社会保障と税の一体改革に関する特別委員会
○五十嵐参考人 私も、税はできるだけシンプルであるべきだというふうに思います。したがって、反対でございます。
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発言数 182件
初発言日: 1975-12-05 / 最新発言日: 2012-06-08 / 1 ページ目 / 全体 10ページ
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○五十嵐参考人 私も、税はできるだけシンプルであるべきだというふうに思います。したがって、反対でございます。
○五十嵐参考人 おはようございます。五十嵐でございます。 私は、きょう、社会保障と税の一体改革の一環として検討されております消費税率の引き上げをめぐる論点の幾つかについて、日ごろマクロ経済の分析に携わっている者として、所見を申し述べたいというふうに思います。 私だけお土産を持ってまいりませんでした。申しわけございません。それと、箇条書きのメモでお話をしようと思っているうちに、だんだん膨らんでまいりまして、原稿を読むような形になろ
○五十嵐参考人 経常収支が黒字であるということはどういう意味かといいますと、国内に、国債に限らない、企業の債務もそうですけれども、全ての債務を国内で購入できるだけの、ファイナンスできるだけの金があるということでありまして、黒字であるということは、一〇〇%あるということですので、国債を一〇〇%、社債を一〇〇%、全部買うこともできるということであります。 そうなんですけれども、買うことができる金があるというだけで、買う義務があるわけでは
○五十嵐参考人 機械的に計算したらと申し上げましたとおりでございまして、三分の五倍していただくというお考えで結構でございます。
○五十嵐参考人 お答えします。 私の考えは、復興債のように将来の税収で償還するという考え方は、ましなものだというふうに思います。 こういう言い方はどうかとも思いますけれども、日本というのは国債の償還はやっていないということだと思います。償還は毎年やっているんですけれども、償還の財源とは何ですか、国債の発行だということであれば、要は借りかえているだけじゃないかということですよね。でも、借りかえたって新たな財源にはならないので、新規
○五十嵐参考人 全くそのとおりだと思います。 価格転嫁というのは、もちろん消費税は転嫁しないといけないということですから、やると思うんですけれども、大企業が中小企業に対して元値を下げろと、百に対して例えば一〇%消費税が乗っかるところだと値段が百十になるわけですけれども、元値を九十にすれば一〇%乗せたって百のままでいいじゃないか、こういうプレッシャーが当然かかるということだと思います。 ですから、これは消費税があろうとなかろうとこ
○五十嵐参考人 私は、制度の専門家ではございませんで、全くの個人的な感想を申し上げたいと思うんです。 少子化が非常に問題になっているわけですが、これまでは、例えば結婚して十五年以上たっているカップルが持っている子供の数というのは二人強ということでずっと続いてきた。合計特殊出生率が低下している中で、でも、ずっと、結婚している人たちの子供たちの数は変わらないという、つまり、少子化の最大の理由は、みんなが結婚しなくなった、こういうことだっ
○五十嵐参考人 増税だけでこの差を埋めるというのは、現実問題として非常に難しい。ただ、このまま手をこまぬいていくと、例えば、ギリシャになるとは言いませんけれども、ギリシャが陥っているような苦境になると、ともかく何が何でも赤字を削減しろ、どんなにみんなが苦しんでもしようがない、こんなふうになってしまいかねないので、ここを防がないといけない。 そういう意味では、私は、例えば、消費税というのはもっと引き上げていかないといけないと思いますし
○五十嵐参考人 最初にもちょっと申し上げましたけれども、増税を、はなからこれに使うんですという形で増税して、今までそこに使っていたお金はほかから持ってきたんですけれども、その浮いた財源をまた別の歳出に振り向けるようなことをすると、これは私が申し上げたようなまずいシナリオが実現してしまうことになりますから、今回の消費税の増税も、ことごとく赤字の削減に振り向けろというのは決して現実的な議論ではないので、ここは、私、政府の資料を何度読んでもよ
○五十嵐参考人 簡単に申し上げますと、私は弾力条項を何度か読みましたけれども、要するに、総合判断することだなというふうに受けとめました。そういう意味で、これはかなり政治判断に委ねることができるのではないかというふうに受けとめたんですけれども、ぜひそうすべきだというふうに思います。 つまり、機械的に、成長率がこれを下回ればだめだとかいうようなことを言って、うまくいくとは到底思えない。あるいは、消費税を上げるといったときに、きょう決めて
○五十嵐参考人 私どもが試算したところでは、二〇二〇年度にかけて消費税率を一五%まで引き上げたとしましても、二〇二〇年度においてプライマリー赤字は消えないというふうに考えております。これは、政府が考えている名目成長率は恐らく実現できないだろうというふうに思っているからであります。 そういう意味で将来非常に厳しいわけですけれども、一方で、国債が将来世代の負担になるという話も、親から引き継いだ国債を、子供は孫に渡し、孫はまたひ孫に渡すと
○五十嵐参考人 質問は、大きく分けて二つだったように思います。 まず、目的税の関係ですけれども、今回の道路特定財源、まさに目的税でありまして、道路を利用する人はほかの人と比べてある種の受益があるのでその分の負担をせよ、こういう話で論理がつくられてきたと思います。ただ、目的税は絶対一般財源化できないかというと、そうではありません。例えば酒税とかたばこなんかもそうだと思いますけれども、たばこや酒を飲む人たちはある種の特典的な利益を受けま
○五十嵐参考人 私は、この点に関して専門的な知識はございません。それで、正確な答えを出すことはできないので、勘弁願います。
○五十嵐参考人 五十嵐です。きょうは、お招きいただきましてありがとうございました。 私は、地方税財政に関して最も大きな影響力を持っていて、かつ、今日的な話題になっている道路特定財源に焦点を合わせまして、私の意見を述べさせていただきたいと思います。 事前に皆様にレジュメをお出ししておりますので、これに基づいてお話しさせていただきますけれども、時間が十五分という形で限定されておりますので、とりあえず概略的に全体的な説明をさせていただ
○五十嵐参考人 自動車については、先ほど申し上げませんでしたけれども、二つの観点から、少し哲学的にも考える必要があるだろうというふうに思っています。 一つは、このまま自動車社会を延長することが果たして日本国民全体にとって有益なのかどうかということであります。自動車の社会的費用については既に学術的にも有名な論文がありまして、やはり自動車社会については、環境その他いろいろな面から見直す必要があるというふうに言われておりまして、先進欧米国
○五十嵐参考人 きょうの新聞に日本の借金がどのくらいあるかということの数字が発表されまして、途方もない金額に膨れ上がっております。恐らく、少なくともここにいらっしゃる皆さん方が生きている間は絶対に返せないというぐらいの借金に膨れ上がりました。その内訳を見ますと、半分以上が公共事業費であります。やはり、どう考えても、日本は身の丈を超えた公共事業をやってきた。それを修正しなきゃいけないと思いますし、別なふうに言いますと、いわば土建型社会から
○五十嵐参考人 よい意見、質問をいただきました。 私自身は、一般財源化イコール暫定税率の即廃止なのかどうかについて少し迷っています。論理の筋と政治的な措置というのは、やはり異なっていると思うんです。私も法律家の端くれですから、暫定税率がずうっと続くというのは、やはり法律の筋論からしてこれはいけない。そういう意味でいえば、法律論からいけば直ちに廃止だというふうに私は思います。 ただ、地方だけでなくて政府全体の財政危機の中で、ある程
○五十嵐参考人 今も非常にいい質問だと私は思います。 計画は必要です。ただし、諸外国の計画と比べて日本の計画が少しまずいという点が私はあると思います。それは、修正するチャンスがどこにあるのかということです。 私はもう十数年以上公共事業を見てきましたけれども、率直に言いまして、例えば諫早湾干拓事業あるいはさまざまなダムがありまして、当初正しいと思った計画も、修正の動機づけがほとんどありませんので、だれが見ても客観的に時代が変わって
○五十嵐参考人 道路特定財源は一体どういうものかということを勉強する中で、高規格道路と地域間の連絡道路と、それから、現在地方自治体で道路計画として上がっているものをオーバーラップしてみました、ずっと順序で。そうすると、おっしゃるように、物の見事に中央集権的なヒエラルキー構造になっておりまして、非常に整然たる、ある種の体系性が見えてまいります。 では、末端、下から上を見てどうなるかといいますと、地方自治体の道路計画、特に今回、地方自治
○五十嵐参考人 特定の自治体名を挙げていいのかどうかわかりませんけれども、私自身は、長野県でそういう実例を見ました。あの有名な知事さんがおりまして、ダムを中止するときに、ダムだけじゃなくて一般的に公共事業全体が、ある種の、十億円で五十億の道路ができる、ダムができる、その他ができるという構造になっているので、これを全体的に変えたいと。変えるためにはどうしたらいいかということについて、もう一度、幾つかの原則を定めて、地域全体の道路を含めた公