「井上郁美」の過去の国会発言

発言数 30件

初発言日: 2001-11-27  /  最新発言日: 2007-06-13  /  1 ページ目 / 全体 2ページ

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2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 御紹介いただきました井上郁美と申します。 一九九九年十一月二十八日、今から七年半前になりますが、東名高速で酒酔い運転のトラックに追突されて、私たち夫婦の目の前で、三歳と一歳の娘二人が焼死するという事件に遭いました。 当時は、業務上過失致死傷罪と道路交通法違反、酒酔い運転という罪名でしか起訴されませんでした。刑事裁判が行われ、求刑五年という当時の業務上過失致死傷罪の最高刑が求刑されましたが、判決は懲役四年でした。異例

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 私たちも各地で講演などをさせていただいているんですが、この半年間で顕著な傾向が見えます。 それは、大企業さんあるいは大きな団体さんで、千人、二千人あるいは本当に何万人もの車通勤者、あるいは業務のために車を使われているその社名が入った車を社員、職員に使わせないといけないというふうなところが、やはり大きな団体であるだけに、どうしても酒気帯び運転で検挙される職員、社員が出てきてしまっている。何度言っても、誓約書を全員に書かせ

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 私も、最初のみずからの事故の刑事裁判の時に、どうして過失犯としかとらえられないのかというふうなことを、何とか検察を説得しようと、控訴してもらおうというふうに思ったりしているときに、いろいろと知人を通じて、アメリカの例あるいはイギリスの例などを調べていただいたりしました。そうしましたら、やはり諸外国では、日本のような、道路交通法、刑法という二つの法律の体系そのものが非常に珍しい法で、飲酒運転による事故というのは、もうアクシデ

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 私たちも、この三年近く活動をしている中で、この逃げ得という言葉が報道されればされるほど、ああ、そうか、そういう手があったんだというふうに気がついてしまう加害者予備軍という人たちが、ブラウン管を通じて、おお、そうか、そうか、お酒をさらに後から飲めばいいんだ、あるいは、助手席に二リットルのペットボトルを常に置いておいて、もし飲酒運転で警察に捕まったら、その場でがぶがぶ飲めばいいんだ、そういった手口を知らしめてしまうのではないか

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 私たちは、法務省、警察庁、検察の方々だけではなくて、裁判所にもっと足を運んでいただきたいなというふうに思っているのです。机上では、過失犯というふうなことで、うっかり見落としだとかわき見だとか、ブレーキとアクセルをちょっと間違えちゃったというふうなことが典型的な例として挙げられますが、やはり裁判を聞いていきますと、この人は起こすべくして事故を起こしている、いずれこういう事故が起きる運命にあったというようなドライバーが少なくあ

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 平成二十四年ということですから、まだ五年あるという意味では、厳罰化も大事なんですけれども、やはり長期的な視点に立って、若い人たちから安全運転の大切さということ、つまり、車の免許なんか取る前の小学生、中学生、高校生、特に高校生なんかは、早い学生さんですと、次の春休みから免許を取りに教習所に通いに行ってしまうというような、本当に逼迫した近い将来の話でもありますので、とりわけ学校での教育のあり方というのがもっともっと充実できない

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 私たちがとりわけ危惧しておりますのは、なかなかまだ意識を変えようとしない人たち、一体どういう人たちがいるのかといいますと、こんな大ざっぱな分け方はいけないのかもしれないのですけれども、悪気はない、けれども、ドライバーにも平気でお酒をもってもてなしてしまうという人たちが、まだ相変わらずいます。ちょっと差別的な感じかもしれませんが、どちらかといいますと、地方の年齢がある程度高い方々ですね。特に、飲酒運転の温床になっているのは冠

2007-06-13 衆議院

内閣委員会

○井上参考人 先生、とてもうれしいです、一つだけどうしてもお話ししたかったことがありますので。 昨年の八月の事件以降、連日のように飲酒運転、飲酒事故の報道が続いて、メディアの方も、それでも何で減らないんですか、まだあるんですよ、まだ出てくるんです、どうしてでしょうね、井上さんというふうな質問を投げかけられていらしたんですね。 とどのつまり、本当に軽い気持ちでやっている人たちは、もうあんなばかなことはやっちゃいけないというふうなこ

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 井上郁美と申します。 私は、一九九九年、平成十一年十一月二十八日に、東名高速道路を運転中に酒酔い運転の大型トラックに追突されて、後部座席で眠っていました長女奏子、当時三歳七カ月、次女周子、当時一歳十一カ月を亡くしました。法律には全くの素人ながら、多くの遺族と同様に現行法にさまざまな疑問を感じ、法改正の実現を待ち望んでいた者として、またそのための署名活動に取り組んできました者として、意見をきょうは述べさせていた

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 私たちの加害者は非常に謝罪がおくれまして、法廷が始まってからたしか三回目ぐらいの公判でもまだ謝罪の手紙一通すらこちらの方には送られてこないという状況でした。待たされて待たされてやっと来た謝罪は余り心のこもったものとは言えなかったんですが、一つ気になったのは、気が狂ったような行為を犯してしまって済みませんと。あたかもその日一日だけ気が狂っていたかのような、そういう記述があったことが非常に気になりました。 私たち

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) いわゆる犯罪の被害者に比べて交通事故の被害者は余りメディアから被害を受けるとか、そういうふうなことはないんですが、あえて言えば、やはり被害者全般に対する一般の方々の認識、気持ちが我々の要望しているものと微妙に食い違うということがございます。 説明がちょっと難しいんですが、例えば私は加害者に一刻も早く会いたい、加害者の会社、加害者の雇用主、そういうふうな人たち、一つでもいいから手がかりが欲しい、どのような人だっ

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 私は、多くの遺族がそうするように、書店や図書館に行って狂ったように事故関係の本を探しました。本当にわずかな数しか置かれていないんですが、その中でやはり後ろの巻末資料として被害者支援にかかわっている団体などの連絡先が載っておりまして、そこから被害者支援都民センターというところを知りました。その当時はたしか東京医科歯科大学の犯罪被害者相談室という名前だったと思います。 ちょうど被害者支援都民センターとして改まった

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) そうですね、私たちが署名活動を行ってまいりましたのは、必ずしも悪質な交通事故の被害者や遺族に限らず、いわゆる単純な過失によって家族を亡くされた方、遺族の方々も快く協力してくださった方がたくさんいらっしゃいます。 皆さんに共通しているのは、今の交通事犯の量刑はとにかく軽過ぎるということで、悪質な交通事犯でもせいぜい懲役一年六カ月、二年いけばいい方と、一人亡くなった場合ですね、そのような状況でありまして、実は私た

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 確かに、料金所の問題は、私たちの加害者は料金所で職員に呼びとめられて、あなたは足元がふらついているんじゃないですかというふうに言われたのにもかかわらず、大丈夫です、風邪を引いただけです、薬を飲んだから大丈夫ですというふうに振り切って、そのまままたハンドルを握り締めて事故を起こしたという、そういうかなり故意に近いことをしているわけです。 私たちの目から見ると、問題はどこにあるかといいますと、結局、公団の職員は警

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 江田先生のおっしゃるとおりで、多少やはり誤解を招いてしまっているところがあると思うんですが、めり張りといいますものの悪質であるものを一方で規定して、それ以外のものがすべて軽微なというふうに誤解されてしまっているところが大きいのではないかなと。その誤解は今徐々に解けつつありますし、またこれが運用されていきましたら、実際問題、二百十一条の第二項が適用されるのは、死亡事故はもともと、そもそも該当しないというところで、じ

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 事故に遭ってから、いわゆる悪質な交通事故の量刑の相場でさえ、懲役三年でも極めて重い方だと。この場合は、私たちの場合は、死亡者が二人出ましたので、四年でも精いっぱいやったんじゃないかというような言葉も弁護士の先生方からいただきました。 そうしますと、結局、この日本でこの時代に事故に遭ってしまったのがそもそも不運だったのかなというような、そういう議論になってきてしまうのではないかと。外国では、同じような事故をプロ

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 確かに、私の主人も再手術を何度も何度も受けないといけないであろうと。それは時期を見計らいながら、今、一応仮に仕事には戻っておりますが、やはり週に三、四回はリハビリのために仕事を抜け出して、二時間、三時間、通院しないといけないという状態が今後も続くというふうに予想されています。そういう意味では、非常に職場にも迷惑をかけるものでありますし、本人にとっても負担でありますし、また家族にとっても負担です。 やけどで、幸

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 私が自分自身の事故を通して思いましたのは、職業運転手が私たち普通乗用車の免許証とは違う免許証を持って、車を運転することを自分の生活のためにやっているのであれば、当然プロとしての認識は全く別格のもの、もう格段に上じゃないといけないというふうに思ったんです。 そういう意味では、過積載など、職業運転手が犯してはならない違反、そういうふうな違反に対してはより厳しく罰していただけないかというふうに思っています。

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) 私たちも千葉県知事になられました堂本暁子さんとこのたびの県議会で、やはり千葉県でもそのような免職規定を入れられないかというふうに、秋田県でも現に行われていますというふうに、私たちもそういう新聞記事を拝見しまして、堂本知事様も非常に意欲的に交通問題に取り組まれていらっしゃいますので、そういうふうなことを交通安全条例としてまず入れていこうと。 やはり、いきなり国家公務員にまで上げるのはやや難しいのか、対象者が多い

2001-11-27 参議院

法務委員会

○参考人(井上郁美君) やはり、一番疑問に思いますのは、加害者と被害者の直接の接触が余りにも少な過ぎるのではないか。加害者に関する情報が私たちには、公判になってからほんの冒頭陳述で読み上げられるわずかなもの、あるいは本人が証言するわずかなことを手がかりに想像していくしかないというようなことが非常につらい気持ちになります。ほかの方々でもなかなか加害者の、どのような環境に育ったのか、どうしてそういう事故を起こしてしまったのかという一番知りた

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