厚生労働委員会
○中西参考人 ありがとうございます。 自立について僕はずっと考え続け、みずから自立生活をする中で考えてきたわけですけれども、一九八〇年代はまだ、障害者はリハビリテーションの理念のもとで、自分たちで洋服を着られて車いすに自分で乗れなければ、身の回りのことを全部できなければ自立できないと言われて、最終的なリハビリテーションのゴールは就労にありということで、僕なんかも、トイレに六時間座らされて、おまえはトイレから自分で車いすに上がってこな
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発言数 28件
初発言日: 1997-06-03 / 最新発言日: 2005-06-07 / 1 ページ目 / 全体 2ページ
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○中西参考人 ありがとうございます。 自立について僕はずっと考え続け、みずから自立生活をする中で考えてきたわけですけれども、一九八〇年代はまだ、障害者はリハビリテーションの理念のもとで、自分たちで洋服を着られて車いすに自分で乗れなければ、身の回りのことを全部できなければ自立できないと言われて、最終的なリハビリテーションのゴールは就労にありということで、僕なんかも、トイレに六時間座らされて、おまえはトイレから自分で車いすに上がってこな
○中西参考人 ありがとうございます。 この程度区分間流用については、御存じない方もいらっしゃると思うので、資料の十三ページで表にしておきました。二十五時間、五十時間、百二十五時間という三つの区分ですけれども、その間で、二十五時間いただいている方が五時間しか使わなければ、お使いにならなかった二十時間が長時間利用者のところへ回せたというふうな形で地域でやってきたわけです。 この国庫補助基準額というのは、これは家族と同居している障害者
○中西参考人 御指名いただきました、全国自立生活センター協議会代表の中西と申します。きょう、ここにお招きいただきましてありがとうございます。 私は、東京都の八王子でヒューマンケア協会という日本で初めての自立生活センターを一九八六年に立ち上げまして、今十八年になります。自立生活センターは、障害当事者が、全員、代表、事務局長をやって運営する、我々がサービスの受け手から担い手になって社会参加していこうという場です。私自身も毎日ヘルパー制度
○中西参考人 承知しました。 資料6、十九ページから始まりますけれども、左側が提供事業体です。社会福祉協議会がほとんどである。これは、今度地域生活支援事業になるとこういうふうな事態になるんじゃないかというふうに予想されるわけですね。市の負担を求める制度なものですから、こういう形で市が直結してやって、事業運営費を出さないでできるような事業所にやらせる可能性が高い。 そうしますと、予算もごらんのようにすごい上下がありますよね、八十二
○中西参考人 この場で返事させていただきます、時間がかかりますので。 この支援費制度になる前に、今の視覚障害者ガイドヘルプサービスはどうなっていたか。自立支援法で今度、地域生活支援事業になるわけですが、この形は、その以前のヘルパー制度とそっくりの制度が再現されることになると思うんですね。 その状態は、十六ページの資料を見ていただくと、ここに、知的障害者それから視覚、全身性のガイドヘルプサービスの実態があります。ここでは、時間制限
○中西参考人 ありがとうございます。 ALSなど呼吸器をつけた重度の障害者ですけれども、この方々が地域で暮らしていくのは、突然にそういう形でALSになるんですね。予想もしないときに、四、五十代で発症する。ですから、精神的にも非常に不安感を持っておられます。その意味では、精神的なサポートも介助者に求められます。ベテランの介助者じゃないとなかなか対応できない事態になります。 また、介助の方も、一人介助だけでは対応できなくなります。お
○中西参考人 自立生活経験者が入ることは非常に重要だと思います。小さな市町村では、そういうふうな経験者が一人入ることによって状況が変わると思いますけれども、残念ながらまだ、そういう当事者が全国三千市町村で生まれているかというと、自立生活できていない人たちもいる市町村もあります。 やはり当事者のニーズをきちんと聞くことが必要で、ALSの方が行政交渉をしながら、行政の方がお金がないから無理だと言われたときに、ぽつんと、私たちの命なんかど
○中西参考人 今、生活保護世帯については、このサービスの利用については免除されるわけですけれども、サービスの利用料を支払うと生活保護以下になるような人たちについては、利用料の減免を市町村に申請すれば、生活保護同様の自己負担がなくなるというふうに言われておりますけれども、実際その場合には、通帳を出して、預金を検査もされるわけですね。 生活保護世帯でも、クーラーや冷蔵庫は生活保護のお金をためて買っていくことはよいというふうなことを言われ
○中西参考人 ありがとうございます。 ALSの人たちの八四%は家族と一緒に暮らしているんですね。それで、介護保険を使って暮らす人は、介護保険三時間だけである。それ以上に支援費制度を使う前に、介護保険の自己負担分で家族はくたびれて、支援費制度まで至らない。介護保険を使い切らないと支援費制度を使えなかったわけですから。そういう状態で暮らしております。 それで、ひとり暮らしになった場合に、家族介助の場合は常時うちにだれかがいるわけです
○参考人(中西正司君) お呼びいただいてありがとうございます。身体障害者としてここで発表させていただけるのを感謝しております。 私ども、自立生活センターですけれども、調査会の皆様、バークレーの自立生活センターに訪問をいただいたということを伺いまして、感謝しております。我々、自立生活センターの日本版というところで、全国自立生活センター協議会というのを形成しております。現在全国百十か所で、北海道から沖縄まで自立生活センターができておりま
○参考人(中西正司君) この仕事のことについては僕はちょっと違った考えを持っていまして、就労、就労というのは最終目的になっちゃうわけですけれども、ところが、重度の知的の方とか身体障害の重度の人、それが就労を言われると、結局作業所の中でボール紙の箱作りをやるとか、何かボールペンのしんをくるんで作るとか、そういうふうな作業を何か一年じゅう、何十年もやらされるというようなことが起こるわけですね。 本人たちが本当に楽しんで人生を送っているの
○参考人(中西正司君) 中西です。ありがとうございます。 この自己消滅系というのは、福祉サービスというのは自立生活センターを含めて非常に特殊なものであると。だから、本来、社会が平等な社会であって、何も障害者が苦労しないで地域で暮らせるんであれば自立生活センター自体なくていいものだと、そういうことなんですね。 施設についても、施設自体は本来特殊なものであって、本来、地域でみんな暮らしていくべきものであると。ところが、施設という箱物
○参考人(中西正司君) 障害者も女性も、ある意味で社会の中で差別を受けてきた存在であるわけですね。この差別を克服するために、女性の場合は機会均等法を作ってやっていこうというような方向を取ります。ところが、機会均等法ができると、現実には五〇%、五〇%で男女が雇われればいいわけですけれども、ところが有能な女性だけ雇われて、ほかはパート労働者としてしか雇われないというような現実を迎えちゃうわけですね。制度を自分たちで作ったんだけれども、現実に
○参考人(中西正司君) ありがとうございます。 教育問題については、我々、今地域で統合化が図られるように、介助を付けて学校に行けるように、学内での介助が受けられるようにとか、教育委員会からお金が出て介助者を派遣したりとか、もうしております。そういうふうな配慮だけではなかなか解決しない問題があるわけですね。これはスウェーデンなんかでは、言葉が分からない人には日本語の通訳が付いて教育を受けられるというふうな意味では、障害を越えてそこで対
○参考人(中西正司君) 権利法には人権法と経済社会法とありまして、皆さん今雇用率のことをお話しされているのは経済社会法の領域なんですね。ところが、今ジュネーブに人権委員会があるんですけれども、人権法としてこのものを作らなきゃいけない。 人権法はどういうことかというと、居住の場は自由に選べると、これは施設じゃなくて。現実にこれは選べなきゃ駄目なんですね、選択肢として地域に暮らせるような状況を作らなければ選んだということにならない。それ
○参考人(中西正司君) 僕は障害者の所得保障を考えることからやっていった方がいいと思うんですね。年収三百万で、僕が考えるのは負の所得税というような形で、生活保護を取らなくても、百万稼いだら二百万は税金として還付されてくるというようなシステムを作って、生活保護を切っちゃえば一挙に三百万稼がなきゃいけないというのは苦労な話ですね。ですから、障害者は体力によっては週二日、三日という方もいらっしゃいますから、その範囲で働けると。うちの職場もそう
○参考人(中西正司君) 雇用の場で今起こっていることというのは、聴覚障害者の方が大分リストラされていますね。企業の方も、大分雇用を進めてくると、コミュニケーションの困難より、もう肢体不自由者でトイレとかを作ってやれば普通に働けるので、肢体障害者の方が雇用は楽だというふうな、大分企業も知恵を付けてきたという意味では、ある意味で分かってきたわけですね、障害のことが。それで、見た目は非常に聴覚障害者は良く見えるんだけれども、仕事の場での経験と
○参考人(中西正司君) 三障害を比べますと、身体障害は非常にサービスが良くなってきました。知的障害者もようやくホームヘルプサービスができて、生活保護を取ってホームヘルプサービスで地域で暮らすような道筋ができました。ところが、精神障害についてはまだこれ支援費制度の中に組み込まれてもいないわけですね。それで、障害保健福祉部の中で福祉課に属さないでサービスがまだ行われているという意味では異例のものなんですね。 なぜそうなってきているかと。
○参考人(中西正司君) 今日、いろいろ質問いただいたんですけれども、やはり雇用の問題に集中してきてしまったなと。障害者の問題は雇用の問題を中心に考えると間違えると思っているんですね。 実は、人権の問題とか、人間の尊厳の問題とか、そちらのベースの問題から考え始めないと、雇用の問題は現代の社会のやはりシステムですから、このシステムに障害者を合わせようとしても駄目ですね。システム全体を障害者システムに変えていかないと駄目だというのが今の状
○参考人(中西正司君) DPI日本会議と世界会議は国際的な障害者権利法の制定を目指して動き始めたところです。 それで、国際的な権利法については今ニューヨークで議論されておりまして、メキシコ案と中国案が出てきたわけですけれども、さらに今度DPI案というのも提出する予定で、今準備作成中です。 この国際法的な障害者権利法を進めるためには、まずこれを経済社会委員会のあるECOSOCのニューヨークからヒューマン・ライツ・イシューを扱うジュ