えて日本がやらなければならないことはもっともっとたくさんあり、そのこと
○公述人(中島通子君) 修正案として議会外で水面下で議論されていることについてはマスコミなどで私も承知しておりますが、凍結論については、これは憲法上問題があるし危険がある。危険というのはさっきからの危険ではなくて、憲法に違反する危険があるので、しかも国民がそれに対して理解を示していない、まだその大多数が賛成していないという、そのために凍結という案が出てきているわけですね。 そうであるなもば、つまりそういう問題があるから凍結するという
○公述人(中島通子君) 社会党の法案は拝見させていただきましたが、この中身が武器を持った自衛隊を一切出さないということであれば私は賛成いたします。 この点について先ほど伊藤先生の方から、それはボクシングの試合で足かせ、何ですかサンドバッグその他をつけて負けさせるようなものだという御発言がありまして、ああやっぱり男性は、社会党の男性方は違うと思うんですけれども、試合に勝ってこいよ、ボクシングの試合に勝ってこいよと自衛隊を送り出そうとい
○公述人(中島通子君) 国会が憲法について解釈し、法律をつくるということは、全くそのとおりです。 しかし、今回のPKO法案については、憲法論議が行われていないんです。今、伊藤先生が敗戦直後の特別の状況のもとで憲法がつくられたときと現在は大きく違っているとおっしゃいましたけれども、先ほど私が申し上げたのは、一九五四年に自衛隊がつくられたとき、それは敗戦後の混乱を、あるいは占領という事態をもう脱し切った後ですね。その中で参議院の決議が行