安全保障委員会
○中江参考人 おはようございます。私は中江でございます。 私は、安全保障という見地から、特に日本の安全保障、さらには東アジアの安全保障という見地から、日朝関係についての私の考え方を述べさせていただきたいと思います。 結論を先に申し上げますと、九月十七日に発表されました平壌宣言、これが忠実に履行されることが、日本の安全保障、さらに東アジアの安全保障にとっていいことであるというふうに私は考えております。 なぜそういうふうに考える
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発言数 2,535件
初発言日: 1965-02-02 / 最新発言日: 2002-12-10 / 1 ページ目 / 全体 127ページ
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○中江参考人 おはようございます。私は中江でございます。 私は、安全保障という見地から、特に日本の安全保障、さらには東アジアの安全保障という見地から、日朝関係についての私の考え方を述べさせていただきたいと思います。 結論を先に申し上げますと、九月十七日に発表されました平壌宣言、これが忠実に履行されることが、日本の安全保障、さらに東アジアの安全保障にとっていいことであるというふうに私は考えております。 なぜそういうふうに考える
○中江参考人 お答えいたしますが、私がアジア局長をしておりましたころは、拉致問題というのは私の目にも触れませんでしたし、耳にも入ってこなかったのです。それがなぜかということはいろいろ御議論があると思いますけれども、拉致問題というのはあるかないかということで長い間議論があって、それがやっとことしになって北朝鮮側が、そういうことがあった、非常にひどいことをした、これは間違っていたので謝罪する、再びこういうことをしないようにすると、大方向転換
○中江参考人 私は交渉当事者でも何でもありませんので、軽々に見通しを述べることはできませんけれども、似たようなことで日韓正常化交渉のことを思いますと、日本と韓国との間の正常化交渉は何と十四年間かかっているわけです。ですから、目先のことで一喜一憂するのではなくて、こういう大きな外交案件というのはしっかり腰を据えて、時間がかかっても目的を見失わないということが必要だと思います。 今のところ、具体的な見通しというのは私は聞いておりませんし
○中江参考人 御質問の第一点の、今度の日朝平壌宣言をどう位置づけるかという問題ですが、私は、これは二つの問題があると思っております。 一つは、先ほども申し上げましたけれども、やはり戦後の日本の戦争処理の残された、最後に残された問題である。これを本当を言えば二十世紀中に解決できればよかったんですけれども、いろいろな事情でおくれていた。これをこの際、首脳の直接の会談で解決の道を開いたということは、戦後の日本の外交では四つ目の大きな案件処
○中江参考人 ただいま御指摘の点といいますか、そういう側面から見まして私がすぐ思い浮かべますのは、今から七十八年前になりますか、一九二四年に中国革命の父と言われた孫文が、日本でいろいろ活躍をして、いよいよ中国大陸に引き揚げる直前、神戸で最後の演説をしているんですね。その孫文の最後の演説で、今日本国民に求められているものは、一体日本は西洋の、西洋というのはつまり欧米の、覇道の先、番犬になるのか、それとも東洋伝統の王道の先駆者となるのか、そ
○中江参考人 今、アジアで地域的な協力といいますか、あるいは政治的な枠組みというようなものは非常に活発に流動していると思います。それの核になっているのは、先ほど冒頭で申し上げたと思いますが、ASEANなんですね。東南アジアのASEANを中心にして、東南アジア、ASEAN十カ国、これはもう東南アジアを全部網羅してまとまったわけですが、それにASEANプラス3といって、ASEANプラス日本、中国、韓国、そういう枠組みもあります。さらにこれを
○中江参考人 私の今までの経験の中でと言われると非常につらいところで、そういう経験は今までなくて、ただ、私が経験した拉致に関連する問題というのは、金大中現大韓民国大統領が東京で拉致された金大中事件のときには、私は外務省におりまして、その処理のお手伝いをしたことがあります。 そのときにも、今とは全く同じじゃありませんけれども、何をもって原状回復と見るかというようなことは非常に議論されたんですね。一時は、飛行機でトランジットでちょっと羽
○参考人(中江要介君) 私はちょっと台湾問題ばかり頭にあって、申しわけありません。
○参考人(中江要介君) 非常に基本的な問題の御質問をいただいたわけですけれども、最初に私ちょっと申し上げましたように、台湾問題の二次的な重要性というのはやっぱりアメリカの台湾政策にあると思っておりますので、それを抜きにして中国と台湾との関係を幾らいじくっても無理で、これはやっぱりアメリカの問題だと。 一体、アメリカが台湾を力ずくでも中国の祖国統一にさせないというつもりでやっているのか、それとも何でやっているのかというのは、これはアメ
○参考人(中江要介君) それは答えを全く変更しまして、マル・バツで言えばマル、長所はあると思います。 つまり、日本の平和主義というものを天下に明らかにするわけですね、絶対に手は出さないと。もし短所があるとすれば、そこまで日本の手を縛っていいのかという問題はやっぱり残るんではないか、そういう感じがします。
○参考人(中江要介君) 中江でございます。 お許しを得て、座ったままで発言させていただきます。 中国の問題というのは、非常に広範でまた奥行きの深いものですのでなかなか簡単には話ができない相手でございますけれども、限られた時間の中で、国分先生の方は学者ですから系統的に整理されたお話をなさるかもしれませんが、私は、御紹介いただいたように、中国大使をしたり、現役時代、外務省でアジア関係の仕事をしていた実務を通していろいろ見聞したところ
○参考人(中江要介君) 野沢先生がおっしゃるように、私も、せっかく日中正常化して条約まで締結してやってきているのに、まだこういう問題が相変わらず話題になるということは嘆かわしいことだと思っているんです。 読み違えのところで書いておりますことの意味は、体制が違うためにそういうことになる面もあるんですけれども、しかし日本側で、日中の二国間の問題となると、二十世紀の前半の日本が中国大陸に対して行ったことについて十分な知識と理解と反省がない
○参考人(中江要介君) 中国の外交政策は、一貫して二十一世紀の半ばまでは周辺地帯に混乱、戦乱、難問が起きないようにしたい。つまり、周囲を平静に保って国づくりに専念したいというのが中国の基本的な政策で、そのために外交としては周辺が静かであることを望むし、静かにしたいという、それが基本にあると。私はそういうふうに見て、信じているんですが、そういう中国からすると、朝鮮半島が話し合いによってどういうふうに進展するか知りませんが、落ちついていくと
○参考人(中江要介君) 歴史認識についての武見先生のいろいろ分析された中で私思いますのは、本来ならば問題にならないものを問題にさせてしまったために中国がそれをカードとして使うようなことになってしまったという面があると思うんですね。本来問題にしなくていいものがなぜ問題になったかというと、中国側から言いがかりをつけるような材料をせっせと日本側でつくってきたんじゃないかという気がするんです。 それはどういうことかというと、こういうことを言
○参考人(中江要介君) マル・バツで言いますと、長所はないと思います。短所があると。どこが短所かというと、中国の主権にくちばしを差し挟んでいるじゃないかという反発を買うと。中国としては、中国に対して武力を使うな、使うと困るというようなことを言うというのは、これは中国の主権に対する介入であるというふうに中国はとるだろうという点が短所だと、こういうふうに思います。 それからもう一つは、本来武力を使うということはほとんどないに等しいのに、
○参考人(中江要介君) 違いましたか。間違えましたか。
○参考人(中江要介君) しないということを言いなさいと。
○参考人(中江要介君) 日本が中国を侵攻しないですか。
○参考人(中江要介君) 猪木先生の御質問は大変難しい質問のようにも見えるんですけれども、私は現役のときからずっとそう思っておりますし、今もそう思ってそれをこいねがうのは、外交というのは国民全体でやるもので、政治のレベルで言えば当然超党派であってほしいし、それから政府と民間ということであれば官民一体になって自分の国の利益を守って増進していくと。この国際社会がいかに我利我利亡者の集まりであるかということを痛切に感ずれば感ずるほど、それに負け
○参考人(中江要介君) 中江でございます。 私は、経歴のところにもありますように、学者でも専門家でも評論家でもありませんで、四十年間外務省の仕事を手伝わせていただいて退官しておるということなものですから、おのずから話の仕方あるいは物の見方というものが一般にマスメディアで出てくるようなものと趣を異にすると思うんですけれども、そういうつもりでお聞きいただいて、何らかの参考にしていただければ幸いだと思っております。 私の話のレジュメと