「中村桂子」の過去の国会発言

発言数 22件

初発言日: 1984-05-09  /  最新発言日: 2008-02-13  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 中村でございます。よろしくお願いいたします。 まず、このような発言の機会を与えていただきましたことにお礼申し上げます。ありがとうございます。 ただ、私は半世紀、生き物、生きているってどういうことなんだろうということを科学の立場で考え、また一面、子供を育てるという生活者として考えるという、その中から、とにかく命というものを基本にした社会にしたいという気持ちだけで仕事をしてまいりました。その立場から今日お話し

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 大変難しい、私も人間の安全保障ということには大変関心を持っております。今おっしゃってくださった私が挙げた四つのことはそれに非常に大事だと私も思っています。 ただ、今の社会はすべてを数値化する、数値化しないとそれは存在しないというか比較できないというふうになっている社会だと思います。それがいわゆる科学がつくってきた社会。ガリレオという人がこの世界は全部数字で語れるんだと言ったところから始まって、ただ、今科学が、

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 私は、最初に源氏物語で申しました、日本は本当に豊かな自然があり、四季があり、この中で自然を生かしていくという文化があると思っています。子供たちも自然と思っているんですが、それは、自然というと何か美しいとか楽しいとかというふうに言われてしまいますが、実は自然というのは非常に恐ろしいものでもあるわけです。 私は、自然に触れることで非常に夢ができ、と思いますのは、自然というのは未知なんですね、知らないことなんです。

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 生命科学、命ということを考えると哲学、宗教にと、哲学、宗教、大事じゃないと私は思っておりませんけれども、私は是非これを、この命ということを基本に考えるというのを政治、経済にしていただきたいというのが私の切なる願いなのです。なるはずだと。 例えば、農業というのを産業にしていく、単なる家庭菜園で夢にするのではなく、これが本当に産業として日本の自給率を上げていくということは可能なはずなわけですね。先ほど申しましたよ

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 私は、命という、このごろ私が試みていることは、生命と言わないで、生命尊重と言ってしまうとそれで終わってしまうわけですね。そうではなくて、生きているとか、全部動詞で考えましょうということを言っています。生きているというふうに考えると、生きているものを見るしかないわけです。そうすると、私ここに、農業高校の子と今付き合っているんですが、例えば、出雲の農業高校へ行きました。そうしましたら、そこで豚を非常にかわいがって育て

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) もう繰り返しになりますけれども、私は、小学校、中学校、義務のところで学校の中に農業を取り入れられないかというふうに個人的には思っています。 自分の食べ物を自分で作るということは、個人としても大事ですし、国としても大事だと思っている。自分の食べ物が自分で作れないというのは一人前ではないのではないかと私は思っています。実際に小学生たちがそれをやりますと、よく私もそれを見ましたけれども、ピーマンとかああいう食べられ

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 正直申し上げてお答えするものを持っていませんというのが正直な話です。 ただ、最初にも申しましたように、幸福量というのは数値で表すものではないと思っています。多分、ブータンにはブータン社会の人々が全部が共有する物語があるんだと思います。それを共有しているとき、そこにいる人々は共通の幸せ感を持てるんだと私は思うんですね。そういうものを今の社会が失ってしまった。 先ほど山田先生がこの十年間とおっしゃいましたけれ

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) ここは哲学の議論をするところではないと言ってくださいましたので、それに直接お答えすること、私に能力ありませんし、ただ、私が思っておりますのは、私はエキソとエンドと言っているんですが、いつも私たちは外から物を見て、自然も外から見て操作をする対象としてきましたけれども、自分も中にいるんだというふうにして考えて何かをやると違ってくるんじゃないか。自分も中にいるという考え方をこれまでの科学は取ってこなかったので、そういう

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 私も好きなことをさせていただいているという意味では幸せです。本当に幸せだと思っていますが、ただこの十年間ぐらいは、例えばワーキングプアとか今まで聞いたことのないような言葉がたくさん出てくる社会になってしまって、私、一生懸命生きてきたのに何でこんな社会になったんだろうというところがちょっと幸せ感が少しないところがあるんですが、原則的には自分は本当に好きなことをさせていただいて幸せです。 それから、私は東京生まれ

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) 私は、個人的にはそういうことを数値で表すことを自分でやろうと、それを自分の研究にしようとは思いませんが、おっしゃったように、社会の中で何かを発言していくときには数値というのはとても大事だということは思います。 今、山田先生がおっしゃったつながりというのはまさに生き物の基本ですので、それは家族のつながり、職場のつながり、社会のつながり、世界のつながりというように階層立てて、そのつながりがどうなっているかというよ

2008-02-13 参議院

国民生活・経済に関する調査会

○参考人(中村桂子君) いろいろ私のつたない意見を聞いていただいたり、またいろいろ本当に教えていただいて、ありがとうございました。 まだ幸せって何なのかというのは実は分からないまま帰ることになりそうですけれども、ただ、先ほどから出ていることで、人間は生き物だから、生き物ということを意識してということを私は申しました。それは本当に大事なことなんですが、ただ、ちょっと気を付けていただきたいことは、生き物の中で、人間というのは文化、文明を

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 中村でございます。大変申しわけございません、風邪を引いてしまいまして、お開き苦しいと思うのですけれどもお許しください。 私は、元来は遺伝子研究をしておりまして、最近は、そういう遺伝子研究などから出てまいりました新しいバイオテクノロジーというものは社会にいかに応用されていくべきかというような分野を仕事にしておりまして、そういう立場から申し上げます。今中島先生は育種の側からバイオテクノロジーの必要性をおっしゃいま

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 二つ御質問いただきました。 最初の民間の関心という問題ですけれども、確かに植物の研究というのは先ほど申しましたようにまだ進んでおりませんので、そういうところでやるといってもそういうところへ資金を投入するだろうかという御質問ですが、まず一つは、民間の体質も少しずつ変わりつつあるというふうに私は思っております。と申しますのは、国際的に見ましても、単にでき上がった技術を導入してやっていくということはもう成り立たない

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 私、先ほど開発途上国のお話をしたんですけれども、私は先日もちょっとASEANのところへ行ったりいたしまして、そういう国々でのバイオテクノロジーへの期待が非常に大きいということを拝見して先ほどのようなことを申し上げました。ですから、ある意味では私のこの機構に対する勝手な期待かもしれません。本当にそういうことを考えていらっしゃるかどうかというよりは、私の立場からの勝手な期待かもしれないんですが、この機構のなさることの

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 食品産業のことでございますけれども、食品というものの特徴としては、私、食生活というのは非常に保守的なものだ、また保守的である必要があるのではないか、余り変わったものが出てくるものではないのではないか。ですから、我々のマーケット、それからまた食卓に出てくる場合にはほとんど変わらないものがむしろ出てくる方がいいのではないかというふうに思っているわけです。ただ、それをつくる過程で、例えばお酒をつくる、おしょうゆをつくる

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 今、安全性ということで御質問があったんですけれども、特に遺伝子組みかえ、バイオテクノロジーの中での非常に中心的な技術としては遺伝子組みかえという技術がございます。これはこれからも重要な技術として使われていくだろうというふうに私は思っています。特に安全性という問題について御関心がおありだろうと思うんですけれども、この技術についてはやや特殊な背景があるわけです。と申しますのは、これは科学の中自体で非常に新しく開発され

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 技術の比較というのは大変難しゅうございまして、今おっしゃったこともそう言えばそう言えるだろうというふうに思います。ただ、私が申し上げたいことは、今大事なことはアメリカと比べてどうかとか、欧州と比べてどうかということを比較することではなくて、植物の分子生物学と申しますか、今のバイオテクノロジーを育てる基礎科学が分子生物学という分野なんですが、植物に関する分子生物学というのはこの生物学全体の中で世界的に見て非常におく

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 私も中島先生と同じでよくはわかっていないんですけれども、これ以外に必要かどうかということを抜きにして、単なる感想のようなことになってしまいますが、今まで農林水産省がお持ちになっていたそういう機関で今までしていらっしゃいました研究、最近では新しいものに対応していろいろ組織改革などもなさって対応していらっしゃると思いますけれども、そういうふうに国として本来やっていらっしゃる試験研究、そういう中でも新しいところになるべ

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) まさにおっしゃったとおり、そういう情報交換とか産官学協同というふうなことは私は非常に重要なことだと思っております。こういうことが重要ではないかというふうにおっしゃいましたけれども、その御意見まさに私も同感でございますということで、そういうようなことを促進するようなシステムができればいいなというふうに思っております。先ほどちょっと国が対応していただきたいと申しました意味は、そういう情報交換を上手にするというふうな意

1986-05-08 参議院

農林水産委員会

○参考人(中村桂子君) 今、国から民間に移って違うふうに考えているかという御質問なんですが、ちょっと私的事情を申し上げますと、私は民間にはおりますが、民間がサポートしてくれている基礎研究所におりますものですから、本当の意味での企業研究をしておりませんので、そういう立場だということでお答えいたします。 私は、これは個人的な感覚かもしれませんが、私自身はライフサイエンスという――私の大学時代の恩師が、先ほどおっしゃったようなある理想、こ

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